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ステンでφ4パイプ状の部品加工方法を探しています
- 外径がφ4、内径がφ1.2、長さが39.5のパイプ状の部品を作る方法を探しています。パイプの両端の一方の先端には幅1.5mm、深さ1mmの溝を加工し、反対側の先端にはM3のおねじを長さ8mmほど切りたいのです。材質はSUS304を考えています。
- このような部品を製作する事は可能でしょうか?例えば、少し太めの丸棒に細穴放電加工で貫通穴をあけて、旋盤で加工する?ような方法で製作できますか?
- ご教示をお願いいたします。
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参考程度に 私なら細穴放電で穴あけして 2ヶ取りでやりたい 1.全長 79+仕上げ代+切代 の素材を用意 2.旋盤で両端にセンター加工(細穴放電で使うのではない) 3.細穴放電で加工 4.旋盤で掴んでセンター押し 5.可能ならねじ加工含め全加工 6.掴み替えてもう片側も加工 7.センターが不可なら両端面を追い込み 8.切断して端面仕上げ 空気穴程度ならそんなに心配せずとも大丈夫 ドリルで加工より問題は少ない。 お分かりと思うが 先にセンターを加工するのは 細穴での位置ズレを警戒しての事です。
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再出です。 昔、繊維業が発達していた地域で、繊維機械を製造していた地域では、小さな穴を 長く加工する技術は“ノズル”等のパーツからノウハウを持っています。 見積り依頼等をしてみれば良いと考えます。 それか、この森関連で、見積り依頼をするかです。 この森の上部に“エミダス工場見学”や“発注情報”がありますから、確認してみてください。 “化繊ノズル”まで貴殿にて確認ができれば、後は問い合わせにて対処可能と思います。 後は、早目に閉じましょう。
お礼
アドバイスありがとうございます。 化繊ノズルというものも初めて耳にしました。 大変勉強になります。 結果的に細穴放電加工を検討してみることにしましたが、教えて頂いた エミダス工場検索で近場に加工屋さんを見つける事ができました。
L/D=33Dの超深穴加工でソコソコの精度が要求される場合は、内部給油穴 付きの超硬ドリルが不可欠で、ドリル軸心給油+5~7MPaの高圧クーラン ト機能付きの小形CNC旋盤が必要となります。 もし、機械をお持ちであれば、ドリル3本で加工が可能と考えます。 http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b129j.pdf ?φ1,2×1Dでガイド穴を加工 ?φ1.2×25Dまたは30Dで、深さ30~35mmまで加工 http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b122j.pdf ?φ1.2×溝長60で貫通するまで加工 切削条件および加工方法は、各々のカタログに記載されています。 回転速度は5,000min-1ぐらいは欲しいところです。 ?を省略することも可能です。しかし?だけで加工すると時間がかかり、 かつドリルの寿命が短くなることが懸念されます。 書き忘れましたが、穴加工する前に、端面をキチンと仕上げることが 不可欠です。 付加価値(≒難易度)の高い加工では、場合によって、上記または(1)さん ご回答の通り、それなりの設備が必要となります。 しかし、それでも加工賃が抑えられる今日この頃...(泣) これが量産部品なら、ドリルによる穴加工が活用されています。 回答(5)氏が書かれている、化繊ノズルにも用いられています。 (これほどの深さは有りませんが) パイプのご活用も良いアイディアだと思います。 >回答(4)の小径オイルホール付ドリルは使った経験無いですが、 >設備とノウハウが必要と思え、量産部品でないなら細穴放電が勝り >ます。 別に競争しているわけでなく、方法の一つを回答しているだけです。 油穴付き極小径ドリルのご知識も使った経験が無いのなら余計なこと は書かないで頂きたい。 いつも上から目線のモノ言いで、極めて不愉快。 解決できるメドがたち何よりでした。 >吸着パッド用のチューブなのでエアーを通すだけで >内径の精度はそれほど要らないので のコメントを見落としていました。 回答(3) ”自身なし”ならクドクドねちねち書き連ねないで頂きたい。 >http://www.morpha.co.jp/anaake.html ってお知り合いですか? それとも、地球上のすべての細穴加工屋さんが油穴付きドリルを 使用しないといったリサーチをされたのですかね。 と、いうことで、小生の回答は閉じます。
お礼
回答ありがとうございます。 自社に本格的な加工部門が無いため、現場をあまり知らないので、 こちらで質問させていただきました。 ※普段使っている外注の加工屋さんでは、断られました。 こちらで皆さんのアドバイスを読ませて頂くとドリルでも条件によっては 製作は可能なようなのですが、相当高価なものになりそうですね・・。 ひょっとして1本数万円とか・・・。 不本意ですが、外形φ3、内径φ1の既製品パイプが見つかったので これを加工して作る検討もしている所です。 何度もアドバイス頂きありがとうございます。 みなさんのご意見を拝聴し、細穴放電での加工と、寸法を妥協して 既製パイプから加工する方法と二通りで検討してみる事にしました。 しかし、おかげさまでドリルで加工する方法も知ることができて 大変勉強になりました。
ドリルに何を使うかが問題です。深穴に適するオイルホール付はφ3以上。 OSG小径ステンレス用ドリル http://www.osg.co.jp/products/pdf/n-78_mrs_vol2_1011.pdf φ1.2×L14.4 ハイスの並級 不二越 AG パワーロングドリル http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/web/tool/handbook/2003-17_drills.pdf P.118 深さを前者以内に値切りたいところ。無理なら後者併用。 >少し太めの丸棒に細穴放電加工で貫通穴をあけて、旋盤で加工する ドリルでの難しさを認識されているのが察せられ、それも検討対象ながら、難しい点があります。 併用は却ってドリルが折れやすくお奨めではないでしょう。 細穴放電はスピードは充分対抗出来るが、穴の形状精度がイマイチ。 ワイヤーカットで仕上げたいが、ワイヤー径φ0.2~0.3でも細いφ0.1でも仕上げにくい。 細穴放電のスピードは凄いです。但しφ0.5までが最も得意で太くなれば落ちるにしても http://www.sodick.co.jp/product/drilling/k1c.html φ1 150mmを6分20秒。材質は不問 φ1.2は電極が無いから、φ1+放電ギャップ+芯振れでφ1.1程度。 設備がありさえすれば加工条件はお任せで腕に関係なくスイッチポン。 回答(4)の小径オイルホール付ドリルは使った経験無いですが、設備とノウハウが必要と思え、量産部品でないなら細穴放電が勝ります。 材質 SUS304 を快削 SUS303 に変更可能なら卓上旋盤のお仕事です。5個程度までなら自分でやってました。なので材質も要検討。 それでも長さ 39.5 はドリル長がキツイので片側からφ2程度でヌスミを入れたい。 しかし世情、そのような零細外注が滅んできてるのでしょうね。。。 繊維ノズル? 公差の格が違います。 http://www.nippon-nz.com/product/01.html φ1.0~2.0 深さ径比 1/1~25/1 スペシャル±0.003 スタンダード±0.005 各社共通の規格と思しき。 細穴加工が得意と掲げる加工屋さん http://www.morpha.co.jp/anaake.html 機械加工 φ1~1.29 最大穴深さ19.9 なので小径オイルホール付ドリルでの加工は挙げていない。しかし加工に必要な高精度機は保有。 そのままなら、此処でも細穴放電を使うでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 説明不足で申し訳ありません。 部品の用途が吸着パッド用のチューブなので、内径のφ1.2に関しては エアーを通すだけなので精度はあまり必要でありません。 このような条件なら内径は細穴放電のみで仕上げ無しでいけるのでしょうか? また、コスト的にはドリルで加工した場合とどちらが安く上がるでしょうか? さらなるアドバイスありがとうございます。 みなさんのご意見を拝聴し、細穴放電での加工を検討してみる事にします。 幸いエミダスの工場検索で近い所で細穴放電加工機とNC旋盤を持っている 加工屋さんを見つけられました。 一度相談してみようかと思います。 用途が吸着パッドのチューブですので、精度はそれほど要らないですが コストもあまりかけられませんので、寸法を妥協して既製パイプから加工 する方法と二通りで検討したいと思います。
加工屋さんですか? │←──────── 39.5mm ────────→│ │ │ →│1.5 │←──── (30mm) ───→│← 8mm →│ ↓ │ mm│ │ │ ─────-─┼──┏━━━━━━━━━━━━━━┓ │ ↑ 1.0mm │ ┃ ┣━━━━━┓ │ ──-──┏━━┫ ┠─────┨ │ ↑ ──┠ - ╂ - - - - - - - - - ╂ - - - ┨ │ φ2mm ↑ ┃ ┃ ┃ ┃ │ │φ1.2mm╂──╂・─────・─────・─╂───・─╂ φ4mm│ ↓ ┃ ┃ ┃ ┃ │ ↓ ──┠ - ╂ - - - - - - - - - ╂ - - - ┨ │ ───-─┗━━┫ ┠─────┨ ↓ 1.0mm ┃ ┣━━━━━┛ ───────-──┗━━━━━━━━━━━━━━┛ ↖ ↑ ╲_M3_ の内容なら、旋盤で加工できませんか? 持ち替えにて、両側からのφ1.2mm穴加工は、やはり無理ですかね。 放電加工にて、下穴加工的な加工をするや、両端面をキチンと仕上げていないは、ドリルに 偏荷重が掛かり折れる原因となるのと同じで、やめた方が良いでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 当方、駆け出しの設計者です。 ほぼ描いていただいたとおりの形状です。 (AAでここまで描いていただいてありがとうございます。) 現場をあまり知らないので良い方法が分からずに質問させて頂きました。 吸着パッド用のチューブなのでエアーを通すだけで内径の精度はそれほど 要らないので、放電加工のみでいけないかと考えたのですが 甘いでしょうか?
>>少し太めの丸棒に細穴放電加工で貫通穴をあけて、旋盤で 加工する? http://www.sodick.co.jp/product/drilling/k1c.html これがあれば可能
お礼
回答ありがとうございます。 実は放電加工もあまり詳しくは無いのですが、こちらの機械は 一般的な細穴放電加工機と比べて特殊なものなのでしょうか? それと、φ1.2の穴をあけようとした場合、電極も同径のものが 必要になるのでしょうか?
お礼
非常に具体的なご指導頂きありがとうございます。 アドバイスを頂いて、自分でも最初に想定していた細穴放電加工を 検討してみることにしました。 幸い近場に細穴放電加工機とNC旋盤を所有している加工屋さんを エミダス検索で見つけられましたので、アドバイス頂いた方法を下地に 相談してみようと思います。 ありがとうございました。