切削油の引火性

このQ&Aのポイント
  • 切削油の引火性について
  • NC旋盤での火災事例と対策
  • 切削油の選び方と注意点
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切削油の引火性

突然ですが、この間NC旋盤を無人運転中に火災を発生してしまいました…幸い機械内部の火災で、大事には至りませんでした。 状況ですが、チップが破損した事により異常高温が発生し、切削油に引火したものと思われます。 切削油は、ユシロンNO.2を使ってました。 皆様は、どの様な切削油を使っているのでしょうか? それと、新品のチップの状態で切削した時の「切削点」の温度も教えて頂けると助かります。 宜しくお願い致します

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.9

私もユシロンNO2を使っていますが、M/Cで小径エンドミルを使った銅電極の加工が主目的です。発火点が低いので自動消火装置はつけています。加工部品の形状が解りませんが、この油では動粘度が低すぎませんか?これくらいサラサラしている油が必要でしたら相当の量をかけるのが一般的だと思います。その場合はなかなか発火点に達しないものですが。。。 遅い投稿というか、偶然見かけたので投稿しました。

noname#230359
noname#230359
回答No.8

SKD12を加工されるのには、ユシロンNO.2では力が弱いですね。水溶性では、これと同等かさらに力は弱くなります。回転数と送りで調整が必要です。機械メーカーが水溶性切削油を使用しても良い機械なら、火災という点では、水溶性が良いと思われますね。カストロールが多く使用されています。現在日の出の勢いです。しかし、面精度、公差によっては、もっと力のある切削油を使用する必要がありますね。無人運転とのことからスイス型の自動旋盤なら、サーチングカットがポピュラーでガイドブッシュの焼き付きも一番安心です。SUSの加工における、刃先温度は950度と考えられます。

noname#230359
noname#230359
回答No.7

 チップが破損したとのことかと思いますが、火災の防止よりも機械の破壊防止のために考えられるのが、(旋盤の場合)主軸のトルクリミッターと、異常なトルク変化を検出して刃を逃がす回避装置です。  まだ学生なのでこのような本格的なものは使ったことがないですが、機械関係の雑誌ではよく見かけます。

noname#230359
noname#230359
回答No.6

こんばんは 大事に至らずよかったです。 >皆様は、どの様な切削油を使っているのでしょうか?  MCですが、引火点160度のものを使っています。  うちも過去に小火ありましたが、偶々人がいたので大事になりませんでした。  他所の火災例を聞くと、夜間無人で加工中に切削油がなんだかの理由で(カバーに切粉が絡んで割れた等)床にこぼれて、切削油が不足したために発火=MC丸焼け、切れないドリルで加工中に同じく発火=MCを半分焼いた等耳にします。  旋盤も切削加工する理屈は同じなので切削油が発火点に達すれば自然に火災が発生すると思います。 >状況ですが、チップが破損した事により異常高温が発生し、切削油に引火したものと思われます。   チップが破損して発熱反応を持続しようとした場合でも73638さんがやられているように「?ハイプレッシャークーラントで、大量の切削油が出る為」をやっていれば熱を奪うので発火点まで達し難いと思いますが、やはり油を使うなら保険で自動消化装置の取り付けをお勧めします。  自動消化装置のないMCで夜間無人運転する場合は必ず目視で切削液タンク内の油量の確認とノズルからの出具合チェックは欠かせません。 もちろん小径の刃物は工具破損検出でチェックしています。 ps 昔は夜間無人運転する場合、加工条件を3割程度下げるとかしましたが、最近耳にしませんね。

noname#230359
noname#230359
回答No.5

大事に至らなくてよかったですね。 最近の切削チップは、特殊な金属以外は 熱を持たせないと言う考えだけで十分な仕上がりのはずです。NC旋盤で油性を使うのは、かなり特殊であると思われます。マシニングなどは エンドミルの使用があるので油性も仕方がないかと思いますが、NC旋盤は水性を使うのが 一般的です。 たとえば、いまどき汎用旋盤で油を流す仕事も チップのおかげで、あまり見かけませんよね。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

熱感知器自動消火装置はCO2がお勧めです。 薬剤充填が容易。放出後の清掃が不要。粉末消火薬剤は放出後の清掃が厄介で残れば金属が発錆します。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

? 切削点の温度については、被削材等の条件で違い  ます。それこそ、ドライで有れば千度にも! ? 現在の切削油(ユシロンオイル№2・塩素含有では?)  それはさておいて、そのタイプで同程度以上の面  粗度・工具寿命を希望で有れば、製品名(バスコ   1000)が最適です。NC機器・有力メーカー  (牧野・森・安田・松浦)等の推奨が有ります。

参考URL:
http://www.yukawacut.jp
noname#230359
noname#230359
回答No.2

たいへんでしたね。大事には至らずよかったですね。  さて当社も夜間運転をする関係で、以下のような安全装置を付加してます。 1.機械本体  ? 全ての機械に熱感知式自動消化装置をつけてあります。(粉末式・co2式がある。)  ?油が出なくなることも想定して、油面低下センサー  ?工具破損(今回のような切削中途の欠損は無理)を確認する為のセンサー  ?オーバーロード検知回路  ?工具寿命管理用カクンター  ?ハイプレッシャークーラントで、大量の切削油が出る為、火災にはならないと思われます。  ?シャワークーラントで大量の油で切屑を落とす為  ?ワーク切り落とし確認(バーワークの為)   等々考え得ることは全て行いました。 2.切削油  切削油は、2台を除いて全て水溶性で、カストロール**を使用しており、SUSを専門に切削(MC含む)しておりますが、特に問題はありません。  唯一油を使用しているNC旋盤はタップ専用機みたいなものですが、大量の油で、ワークが見えない状態で加工している為、万が一工具破損をしても問題ないと思われます。  タップは毎回センサーで欠けの有無を確認してます。  油は富士油化製(合成油)引火点が40度ほど高いだけです。引火点というより、タップの寿命で選択  ご参考まで   

noname#230358
質問者

お礼

解答有難う御座います。  安全装置等オーバーロード検知回路位しか付けてないので、大変勉強になりました!早々検討したいと思います。  切削油も他の記事を見ると水溶性の切削油を使っている会社が多いみたいですね。そちらの方も合わせて検討したいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

毎度。 切削中の切削点の温度ですが、材料により変わります。 代表的にはS55Cを100m/minで削るとだいたい700900℃になります。 また、今回着火と有りますが、たぶん切削油の濃度が通常より高かったか、もしくは機械内に長年付着した油が原因と考えられます。 えらそうな事を申し上げましてすいませんが、掃除及び濃度管理を今一度確認及び実施して下さい。 では。。。

noname#230358
質問者

お礼

解答有難う御座います。 切削点が、それ程高温になるとは知りませんでした… 書き忘れたのですが、材料はRIGOR材(SKD12)です。 切削油の濃度ですが、1ヶ月程前に油槽の掃除及び交換をしています。切り子も毎日捨ててるので、「長年付着した油」と言うのは… ユシロンNO.2ですが、調べた所 密度0.858  粘度8.8  引火点154度 です。 マシニングセンタも同じ切削油で、旋盤に流用したとの話です。

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