外形線と寸法補助線の関係とは?
- 機械設計やCADで図面を描く際に、外形線と寸法補助線は接して描くべきか離して描くべきかについての議論があります。
- JISの規定では、寸法補助線と図形との間をわずかに離してもよいとされていますが、社内規定に準じるのが一般的です。
- 一括で寸法補助線と外形線を付ける操作の方法はまだ見つかっておらず、一箇所ごとに伸縮や延長コマンドで付ける方法が一般的です。
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外形線と寸法補助線の関係で・・えっ!
機械設計、cadで図面を描く場合に 外形線と寸法補助線は 接して(くっつけて)描かなければならないものでしょうか。 先日キャリアの長い方との話題の中で 「外形線と寸法補助線はつけて描くのが今の常識で 離して描くのは昔のことだから・・」 と言われ、離して描くのが常識としてきた私にとっては驚きでした。 jisでははっきり規定されたような文言は見当たらないと思います。 私が時代遅れか、その方の企業の規定か、業界規定か、好みの問題か、今のjisでうたわれているのでしょうか・・・。 時代遅れのままでは早急に改めなければなりません。 個人的意見とすれば、描く側とすれば、この件は端末記号(寸法先端スタイル)同様、携わる企業(社内規定)に準じるのは当然のことであります。 でも見る側とすれば「少し離れていたほうが視覚的に識別しやすい・・」気がします。 各業界で図面を描いている皆様、加工、営業で見ている皆様、仕事場での規定もふまえて考え方も含め ぜひご意見お聞かせください。 初歩的な内容ですがよろしくお願いいたします。 まずは「曖昧かつ、規定されにくいが日々接しているだろう」件について 皆様、貴重なご意見、アドバイスを頂きましたことに感謝いたします。 もう少し状況を説明いたします。 アプリケーションソフトは2DでCAE2D、私は使い始めて間もないですが、AUTOCADに慣れています。 この話題で登場?した方はほぼCAE2Dでの経験で描いてきた方のようですし、そこでの社内規定で長く経験積まれてきた方であり、設計全般で日々学ばせていただいております。 メーカーです。 同じ仕事をしております。 このソフト、画面上「線の太さは色で」識別され、出図は概ねA3第二原紙(トレぺ)。以上のことを付け加えます。 頂いたアドバイスから改めてJIS規定をみてみると JIS B0001「機械製図」 「~ただし、寸法補助線と図形との間をわずかに離してもよい。」事からすれば 「離さない」を基本として「離してもよい」ということに日本語解釈ではなるようですね。でもそれは「重箱の隅つつき的」に言えばです。 結果として「どっちでもよい」のです。 しかし現在携わる状況がメーカーである以上「社内規定」に勿論従います。 膨大な図面に共通したものがなければ複数での見やすさにはならず、加工でも見間違えミスが発生しやすいことも想像されるからです。 反面個人的考え方として、 「ミクロ的とマクロ的な見方」「最新の情報」は仕事をしていく上で大事にしており、どの範囲での「常識」か知っておく必要がありました。 というのも、現状「作図時間短縮」「作図ミス」にかなり影響あるからです。 旧図の変更が多いのですが、「外形線と寸法補助線」は殆ど接してません。 仕様等のメイン内容変更修正とセットで「全ての線をつける」作業があるのです。 全箇所「伸縮、延長」的コマンドで・・・!!?。 当然出図すれば「やり残し」があればわかりますが、その段階では・・・。 早急に「ウィザード上の一括操作で・・」できないか探します。 CADは「設計を支援してくれる高級な道具?いや仕事をしていく上でのパートナー」 であるためにはその設定は必要で、仕事のアウトプットを大きく左右しますから。 求める場が違えば180度違う「常識」も勿論存在するでしょうし、「利益、利潤」という観点で「仕事」と考えた場合は言わずもがなになります。 「画面上で一箇所ごとウッカリ忘れがないか・・」の確認で時間かけるより、一括変更設定を探したい私ですが、「一箇所ごと付ける操作をし、やり忘れを画面上で発見できなかった場合」の私はCADオペレーションがまだ未熟ととられる見方もあるかもしれませんね。 初歩的な内容でしたが私個人的には広いものを得ることができました。ありがとうございます。 各業界、各々の専門家の方々、アドバイスいただき 感謝いたします。 さて、その後です。 悲しいことに、CADの設定で「一括で寸法補助線とつける操作」は発見できないままです。 取説では該当するような項目が見当たらない のと 周囲の人々は一箇所ごと 「伸縮、延長コマンド」でつけているようです。 もし、どなたか 「CAE2D で一括で寸法補助線と外形線を付ける操作」とご存知の方いらっしゃったら 是非教えてください。お願いいたします。 日々、ジリジリしつつ、クリック操作を速くしている訓練?しているのです。 「つける」理由は「そういう決まりになった」「見やすい」ということのようです。 外形線周辺に「面の粗さ表示」で△が三発!がひしめきあっていたりしている図面も扱ったりします。そんな状況をふまえると・・ 「つけるほうが 見やすい」に至った状況もなるほど・・とうなずけてまいりました。 現在の個人的なポイントは 「図面内で図毎、揃っているのが見やすい」気がします。 まあ、規定なんで以前より勿論 つけて ますよ。 でも お蔭様で すっきりいたしました。 海外で、faxで、camで、製品により、ソフトにより、3Dの図面でも違うことでしょう。 各方面の皆様ありがとうございました。
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離します派に一票っ! 理由はFAX。ここ最近は国境を越えたFAXも多用されてます。そうするとそちらの通信事情等もあり非常に荒いFAXが到達します。その場合はほぼ線幅の識別は不可能になります。 ですので線幅に頼らない作図を心がけています。 もっとも線幅だけでなく、お隣中国などは一角法が主流の為に表裏反対に出来てきたりと様々な問題があるのが現状ですね。 それらに一つ一つ現時点でのもっとも状況に合う形を考えながら対処しています。朝令暮改も当たり前。相手(加工先)によって変えるのも当たり前です。 「図面は設計者の意図を伝える書類の一つに過ぎない」が私の図面に対する基本的な考え方です。そのための共通語がJIS(日本国内限定ですが)であると考えております。 更に一歩進めると関西企業では会社内でも関西弁で話をするように(共通語を使わない方がスムーズな意思疎通が可能)、コンセンサスの取れた相手に対してはJISの準拠も絶対的なものではないと考えています。 そしてこれらは日々刻々と変るものとも認識しております。 なので*今は*離すに一票
私は離して書いています。 離す理由として、 ?加工屋さんに図面をFAXすることが多く、FAXすると 線種が同じような太さになって見にくい為 ?CADの設定がはじめから離すように設定されていた ?図面を書き始めた時の先輩の影響 以上が理由ですが、間違いなく加工品ができあがればどちらでも いいのかな?!とは思いますね。
おはつです。けwぴえさんが概ね納得されたようなので細かい話は抜きです。 図面とは何ぞやを問いかけるのが一番のポイントなのでしょう。 「物を相手に正確に表現する」 誤解の無い表現方法がいちばんの適切な手法ではないでしょうか? 無論、会社の方針があれば従うべきでしょう。 但し、その手法で説明するべき相手が困惑しないことが前提です。 作図、設計の手法はジャンルは業界により様々なので万国共通とはいかんし難いと思います。 たとえば精密機械、基盤設計などを扱う場合と大型重機はまったく違いますし機械関係と建築関係でもまったく違ってしまいます。 私は15年以上製造業でCAD設計をしていますが業者とのやり取りが多くFAXも多用します。(最近はメールも増えましたが) FAXは詳細部が見えないのが前提なので詳細図も必需品です。 原紙を使いレーザーで型切にも使います。(製缶加工の精度ですが) そのため使用用途では外形線と寸法が接触していると不具合が多発しますのでその都度図面を変更する手間を省く為、はじめから非接触にしています。 ところで けwぴえさんは昔の図面を修正することも多いとのこと。 統一性をもたせる為に修正を行う様ですが、私は逆に懸念を覚えてしまいます。 図面を弄るということは新たに意図しない修正を行ってしまう可能性が拭えないからです。 良くあるケアレスミスは寸法拾得ポイントがズレてしまう等です。 発行済みの図面は極力手をつけないのが良いと思いますが如何でしょうか?
私は現在離す派です 入社した会社のCADがそうであったからです。 ただ学校ではくっつけて描いてました なので最初は違和感を感じましたが、先輩の指導もあり疑いなく離してました(笑) どうも弊社では見栄え上離した方が見やすいということらしいです 皆様の回答いろいろ参考になりました ありがとうございます ちなみに線幅ですが、これは図面屋としてきちんとメリハリをもって描くのは常識だと思います 私は手書きの頃は細線はシャープペン、太線は鉛筆で書き分けたものです CADでもしっかりと区分けして描くことが出来るので 私はこれを間違えていたら描きなおしさせます
くっつける派です。 もし離すと四角形を書いて、水平寸法を書いて、次に垂直寸法を書くときに外形線と引き出し線の端点の区別がつきません。外形線をひろうつもり寸法引き出し線の端点をひろって寸法が間違ったことが多くありました。拡大して点をひろえばいいのですが。うちのCAD以外では間違えないかも。 離すと点が2箇所になるので嫌いです。点をひろうのを間違えてお釈迦を多く 作ってからくっつける派になりました。 CADPACです 正確にはCADPAC-FUSION2004だったような。 説明書は誰も読んでいません。皆、いきなり使っています うちでは、はなす派、ひっつける派が半々でしたがひっつける派が多くなりました。
補足
具体的実例 (実害?)で・・のご説明で 理解しました。 用心のひとつに加えさせていただきます。 ところで ご使用ソフトは何ですか? よろしければおしえてください。
毎度です。 私は両方使い分けてますが、基本はくっつけ派です。 ただCAD図から直接CAMデーターを作る時、外部からデーターを貰い、 CAMにするとき間違えやすいのが泣き所ですかね。 (あくまでも私の場合ですが・・・) やはり見やすい、わかりやすいのが一番ですね。
僕はくっ付けます。 外径線は太い線で表し、寸法線は細い線で引いているから通常は離す必要もないからです。 ですが、場合によって、まれに離して画きます。 それは「見やすさ」で判断しています。 僕は、図面は読み間違いを少なく、いかにわかりやすく画くかが 重要だと思っていますので、回答6のYufuさんのようにどっちでもいいのでしょうね。
私は、つけます。 くっつける派 1、4、6、9 計4票 離す派 2、3、4、5、6、7、8 計7票 理由は、 1.図面を描き始めた頃(手書き)そう教えられ習慣化した。 2.板金図面が多く、離すと「内寸」「外寸」が分かりにくい場合がある。 因みに、くっつけても分かりにくい場合は寸法値付近に文字で明記する。 3.離した方が良いとか、そうしなさいと言われたことがない。 CADでの線の太さや補助線の描き方については 最初に覚えたCADは線の太さもJIS通り(3種類)で 補助線のデフォルトもくっついていたのでそのまま使用した。 autocadを使うようになってもその習慣を引き継ぎました。 現在、autocadも画面上で色に関係なく線の太さを簡単に変更できて 画面上に太さを表示出来るようになってます。 印刷は、以前から線の太さを変えられたので困ったことはありませんでした。 私自身は、習慣に支配されているのか? 離れている図面を見ると 違和感を感じます。
質問者さんが総括していないにも関わらず他人が勝手に総括してみました くっつける派 1、4、6 計3票 離す派 2、3、4、5、6、7、8 計7票 数字は回答者番号 8番は私 <離す派です 基本的に個人が「そうしたほうが望ましい」と読み取れるほうを 勝手に判断させていただきました 4番、6番さんはCADによって両方としているので両方に票を入れました 「オレは違うぞ」という方すみません、勝手に御自身で修正して下さい 質問者さんにお願い 当分このスレは締めないで頂きたいものです 少なくともアンケート的にそれなりの数がまとまるまでは 今後の回答者さんにお願い「離す派 8票目」とか書いて頂ければと思う この次にJISが改正に成る時にこのサイトの意見が反映される事を望みます 従来はどこかの大学教授とか業界の重鎮と呼ばれる方々が決めておられる様です 要するに「現場の意見など知るか!」と決められていると憶測できる 大体において業界の重鎮様が御自身でCAD操作なんてしないでしょう もし、このサイトをJIS制定関係者が見ておられたら現場の意見を取り入れる 仕組みを考えて頂きたいものです
補足
総括していただきありがとうございます。 JIS 関係者 がみているといいですね
規定がないならどちらがいいのか?は個々の主観、判断により分かれますし、 離すか付けて補助線を引くかは会社、所属部署の判断になると思います。 それと、「外形線と寸法補助線はつけて描くのが今の常識で 離して描くのは昔のことだから・・」 と聞いた場合、ここでのキャリアの長い方の言われる”常識”は その方が接して来た図面の範疇での常識と受け止め、それが社会、業界の 常識とイコールとは思いません。そうですか位に聞きます(余計な話でした) 私は補助線を離して書いて実害がないなら離して書いた方がよいと 思います。 その理由は付けて書くより離して書く方が図面の読み取り易さでは 優れていると思うからです。 補助線を付けて書いた場合の外形線と補助線の見分け方は、 線の太さの差のみであるが、この線の太さの差はすぐに失われる場面が 幾つもありますし、日常業務でもよく見かけることです。 離して書いた場合は、線の太さの差が失われても外形線と補助線が 離れているため、外形線と補助線の違いを読み取る術がまだ残ってます。 補助線を離すか付けるかは、けwぴえさんの所属部署の判断となるとは 思いますが、補助線を離すか付けるかの私個人の意見としては、 離して書いた方が無難という所に落ち着きます。
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