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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高周波加熱の特性)

高周波加熱の特性

このQ&Aのポイント
  • エッジ部が加熱されやすい理由を教えてください。
  • 高周波加熱時には、エッジ部が焼割れ等の原因になることがあります。
  • 先端効果や近接効果が関連しているとのことですが、具体的な理屈を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

まず、高周波の電流は、材料内部を均一に流れず、材料の表面を優先して流れるということを理解ください。例えば、材料の表面1mmに電流が流れるとの前提で、四角形断面で 電流の流れるところを色で塗っていくと角の部分だけ2回色を塗ることになりますよね。この角の部分だけたくさん電流が流れるわけです。これが、”先端効果”のイメージです。つまり高周波では、加熱する材料に角があると、そこに電流がたくさん流れて加熱しやすくなりますよということです。 次に、流れる方向が反対の2つの高周波電流を並行に流すと、高周波の電流はさらに、その表面側に集まりやすくなり、極表面だけを電流が流れるという性質があります。これを”近接効果”といいます。一般の高周波加熱では、加熱コイルを流れる電流と材料表面を流れる電流の2つがこれに相当します。イメージとしては、磁石のN極とS極が引き合うとお考え下さい。 なお、分かりにくいかもしれませんが、参考(図12)までに 下記URLの情報を紹介します。

参考URL:
http://www.kurejbc.com/technical/technical-6.htm
noname#230358
質問者

お礼

分りやすい、説明ありがとうございました。先端効果は、表皮効果の副産物のイメージと考えていいみたいですね。

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