浸炭焼入れに使われる浸炭剤とは?簡単に手に入るものはある?

このQ&Aのポイント
  • 浸炭焼入れには、さまざまな浸炭剤が使用されます。一般的な浸炭剤としては、味噌や木炭などがありますが、これらがなぜ浸炭に適しているのか疑問に思う人も多いです。浸炭剤は、炭素を含む物質であり、焼入れ時に素材の表面に浸透させることで、硬化や耐熱性を向上させる効果があります。また、浸炭剤には硝酸カリウムなどの添加物を使用することで、効率を高めることも可能です。
  • ただし、一般的な浸炭剤である味噌や木炭は、炭素含有量が低いため、効果が限定的です。より効率的な浸炭を行いたい場合は、炭素含有量の高い浸炭剤を使用することをおすすめします。市販の浸炭剤や特殊な浸炭剤を使うことで、より効果的な焼入れが可能となります。また、硝酸カリウムを添加することで、浸炭の効果を高めることができます。
  • 簡単に手に入る浸炭剤を探している場合は、市販の浸炭剤やインターネットで販売されている浸炭剤を試してみることをおすすめします。多くの場合、これらの浸炭剤は炭素含有量が高く、効果的な浸炭が可能です。浸炭剤の選び方には注意が必要であり、素材の種類や焼入れの目的に応じて適切な浸炭剤を選ぶことが重要です。ハッシュタグ:#浸炭剤 #浸炭焼入れ #硬化 #耐熱性 #効率的な焼入れ
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浸炭焼入れ

浸炭焼入れに使う浸炭剤は? よく聞く浸炭剤は、なかなか手に入らないようなものばかり。 簡単に手に入るような浸炭剤がありましたら、教えてください。 また、上の条件を満たすもので知っているのがあって、味噌、木炭、などを聞いたことがありますが、なぜ、これで浸炭できるのですか? さらに、浸炭剤に硝酸カリウムなどを入れると、効率がUPするのですか? だらだらと書いてしまいすいません。 回答お願いします。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

金属熱処理の場合、 固形浸炭剤と言われるものの基本は木炭です。 木炭に浸炭促進剤を添加したものが浸炭剤です。 粉状、粒状のものがあり浸炭される側のものの大きさにあわせます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

簡単な浸炭法  浸炭したい鋼を新聞紙にくるんで鉄の箱に入れ、850950℃の炉中に3時間ほどいれておく。温度が高いほど時間が長いほど浸炭深さは深くなる。  理由 炭素の熱による拡散浸透。  注 あまり長時間だと結晶粒の増大により基地の強度が低下する。

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