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切削温度の境界はどこ? NC旋盤の加工油選びのポイントとは
- NC旋盤で加工する際、加工油を水溶性か不水溶性か選ぶ場合、どのような判断基準があるのでしょうか?
- 切削温度とは切削条件からなるものであり、切削温度が高すぎると油煙やチップ寿命の悪化を引き起こす可能性があります。
- 切削温度が油性の限界を超えている場合、不水溶性の加工油を使用することを検討してみてください。
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油煙がひどく、チップ寿命が悪くて・・・・ これは明らかに冷却不足による物です、最近のチップ材種は切削速度が200以上というのも珍しく有りませんからそれに比例して刃先温度もあがります。 水溶性をお勧めします。 どうしても油性を代えられないのなら、ノズルの向きを変えてください 通常クーラントは削っている箇所を狙っていますが意外と刃先には掛かっておらず 削った切り粉に掛けている場合があります 対策としてはノズルをチップ上面と平行にし削っているポイントを狙う もしくはバイトの下から掛ける事です もちろん両方やれば効果的だと思います。 最近は水溶性でも油性に近づいた物が有りますのでそれにトライするのもいいかと思います。
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自動旋盤(回転ブッシュ)の意味が分かりません。
補足
自動旋盤の種類です。 ブッシュが回転する回転ブッシュ型(ロータリーブッシュ型)と、 スイス型自動盤のようなブッシュが固定されている固定ブッシュ型の意味です。 固定ブッシュ型では水溶性の加工は不可能です。 回転ブッシュ型の場合は油性、水溶性の両方が選べるそうです。
通常の加工の場合油性にするメリットはありません、周速を落とせば多少油煙は押さえられますがほとんどメリットは無いと思います。
お礼
アマガエルさん、何度もありがとう御座いました。 しつこいようですが、最後にもう一つだけ教えて下さい。 自動旋盤(回転ブッシュ)でも油性の場合と水溶性の場合とありますが、それはなぜなのでしょう?油性の加工条件と、水溶性の加工条件とは全然違うのですか? よろしくお願いします。
NC旋盤では基本的に水溶性を使用します。 これは冷却を目的にしています。 不水溶性を使用するのは特殊な場合です。 たとえばネジ加工専用機など、ヘールバイト等で仕上がり具合を重視する場合です。
お礼
早速のお答えありがとうございます。 やっぱり水溶性が主なのですね! それでもどうしても油性で加工したい場合(弊社顧客)は切削速度(切削温度)を落とせば良いのでしょうか? 詳しい方、教えて下さい。
お礼
ありがとうございました! ノズルの件、アドバイスしてみます。 それでもダメなら水溶性に換えてもらいます。 本当にありがとうございました!! 大変勉強になりました。