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HRCの硬さ比較
- 一般的に炭素を多く含む素材の方が焼き入れた場合硬くなりますが、具体的な硬さ比較については調査が必要です。
- S45C<SK4<SKH57<SKD11の順番で炭素の含有量が増えますが、焼入れ方によって硬さが変わります。
- HRCでの硬さ比較に関する詳細な情報を提供するサイトは見つかりませんでした。
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熱処理会社に勤務し40年です。 高周波、浸炭、ガス窒化等業務範囲です。 炭素鋼は最高硬さHRC65程度です。 S45Cでは:55~58HRC SK4 :62~64HRC 後は大して差は出ないですが炭素含有量に応じる事が原則となっていますが レアメタルの含有量に依っても差が出ますね。 以上
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≪Q1≫ 一般的に炭素を多く含む素材の方が、焼きいれた場合硬くなるのでしょうか? ≪A1≫ YESです。また、 炭素当量(%)= C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 で表して、溶接割れ(余熱が必要か否かの…)等の判断をしたりします。 その他は、他の回答者と同じです。
お礼
勉強になりました ご回答誠にありがとうございました。
一覧表になったサイトがあるはずですが見つからなかったので、 大元のJISを挙げておきます。直接入れないので番号を入力してください。 G4401 炭素工具鋼 G4403 高速度工具鋼 G4404 合金工具鋼 S45Cは炭素量が低く、硬く焼き入れるのは困難です。(HRc50まで?) 他は、硬さだけなら大きな差がないです。 SK4でも水焼き入れするならHRc65までは可能です。但し焼き入れ歪みが大きい、焼き入れ深さが小さいので、大物は焼き割れを起こし硬くするのは不可能です。 それ以上のハイス、ダイス鋼はSKより次の利点があります。 ・焼き入れが均一に入る、焼き入れ歪み小→大物が可能 ・高温まで強度が落ちない→耐摩耗性が良い またハイスは二次硬化という、焼き戻しをして更に硬くなる特性があります。
お礼
ハイス、ダイスには焼入れが均一になる利点があるのですね。 参考になります。 ありがとうございました
焼き割れ、歪みの懸念を考えなければ 硬さは、熱処理条件を変えれば如何様にも出来ます。 まずは、JIS鉄鋼便覧を参照されたらどうでしょうか。
焼き割れ、歪みの懸念を考えなければ 硬さは、熱処理条件を変えれば如何様にも出来ます。 まずは、JIS鉄鋼便覧を参照されたらどうでしょうか。
お礼
一度拝見したいと思います ありがとうございました。
お礼
参考にさせて頂きました。 ご回答ありがとうございました