摩擦磨耗試験での荷重設定について

このQ&Aのポイント
  • 現在行っている摩擦磨耗試験では、様々な表面処理を試しています。
  • 10kgの荷重をかけて金属片を金属板の上をスライドさせ、磨耗の程度を評価しています。
  • しかし、表面処理の耐摩耗性には荷重または面圧の限度が存在するのでしょうか?
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  • 締切済み

表面処理による荷重の関係

現在、摩擦磨耗試験というのを行っております。 いろんな表面処理を試していて、10kgの荷重をかけた金属片を金属板の上をスライドさせてどのくらい磨耗するのかを評価しています。 ハードクロムはよく焼きつきが起こったり、DLCだと磨耗しにくかったりとそれぞれの表面処理の特徴があります。 そこで、ひとつ質問なのですが、摩擦磨耗試験で10kgというのが果たして妥当なのかどうかと考えております。材料の特性で引っ張り力の限界で降伏点というのがあるように、表面処理の耐摩耗性でも荷重又は面圧の限度みたいなのはあるのでしょうか? たとえば、ハードクロムメッキは○○kgf/mm2までの荷重までなら焼きつかないとか・・・

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

摩擦は複雑な現象なので、評価も難しいとは思いますが、御参考まで。 荷重を変えて測定し、焼付く限界の面圧(P)を求めるという試験方法も一般的です。摺動の速度(V)も影響しますので、掛け合わせたPV値で評価することが多いと思います。 摩耗量の差を見るなら、全ての試料が焼付かない範囲でなるべく大きいPV値で試験すれば、差が出やすいと思います。 相手材や雰囲気、面状態なども大きく影響しますので、注意して下さい。

参考URL:
http://www.nittan.co.jp/tech/tech_index.htm
noname#230358
質問者

お礼

にったん様 アドバイスありがとうございます。 面圧×速度で評価ですね。これは摩擦力の仕事率ということになりますね。 参考URLも参考にさせていただきます。

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