窒化処理による疲労強度の上昇と引っ張り強さの低下の理由

このQ&Aのポイント
  • 窒化処理をすると疲労強度は上昇するが、引っ張り強さは低下する。
  • 窒化処理による疲労強度の上昇は、硬度の増加によるものである。
  • 一方、引っ張り強さの低下は表面の脆化により、クラックの発生が容易になるためである。
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  • 締切済み

窒化処理

窒化処理(ガス窒化、ガス軟窒化、塩浴軟窒化)したら疲労強度は上昇するのに引っ張強さが低下するのはどうしてでしょうか。 すいません。抜けていました。 ?SACM645未処理材 VS SACM645ガス窒化 ?S15C未処理材 VS S15Cガス軟窒化 ?S15C未処理材 VS S15C塩浴軟窒化 の疲労強度と引っ張り強さです。 勘違いはしていないと思います。この結果はとある文献に出ていた結果で結果のみでその理由については述べていません。 変形が延性→脆性へと変化しているのは確かなようです。 「硬度が上がるとねばりは低下する」は理解できます。しかし、 「硬度が上がるとねばりは低下する」→「引張り強さ低下」が理解できません。 できれば素人でもわかるような説明をいただければ幸いです。 ただ、1つ仮説はありますが、素人のたわごとだと思って聞いてください。 「表面が脆化している」→「比較的小さい伸びで表面にクラックが入る」 →「クラックを起点として中の延性部はへき開破壊(クラックがあるため、大きな引張り力は不要)をする」

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

硬度が上がるとねばりは低下する・・・これは言わずともお分かりになるのでは? 単純な理屈な気もするのですが、私が無知なのかな?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

何と比較しての内容でしょうか? 以下のサイトを確認して下さい。 http://www.hatta.co.jp/jigyoubu/ion2.html http://www.kyokutou-tikka.com/cgi-bin/kyokuto/siteup.cgi?category=1&page=0 クロムやモリブデンを含む鋼では、窒化により硬度が増します。 そして、原則的に、鉄系では硬度と引張強さは比例関係です。 また、窒化は、表面の一部を硬化させる目的が多い使用法です。 その辺で、勘違いをしていませんか?

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