• ベストアンサー

ゲノム編集すれば不老が実現できるのでは?

ヒトのゲノム編集をすれば 不老が実現できるのではないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

テロメアという遺伝子の末端の繰り返しが補修できればということで、テロメアーゼという酵素が有、ネズミレベルでは延命できるのですが。 実は癌の中には、テロメアがおかしくなって、無限に増殖できる状態になっているモノがあります。 人間は多細胞生物でだめな(異常な)細胞ができたら、みんな(人間の生命活動の維持)のために死んでね(アポトーシス)ということをしています。 部分的に切り捨てているのですが。 要するに、「拙者死にたくないでござる」的な細胞が発生すると、勝手に増殖しまくる訳です。 免疫で対応するんですけど。 例えば、顔にできたイボとか、それくらいではびっくりしませんが。 そのサイズのイボが脳とか主要な神経節を圧迫する場所にできたら困るでしょ。 HIVは免疫細胞のゲノムに自分の遺伝子を打ち込んで増殖させるわけで。 実質ゲノム編集をしていますが。 質問者さんの「編集」って体中の細胞全て管理するのですよね。 そうするとナノマシンの応用が考えられます。 あと、器質的な異常(関節痛やぎっくり腰など)はゲノムではちょっと扱えないのではないですか? 遺伝子があり、遺伝子により発現する体内の状況があります。 臓器が左右逆な人がいますが。 それは細胞にある繊毛が通常と逆方向に体液を流すために、臓器の形成時に右と左が普通と逆になります。 すでに生まれた人で臓器が左右逆なひとの遺伝子を編集しても、臓器反転が即治るとは思えませんし。 多分、すごい複雑な問題が生じて死亡すると思いますよ。 でもいいですね~不老不死 アンチエイジングとして、食べ物の量を減らすとか、運動をするとかのアプローチもイイですけど。 やっぱり、こういう欲望が人間の探究心を刺激するわけです。質問者さんもどんどん専門的な情報を仕入れて、どんどん問題の核心に迫っていけるとイイですね ^^ノ

noname#230489
質問者

お礼

ありがとうございます。 中国がヒトの胚でゲノム編集し始めているというはなしですけど。 不老長寿を実現しそうな気がします。

その他の回答 (2)

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1908/9135)
回答No.3

ゲノムではなく、ゲノムの端にあるテロメアですね。 コレの長さが短くなったら、細胞分裂活動が停止し、老化し死亡します。

noname#230489
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.2

下記のURLにもありますように「老化」という現象は単純なものではありません。 確かにゲノムを編集することで細胞の老化を遅らせたり食い止めることができる可能性がないわけではありませんが、現時点ではゲノムの働きの全てが解明されていないことから確証がありません。 現時点では老化というかがん化を防ぐことはできないかという研究が進められている段階です。 参考 「老化」させない薬がついに登場!? : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171228-OYTET50015/ 抜粋 研究室の中の、細胞のレベルでの老化は、実は時間とは関係なく起こります。 「老化」の原因には紫外線や活性酸素、薬品などがあります。これらは細胞のDNAを傷つけてしまう特徴があります。DNAが傷つくと、細胞は自らの身を護まもるメカニズムとして、p53という細胞にあるたんぱくで、DNAを修復しようとします。うまくDNAが修復できれば細胞は生き延びますが、修復不能なダメージの場合は、細胞は死んでしまいます。 中略 つまり「老化」は、からだの細胞全部で漫然と起こるのでなく、臓器の中で「老化細胞」の割合が増えることと考えられ、この「老化細胞」の蓄積を抑えることができれば、からだ全体として「老化」しない可能性が出てきました。 DNA情報に基づくがんの個別化治療が可能に! : yomiDr. / ヨミドクター ... yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161021-OYTET50025/ 抜粋 からだの細胞は、絶えず細胞分裂を行い、DNAをコピーしていますが、しばしばコピーにも間違いが生じます。細胞にはこの間違いを訂正するDNA編集機能が備わっています。がん細胞は、正常の細胞よりも、増殖のスピードが速く、このコピーでの間違いが起こりやすい特徴があります。 網羅的なゲノム解析から新たながんの原因遺伝子が明らかに|国立がん ... www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2013/0815/index.html 抜粋 がんは遺伝子の病気であり、正常の遺伝子(DNA)に傷(突然変異)が蓄積した結果として発がんが起こります。がん細胞で起こるDNA変異(体細胞突然変異)は、細胞分裂のときのDNA複製の誤り、外因性あるいは内因性発がん物質の暴露、DNAの酵素的修飾、DNA修復系の異常といったものが原因として起こることが知られています。一部のがんでは、発がん物質の暴露(喫煙による肺がんや紫外線による皮膚がん)、あるいはDNA修復系の異常(ある種の大腸がん)が体細胞突然変異の主要な原因であることが明らかになっていますが、多くのがんでは体細胞突然変異の発生とその蓄積過程について詳細は不明です。

noname#230489
質問者

お礼

ありがとうございます。 詳しく回答してくださいまして。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう