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兵士の故郷に銅像はダメで靖国に入れる理由

靖国一か所にまとめて収容するのはなぜですか? 「本名」で残りたかった人はいなかったんですか? 名前を隠され「英霊」と一緒くたにされてるのを見ると俺はクンタ・キンテだ!という言葉を思い出します

みんなの回答

  • misa-on28
  • ベストアンサー率35% (227/640)
回答No.3

下っ端兵士の銅像はまずありませんが、指揮官クラスでは銅像が建っていたケースはあります。(とはいえ、戦中の金属供出で台座しかない銅像跡地などになっているケースが多いですが) しかし、ある意味靖国一箇所にまとめてと言うことは国家意思として、ありです。 靖国システムは「英霊」の国家一括管理システムですから、実は競合する慰霊システム(仏教やキリスト教)とは相性が良くないのです。 特にアジア・太平洋戦争も進行していくと戦没者の葬儀は仏式を廃止して神式で行うべきと言う民族主義活動家の主張はとても強くなっており、仏教界と大論争を繰り広げるに至ります。 神祇院編集の「戦ふ神国」なる冊子では「生死を超越し従容として悠久の大義に生きる ー 死して神となってなほも皇室国家のために尽くすと言う死生観こそ神国日本に特有のものである。」などと記されています。 死んでも護国の鬼として尽忠報国ですから、極楽浄土やパラダイスに行ってる暇などないわけで地方での顕彰はそれぞれ存在するとしても国としての「英霊」管理の意思は強固なものがあったと言えるでしょう。

  • pri_tama
  • ベストアンサー率47% (679/1423)
回答No.2

>「本名」で残りたかった人はいなかったんですか?  靖国神社は、戦時に国の命令に従って亡くなられた方のお名前と功績を未来永劫忘れない為に作られた施設ですよ。(今は便宜上宗教団体ですが…。)  なので、第二次大戦ですと厚生省が作成した名簿を写した霊璽簿を靖国神社は奉安殿に奉納しております。  (バラバラに管理したら、その内散逸してしまいかねませんから…。)  ちなみに、英霊がお亡くなりに成られた命日(つまりほぼ毎日)には、「永代神楽祭」として英霊の本名を奏上し英霊をお慰めする祭祀が行われています。  (英霊を一緒くたにするような失礼な事はしていません。)  あと、全国にある護国神社って靖国に祭られた英霊を、故郷の地でも祭りたいと言う趣旨で作られた物です。 (第二次大戦中の金属回収で無くなった様ですが、戦前は結構地元の英雄の銅像とかが有った様です…。僅かに残った物も戦後に軍国主義を煽ると占領軍(GHQ)の命令で廃棄されてますし…。)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

> 兵士の故郷に銅像はダメで靖国に入れる > 靖国一か所にまとめて収容する  というのは、勘違いだと思います。  我が家から出征して南方で戦死された人の墓が、我が家の「先祖代々の墓」と同じ墓地に建立されています。  もちろん、墓石にはその人の名前が「本名」で彫られていますよ。陸軍の階級と一緒に彫られています。特別待遇です。  親戚の家から出征されやっぱり戦死された方の墓も、その近くにあります。  戦死者の墓は他にもあります。珍しくありません。  墓を作っていいのですから、銅像もかまわないと思いますよ。我が家では銅像は造っていませんが、それはモデルが戦死しているからか、お金がなかったからか、どちらか。銅像作りが禁止されたとは思っていません。  あちこちの城跡(神社になっている)などへ行くと、「陸軍大佐 ○野×太郎」みたいな石碑が建っているのも珍しくありません。銅像は見た事はありませんが、横顔みたいなのが立体的に彫られているケースはあります。  我が家では、毎年お盆には花束とお線香、蝋燭などを持って先祖代々の墓と、その戦死者の墓の2つをお詣りしてきます。  お詣りはしますが、墓があるからといって、その方の魂がそこにいるとは思いません。いわんや、靖国神社にいるとも思いません。どこかにいるかもしれない・たぶんいない霊に向かってする、私の気持ちの表示です。  靖国神社の件は、靖国神社の氏子、というか、信者というか、宗教法人の会員が、戦死者をいわゆる英霊として「勝手」に靖国神社で「祀っている」だけで、別に戦死者の魂が靖国神社に「収容」されているわけではありません。  遺族としても、神職たちがもし戦死者に対して「負けたのはおまえたちのせいだ!」とか罵詈雑言を浴びせてるのなら抗議して祀るのを止めさせますが、供物・礼拝その他によって誠実に祀ってくれているらしいので、止めさせることまでしないのが普通です。  それだけのことです。  質問者さんも、毎日花や供物をお供えをして、戦死者の霊を丁寧・誠実に祀ってくださるのでしたら、我が家出身の戦死者の霊も一緒に祀って下さってかまいませんよ。  「我が家出身の戦死者の霊が収容された!」などと怒りません。靖国神社の神主たち同様、どうぞ、ご自由に。

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