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何故靖国を非難するのか

靖国神社に対し、A級戦犯を分祀せよとの意見をよく目にしますが、そういう意見を持つ人は、分祀したら毎日でも参拝するのでしょうか? そんなにA級戦犯のいない神社に参拝したいのなら、自分達でA級戦犯以外の英霊を呼び寄せ、新靖国神社を作ればよいのにと思うのは私だけでしょうか? おそらく霊の存在など信じていない人達が、何故、他人が価値を信じ、大切に守っているものにケチをつけるのですか?戦前の全体主義じゃあるまいし、他人の価値観を否定し別の価値観を強要することなど認められないはずです。 それとも、他人が参拝することで何か具体的被害を被っているのでしょうか?

noname#70326
noname#70326

質問者が選んだベストアンサー

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  • buchi-dog
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回答No.5

靖国神社に文句をつけているのは、中華人民共和国と大韓民国だけです。他の国、例えば大東亜戦争を日本と実際に戦ったアメリカやイギリスは何も文句を言っておりません。アメリカのブッシュ大統領は、数年前に「日本を訪問した時に靖国神社に行きたい」と希望したが、日本外務省のチャイナスクールが工作して差し止めたそうです。 戦後、首相が靖国神社にちょくちょく参拝していましたが、新聞の片隅で報道されるだけで誰も問題にしていませんでした。政教分離云々という批判もありませんでした。 中華人民共和国にしても、田中角栄内閣の時に日中共同声明を結んで国交回復しましたが、その頃は靖国神社のヤの字も問題にしておりません。中国にとってどうでも良いからです。 現在マスコミや中韓両国が大騒ぎの「(A級)戦犯合祀」ですが、昭和53年にこれが実施された際は、新聞でも報道されたようですが、中国や韓国を含めどこも文句を言っておりません。 「(A級)戦犯合祀」とカッコをつけたのは、A級がダメでB級・C級が可という理論付けがなされていないからです。現在は、「A級が一番罪が重い、一番罪が重いA級戦犯が合祀されているのはけしからん」という間違った認識で「A級戦犯合祀」が問題とされているようです。A級戦犯がダメなら全ての戦犯がダメと考えるのが自然です。なお、連合国が裁いた戦争犯罪人は日本の独立後は「犯罪人」とは扱われておらず、A級戦犯として有罪判決を受けたが死刑にならなかった重光葵氏は、日本が独立した後に出獄し、そのしばらく後に外務大臣に就任しています。外務大臣として国連総会に出席し、日本が国連に加盟した時に受諾演説をしたりしました。重光外相が「元A級戦犯」であることは誰も問題にはしませんでした。 「戦犯合祀」が突然問題になったのは、昭和60年に中曽根首相が靖国神社に「公式参拝です」と言って参拝し、中国の抗議を受けて参拝を止めてからです。 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%80%81%E5%A4%A7%E8%87%A3%E3%81%AE%E9%9D%96%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E5%8F%82%E6%8B%9D%E5%95%8F%E9%A1%8C で 「1978年のA級戦犯合祀時点での諸外国からの抗議も皆無だったなど比較的穏健な態度を保っていたが、1985年(昭和60年)に中曽根康弘が首相として公式参拝を表明し実施して以降、中華人民共和国・大韓民国などから抗議を受ける事があり(靖国神社問題をめぐる日本国内の一部報道が影響しているとの指摘もある)、その度に日本の中でも問題として取り上げられる。」 と解説されていますが、そういったことです。 「他人が参拝することで何か具体的被害を被っているのでしょうか?」 中国にとって、日本の政治家が靖国神社に参拝しようがしまいが本当はどうでも良いことです。1985年まで、中国政府は靖国神社に関心を有していませんでした。これは、日本政府が中国の戦没者顕彰施設に関心を持たないのと同じで、国際常識では当たり前のことです。 一方、小泉首相が中国の抗議を無視して靖国神社に参拝することが続き、日本国民は大勢としてはこれを支持しています。靖国に対して小泉首相と同じスタンスを取る安倍氏が次期首相に就任するのが確実視されていることが何よりの証拠です。 小泉首相になってから、日本が中国とその子分の韓国に「歴史問題を踏まえた特別な対応」をすることが激減しました。これは、中国にとっては不利益です。日本を牽制するために靖国神社を巡って大騒ぎし、日本国内の左翼勢力(朝日新聞社など)が呼応しているが、日本国民の大勢はそれに応じない、中国や国内左翼勢力は益々ヒステリックに怒る、というのが現状です。今年になってからも、小泉=安倍に対して様々なネガティブキャンペーン(例:富田メモ報道)が行われましたが、中国や国内左翼勢力の期待する効果は出ていません。 とりあえず、小泉氏や安倍氏がやっているように「黙殺する、毅然とした態度を取る」しかありません。企業のクレーマー対策と同じです。

noname#70326
質問者

お礼

問題の歴史的経緯に関するわかりやすくて丁寧なご説明ありがとうございます。結局この問題は、中国及び韓国及びそれに呼応する一部の反政府勢力による外交圧力・内政干渉なのだということがよくわかりました。 それにしても、言うに事欠いて、参拝という個人の宗教的価値観に基づく行為にまでクレームをつけてくるとは・・・。中国や韓国の靖国批判は、過去の戦争及び植民地支配への贖罪意識を忘れずに中国や韓国と接しつづけてきた多くの日本人に疑念と失望感を与えてしまったことは間違いないと思います。 あれだけ歴史がある国なのですから、もう少し内政をしっかりしてほしいですね。日本は今後とも、困った隣人を相手にクレーム処理をし続けなければならないのでしょうか。

その他の回答 (27)

  • matsuboku
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回答No.28

ある自分にそった意見のみに同意するのであればそれは意見表明なのでは? 確かに難しい複雑な問題ですが、一般の人が行く事と、ある国に対する差別的意見を持つ人の意見と、国の総理が行く事、宗教の問題、とは別々の事案でしょう。 なんだかある国への差別的意見の人たちがそれらを混ぜてしまっているようですね。 質問の答えとしては「戦前の全体主義」と「他人の価値観を否定する事」と、今騒がれている「国の総理が行く事」「A級戦犯の問題」とは別の問題のような気がします。 あんまりここでは議論のようになったり、意見表明になるのは感心しないです。

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.27

このサイトは、特設アンケートカテゴリーを除き、意見を集めるような質問は禁止されているので、まずご質問に回答しておきます。 1.A級戦犯論者は、分祀したら毎日でも参拝するのか? 2.A級戦犯を除外した新靖国神社を作ればよいのではないか? A級戦犯分祀論は、基本的には、靖国神社への参拝そのものに対しては肯定的な立場の人達の意見ですから、毎日かどうかは別にしても、分祀論者は普通の人よりは参拝する可能性が高いと思います。 ただ、一宗教法人に対して、外部の人間が分祀を強制する事は明らかに不可能ですから、どうしても非宗教法人化と絡んできてしまいます。 提唱者が、自民党総裁選に立候補すると目されている麻生外務大臣である事から、最近若干注目されている、「国立追悼施設靖国社」構想も、そういった非宗教法人化のアイディアの一つです。非宗教法人として、靖国神社を改組して、憲法上の問題をなくそう、というのが骨子ですが、「慰霊対象は、国会で議論する」としている事から、事実上のA級戦犯分祀論と理解されています。尚、この構想では、靖国神社は自主解散するとなっていますが、名前も靖国社(『神』が抜けているところがミソといえばミソ)である事からもわかるように、「自分達の肉親が祀られているのは靖国神社である」という戦死者遺族の感情を配慮して、実態としては、現靖国神社を改組しようとしている訳です。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060808-00000040-mai-pol 昭和44年から、国会に5回もかけられて最終的に廃案になった、かつての「靖国神社国家護持法」案と、本質的には同じですね。(但し、宗教色はより薄めようとしているみたいですが。) 靖国神社とは別に、無宗教の国立追悼施設を作るというアイディアもありました。小泉首相自らが、「内外の人々がわだかまりなく追悼の誠をささげるにはどうすればいいか議論する必要がある」との談話を発表し、「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」が設置され、「追悼・平和祈念を行うための国立の無宗教の恒久的施設が必要」との提言がまとめられました。(首相には最初からやる気がなかったのか、それっきりになりましたけど。) というわけで、ご質問者の方の考え方は、それほど珍しいものではありません。 3.他人が参拝することで何か具体的被害を被っているのでしょうか? 首相の靖国参拝に関して、裁判所の違憲・合憲の判断を得る為には、今の日本では、「首相の参拝により、精神的な被害を被ったので賠償せよ」という裁判を起こすしかありません。そして、すべての裁判において、その損害賠償自体は認められていません。 しかし、合憲・違憲については、「違憲の疑い」と言った何らかの違憲性を認めるか、違憲・合憲の判断をしないか、どちらかです。つまり、ご質問者の方が参拝するだけなら、誰にも具体的な被害は無いのだから、文句を言われる筋合いは無い、と言えるのですが、やはり首相ではそれですべてが済む訳ではありません。 以上が回答で、以下は、意見です。 ご質問者の方が、ご自身の靖国参拝について、とやかく言われる事が嫌なのか、あるいは、首相の靖国参拝に対して批判があるのかが、今ひとつよくわからないのですが、ご質問者が参拝される事に関しては、中国や韓国が「行くな」などと言っている訳ではありませんよね?また、国内で靖国参拝に反対する人も、「靖国神社は軍国主義を美化しているから、参拝はそれを認める事になる」と言った意見はあったとしても、それはお互いに意見が違うだけで、実際に、誰かの参拝をやめさせようとしている人はいないと思います。(言ってみれば、賛成派も反対派も対等です。) 私自身は、靖国神社に参拝する気はありませんが、ご質問者の方が行かれる事をどうこう言う気は全くありません。また、ある宗教法人に対して、政治が、信仰の対象を何にしろ、何はダメだ、と言うような社会にはなって欲しくないので、分祀論自体に反対です。 でも、小泉首相の参拝は、また別問題です。一国の首相である以上、また更には、総裁選の公約に掲げた事で、自ら、より大きな政治問題にしてしまった以上、「個人の勝手でしょ」という訳には行きません。また、彼が、自身の参拝への批判に対する反論として言った「死ねば皆仏様」「罪を憎んで人を憎まず」理論は、参拝反対派のみならず、参拝賛成派から見ても、論理的に筋が通っていないのです。(国会での野田議員の質問よりの抜粋「小泉総理が『A級戦犯』を戦争犯罪人と認めるかぎり、総理の靖国神社参拝の目的が平和の希求であったとしても、戦争犯罪人が合祀されている靖国神社への参拝自体を軍国主義の美化とみなす論理を反駁はできない。」) http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a163021.htm 小泉首相が、A級戦犯を戦争犯罪人と認識しているのは、よく知られた話で、この議員(明確な参拝賛成派)の言っている事は、「戦争犯罪人と認識している以上、首相が靖国神社に参拝すれば、軍国主義の美化だと言われても反論できない」という事ですね。 また、ご質問者の様な考え方よりも、No.13の方の回答のような考え方の方が、靖国神社のHPや遊就館などでわかるこの宗教法人の「思想」に、ぴったりきます。 これでは、中韓にしろ、国内の靖国反対派にしろ、「見てみぬふり」をするっていうのは、かなり無理でしょう。 最後に、靖国神社元権宮司の発言をご紹介します。 「靖国神社の存在や靖国参拝が、政治的に利用されるのはまことに不本意である。平和が長続きして戦争が風化し、靖国神社が、数ある神社の中のワンオブゼムになって欲しい。 例えば天満宮のように、もともとは権力闘争に敗れた菅原道真の怨霊を鎮めるための、まことに生臭い政治的な神社だったのが、今は学問の神様、合格祈願の神社になっている。靖国神社が一日も早く、そういう神社になってくれればいい」 (元ネタは↓。但し、オフレコで語った事である点に注意) http://homepage3.nifty.com/wedd/yasukuni.html A級戦犯の合祀を強行した事が、ますます「生臭い神社にしてしまった」のは間違いありません。実際、A級戦犯の合祀は、当時の宮司が「東京裁判を否定し、日本精神を復興する為」に、力こぶを作ってやった事です。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20060721/mng_____kakushin000.shtml http://www25.big.or.jp/~yabuki/2001/yasukuni.htm これは、1972年の発言とされていますから、1985年の中曽根公式参拝以前で、中韓から批判を受けるずっと前の事です。つまり、靖国神社が政治上の問題になったのは、中韓から批判を受ける遥か以前なので、この問題の過去の経緯を知らない方からすれば、外交問題に見えるかも知れませんが、それは事実ではありません。中国・韓国がOKと言ったから、この問題が解決される訳でもありません。

  • turbo27
  • ベストアンサー率40% (166/414)
回答No.26

No.15です。 >私の感情的かつけんか腰とも思える質問に対し、事実関係を含め詳細なるご説明・ご回答まことにありがとうございます。 いえいえとんでもありませんw。 >ですが、今回の質問は、「何が正しかったか」ではないのです。為政者が聖人君子であるのは理想です。ですが、人が、聖人君子という極めて主観的な基準を、他人に対して当てはめて判断しようとするから、「あいつは聖人君子でない」と思う人間との間で争いが起きるのだと思います。 おっしゃる通りです。あなたはまじめに論理的に考えるかたのようですね。 私も「何が正しかったか」ではないと思います。 また「為政者が聖人君子であるべき」とは思っていません。おそらく聖人君子から最も遠いところにあるのが為政者でしょうw。 聖人君子ではないからこそ、表立って目に見える行動におこすのは問題だと思っています。 前回答で原爆の例を挙げましたが、アメリカでは一般の人に原爆の被害や悲惨さは伝えられておらず、「原爆は正しかった・それで何十万の人が救われた」と言う考えが多いのはご存知と思います。 一般の人がどう思っていようと、日本人は構いません。ただ大統領が内心でそう思っていようと、それを表立って表明するような行動をとれば、それはただの嫌がらせになります。また日本としては「それはやめてくれ」と言うでしょう。もしそれをすれば一国の大統領としては配慮が足りないと言わざるを得ないでしょう。 >イスラム国(教徒)と~~どちらかが滅びるまで終わることはないと思います。 イスラム(中東)の問題は少し複雑で、宗教の問題ではなく、欧米が行ってきた事の積み重ねになります。殺された人の友や息子が手に銃を取り、その息子に殺された人の友や息子がまた銃を取る繰り返しです。 ちなみにイスラエルが出来る前のエルサレム周辺では、一般の庶民ではイスラム教徒もユダヤ教徒もキリスト教徒も同じ地区に暮らしていました。今も周辺国ではそうです。 >参拝反対意見や活動を全て肯定するというのは「やりすぎ」ではないのかと思うのです。 >靖国やその参拝者を不当に貶めるような言動は慎むべきでは、と私は思うのです。」 おそらく一般の庶民が参拝する事について反対している方は誰もいないのではないかと思います。 それぞれの方の思いがあり、自分の父や兄が眠っていると思い参拝する事、逆に当時大変な思いをされ父や兄を奪われたと思う方が参拝しない事、どちらも何の問題もありませんし、押し付ける事もできません。 それよりも、これが政治的な思惑に使われる事が問題でしょう。 小泉総理は国会議員時代に毎年参拝してはいませんね。自民党総裁選に立候補した時に、遺族会の協力を取り付ける為に公約しました。つまり政治的な思惑の道具にしたのは、周りではなく総理本人という事になります。 (私は別に反小泉ではありませんので誤解しないでくださいねw。思想に捕らわれず、案件ごとに論理的に考えるようにしています。ですから郵政民営化などは賛成です) 本来は靖国神社、特に8月15日は、日本中で静かに犠牲者の方を慰霊・追悼する日であると思います。政治的な思惑で騒ぐ事自体が間違っているでしょう。 また複雑な事は問題ごとに切り分けてシンプルに考えるべきです。どうもいろんな問題をそれぞれの感情や政治的思想・思惑から混同している事で問題が複雑になっているようです。 騒いでいる方の中には、韓国・中国から言われる事に感情的に反発している方も多いようです。 しかしこの方たちの感情的に反発する事と、国内の靖国問題の本質とは別のものです。分けて考えるべきでしょう。 A級戦犯はいない、極東軍事裁判は違法という方もいます。 これもやはり分けて考えるべきです。 違法性やスケープゴート的意味合いは、実は私も認めるところです。 ただし、その事は「政治的思想や感情とは関係なく」研究している歴史家や研究者によって話し合われるべきものです。 法的に「罪かあるからないから」ではなく、当時国を「戦争に持っていった責任」があるから問題になっている事です。 ですから日本以外の、日本への無差別爆撃も原爆も、イラクへの爆撃やイスラエルの砲撃も、罪には問われていませんが責任はあります。 世界中に自国の為に死んでいった兵士を追悼する墓地などはあると言う話もでます。 しかしこれも別の話です。墓地には埋葬され慰霊されるだけで、神として祀るところはどこにもありません。これはかなり特殊であると言わざるを得ないです。 先ほどの感情論も別の話でしょう。 韓国・中国の反日の方も、日本の右の方も、どちらも歴史認識が偏っている事も問題です。どちらも「それはこうだよ」と言っても、「それは日本帝国主義の論理だ」「それは左翼の歴史観だ」と言って、最初から壁を作って否定してしまい、自分に取り入れようとしません。まさに洗脳されている状態です。だいたいは2・30代の若い方で一方的なサイトなどの歴史を鵜呑みにしています。また若いので血の気も多く、言う事も過激です。 両国のこういう方たちが問題を複雑にしています。 どちらも歴史は政治思想に左右されずに、事実は事実として学んでほしいと思います。 思想や感情で「気に入らん」「腹が立つ」のみで暴走すると、ここでも自分の意見と違うものを攻撃したり、先日の加藤議員実家の火事のような事になります。これは許されません。 靖国神社のあり方も誤認が多々あるようです。 もともと明治天皇の思し召しによって戊辰戦争で斃れた者を祀る為に出来たのは前回答の通りですが、その上で「戦時に天皇に命をささげた戦死かどうか」が非常に重要でした。ですから吉田松陰や坂本竜馬・高杉晋作なんかも合祀されてます。逆に日本の為に戦った方も国賊の烙印を押されれば合祀されていません。 西南戦争後では、日本の国を守るために戦死した天皇直属の人々を祀る神社でした。 またその後も戦死者の中でも全てが祀られるのではなく、陸・海軍の審査で内定した者を天皇の勅許を経て決定されました。 あくまで「国難に殉じ、天皇の為に命をささげた戦死であった場合」に、”特別に”天皇の名の下に神として祀られると言う事です。だから栄誉なんですね。 また何でもかんでも広く合祀される事になったのは戦後のことです。 「国の為に死ねば神になって靖国に祀られる」と兵士へのコントロールとして大々的に戦争に利用されたのは、軍部が政権を握った、1930年代後半から終戦までのほんの「数年間」の事です。第三者から先入観なく見れば「国の為に死ねば神になって靖国に祀られる」と、「ジハード(聖戦)の為に死ねば天国にいける」と若い青年を自爆テロに誘う手法と、まるで同じなのに気づくべきです。 ですから、こと第二次大戦中の考え方は、もともとの靖国神社の考え方とは違います。何が違うかと言うと「国と天皇の為」があるか「軍部の為」であるかの違いです。 第二次大戦が「天皇陛下が周りの反対を押し切って暴走した戦争」なのか、「軍部が暴走した戦争」なのかは、誰に聞いても意見は同じだと思います。右の方であっても「天皇陛下が暴走した」とは言わないでしょう。 当時の軍上層部は天皇への(または国民への)情報も都合のいいものだけを流し騙していた訳で、「天皇の為」とは言えません。昭和天皇はお優しい方だったようですし、当時の軍上層部に不快感を持つのも当然です。またその意味では「第二次大戦の軍上層部」が靖国に合祀されるかどうかも疑問です。 しかし第二次大戦のほんの数年間の特殊な考えが、もともとの靖国の考えであると思っている方が非常に多いようです。 合祀については、富田宮内庁長官のメモに出てくる、強硬に合祀してしまった「松平宮司」は海軍の軍人出身です。また松平宮司は「極東軍事裁判を否定しなければならない」と公言していましたから、「純粋に宗教的な考えでの合祀」か「政治的思惑での合祀」かは分かると思います。 あくまで靖国は、軍人の戦死者のみを神として祀る特殊な施設である事は事実です。また今はいち宗教法人です。 ですから国としては「犠牲者を追悼する」のなら、海外でなくなった方、空襲・原爆でなくなった方、沖縄戦で亡くなった民間人、全てを犠牲者として扱う施設に追悼するべきです(式としては全国戦没者追悼式がありますね)。 また、他国のように国として「軍人の戦死者のみを追悼する」のなら、あくまで一宗教としてではなく国の戦死者墓地として、死者は神ではなく国の為に戦死した人として追悼するのが論理的で政治的です。 >参拝する自由くらいはあるし、靖国やその参拝者を不当に貶めるような言動は慎むべきでは、と私は思うのです。 ただし繰り返しになりますが、一般庶民がご家族の方が靖国にいると信じて参拝する事、それは誰にも反対されるべき事ではありません。まったくの自由なことです。 (私自身も靖国に参拝した事ありますしねw) この「国として」と「一般庶民として」を混同したり、または混同させて問題を複雑にする人の意見によって、実は誰も望む所ではない「内向きになり他者を排他するナショナリズム」が活発化する事のほうが問題ではないかと思います。 >以上お礼になっているかどうかわかりませんが、ご回答文の内容から、私自身の考え方をご説明したほうがよいかと思って書きました。失礼がありましたらご容赦下さい。 とんでもありませんw。失礼などまったくありません。 こちらもあくまで思想とは無関係で、論理的かとうかで話をしております。もしご気分を害する表現があればお許しください。

  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2725/5435)
回答No.25

勝手ながら、補足させていただきます。 東郷平八郎や乃木希典の件については下記をご参照の上、ご判断下さい。 http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060806/mng_____sei_____001.shtml 戦争末期の東条首相は靖国合祀を「戦役勤務に起因」限定としていたので、病死の東郷、自決の乃木は合祀対象外であったわけです。 後にA級戦犯が合祀される際、何故か二人が入らず、非戦闘員であったにもかかわらず松岡、白取が入っている。  私は天皇メモの真意はここにあるのではないかと考えています。 もしマスコミが言うように、A級戦犯を示唆するのであれば、東条英機の名が出ないのはおかしいではありませんか? http://www.akashic-record.com/y2006/ysknbr.html#01  靖国問題はあくまでも国の姿勢の象徴としての靖国に関してです。でも、だからこそ靖国問題は国の内外ともに、重要な事項となるのです。  私はワザワザ靖国でなければならないとは思っていません。真に国のために力を尽くした人の慰霊が目的ならば、都内をはじめ、全国の護国神社や戦没者慰霊碑があるのですから。私は靖国には二度いきましたが参拝はしませんでした。自分の街の神社にある慰霊碑には機会あるごとに行っていますが。

  • Gantz10
  • ベストアンサー率17% (20/117)
回答No.24

No.7 のお礼 > いずれにせよ、全体の利益が全てに優先され、その利益のため > には個人の自由や利益が極端に制限され、価値観までもが否定 > されるような社会などよいはずがないと思います。  そうですね。「全てに優先」「極端に制限」という点において、その通りだと思います。そして、「全て」を「共産党」に置き換えたとき、それをやってきていて、今もやっているのが、中国なのです。  共産党による独裁体制こそが「全体主義」にはるかに近いもので、日本の非常体制など、それに比べるとはるかに甘いものです。日本は、戦争中に平和的な政権交代までおきている国だったのですから。  その中国が靖国批判をすることの矛盾と、それをやってしまうしたたかな外交姿勢というものは、もっと世の中に知られていなければならない話です。が、なぜ広がらないかというと、大手メディアが報道しないからです。これもまた、中国の情報戦の結果なのですが。  が、「全てに優先」「極端に制限」ではなく、「ある程度優先」「ある程度制限」であれば、それは普通の社会です。私的な願望や欲求が全てに優先され、公益が無視されるとき、それは無政府状態と呼ばれ、安定した秩序ある社会は成立しません。  「ある程度」がどの程度であるのかというバランスは、社会の伝統が示します。

noname#70326
質問者

お礼

> 「ある程度」がどの程度であるのかというバランスは、社会の伝統が示します。 このご意見、非常に難しくそして重いものがありますね。感銘いたしました。 私自身としては、法というものに過度に依存せず、歴史や伝統に根ざした民族的価値観に基づく社会秩序を大切にする「民度の高い」国家であることが理想なのですが・・・。 いや、もう少しいろいろ勉強してみようと思います。 更なるご回答ありがとうございました。

  • mot1177
  • ベストアンサー率19% (21/109)
回答No.23

#24さんと同じ印象は私も持ちました。 「人の気持ちに配慮するのが当り前」 これって国家間で持ち出す言葉じゃないですよ。 たまに竹島問題で「韓国側の言い分も考えて」という 人居ますが、あれと同じように聞こえます。 中韓なんて日本の言い分は聞いちゃいません。 まず、参拝反対者の多くは外交問題としているわけです。 すると「参拝賛成(日本人)」「参拝反対(中韓)」がいるとなります。 人の気持ちを考えて参拝するなというのなら、日本国総理に中韓よりの対応をしろと言っている訳です。 そもそも中韓がどうのこうの言ってくるのは内政干渉だと思いますが。 日本は古来より、犯罪者だろうが善良な人だろうが、死んだら神様仏様になり、墓を作って祀るという宗教観があるわけです。 これすら理解できない日本人が増えたんですね。 A級戦犯だって最初は合祀されてなかったのを社会党の活動により合祀の方向に進んだってのも知らない国民が多いんでしょうね。 しかし、今の社民党(旧社会党)の矛盾が凄い。

noname#70326
質問者

お礼

私も、無知や誤解に基づく非難中傷だけは我慢できないのですよ。 確かに中国や韓国は立場が180度違うわけですから、「理解しろ」などと言うのが間違っているということはわかっています。 要は「見てみぬふり」をしてくれればいいんです。靖国に限らずそういうことは世の中にはたくさんあると思います。 ご回答ありがとうございました。

  • moto21
  • ベストアンサー率27% (43/159)
回答No.22

細かい宗教論議や戦後処理のことに関しては議論をしません。結論の出ない問題なので 一般的社会常識の範囲で回答します。 厳密さを抜きにA級戦犯といわれる方は戦争時の指導者です。会社に例えれば社長を含む幹部です。幹部はどの様な理由があれ結果責任は問われます。この戦争において日本は負けました。このことはどの立場の方も否定しようが無いと思います。負けた結果責任は取らないと普通の組織ではやっていけません。 会社に例えれば倒産したことになります。このことで社員が路頭に迷ったり、取引相手が不渡りをつかまされ苦境に陥ったりと迷惑をかけられました。もちろん幹部の方を心情的に応援する人もいます。それは否定しません。その幹部の人たちが亡くなってその方の家族のお墓に入ることを否定する人はいません。しかしその会社が再建したとしてその倒産させた方々が外から見える会社正面に銅像としてあったら路頭に迷った方や迷惑をかけられた方からすれば不快感が出るでしょう。 また、会社を倒産させた人と倒産した会社にいた人では、社会での評価は異なります。 宗教観の問題なので質問者さんにはこの例えでは納得できないかも知れませんが、一般的にはこんな考えもあると思います。

noname#70326
質問者

お礼

そういう風に思ってしまう人が現に大勢いるという事実はやはり重く受け止めなければならないと思います。 ご回答ありがとうございました。

noname#24690
noname#24690
回答No.21

韓国や中国がどういう政治的意図を持っているのか、子どもでも考えれば思い当たるのじゃないかと思います。 「人の気持ちに配慮するのが当り前」という論理はよく耳にします。けれど、それは国家間の政治的な言語のやりとりを、あたかも「純粋で美しい人間関係」延長で勝手に妄想しているだけのような気がします。要は、先方が純粋に人道的な思いだけで文句を言っているのかどうか、そういう人はわかった気になっているんでしょうね。そういう人は確かに右でも左でもないかもしれないけれど、単にナイーブなだけかもしれません。そういう人が「自分は人の心がわかる」という自尊心を高ぶらせて文句を言っている、っていう側面もあるんじゃないでしょうか。

noname#70326
質問者

お礼

おっしゃるように「純粋で美しい人間関係的な」交流を政治・外交の場に求めるのはちょっと違うかなと思います。 しかし、文化交流という面ではむしろ大切ですよね。 「俺がルーツだ」などと主張しているようでは真の友好など無理なような気がします。 ご回答ありがとうございました。

  • turbo27
  • ベストアンサー率40% (166/414)
回答No.20

>何故靖国を非難するのか 右でも左でもどっちでもいいですが、人の気持ちに配慮するという事です。 あなたが「他人が価値を信じ、大切に守っているものにケチをつける」のがおかしいと思うように、自分以外の他の人の気持ちにも配慮をしなければいけないという事ですね。 一般の人が何を信じ、お参りしても自由ですが、一国のトップであるならば、その国を良くしていく職務と、外交として海外と付き合っていく職務、その「義務と責任」があるのです。 ですから、たとえどこの国の首相・大統領であろうと、ベトナムで殺された人や、アウシュビッツで死んだ人、原爆で亡くなった人、また戦争でなくともインドネシア・スマトラ沖地震の津波で亡くなった人…などの神経を逆なでするような事をすれば、そこの人から「頼むからそれはやめてくれないか」と言われるのは当然の事ですし、それをあえてするのは一国のトップとして配慮が足りなりのは確かです。 もちろん一般の人が何を信じても、どこに参拝しても自由です。これは当たり前の事です。 それを右の人がでてきて別の話にしてしまい、強硬な事を言い出すので話が複雑になってしまいます。 私からすれば、中国・韓国の反日の人も、日本の右で騒ぐ人も同じに見えますね。だって言ってる事の「国名」だけ入れ替えれば、やってる内容は同じですからwww 自分たちが最も嫌っている相手と、自分が瓜二つなのに気づかないんですよねぇ。 まぁアメリカの退役軍人の組織も、ドイツのネオナチも同じです。 やってる事は他民族の排他と自国のやってきた事の美化ですから。 ちなみに私は右の思想でも左の思想でもなく、「人の気持ちに配慮する」という当たり前の事を書いているだけなので、絡まないように。人の気持ちに配慮する事が「違う」と言う方は、右にも左にもいないでしょう。 と言うか、それを言い出す人がいたら、もうただの駄々っ子です。 こういう問題だと、す~ぐ熱くなって「左だ~」とか言って絡んでくる人がいるからなぁ~www

noname#70326
質問者

お礼

おっしゃることよくわかります。 同じ時代を生きていく人間として、いつでも人の気持ちに配慮することは大切なことだと思います。 誤解は早く解いたほうがよいですね。立場を超えて真摯に話し合う、今のアジア各国首脳に求められていることだと思います。 ご回答ありがとうございました。

回答No.19

誤解を恐れず言えば現在、日本に「A級戦犯」は存在しない。 1)昭和28年の衆院本会議で、社会党発案の「全戦犯の罷免」決議が全会一致で可決→国内で「戦犯」消滅。 2)サンフランシスコ講和条約第11条に基づき、戦勝国決議で昭和33年までに「A~C戦犯」が赦免→国外でも「戦犯」消滅。 3)ちなみにA級戦犯の重光葵は釈放後、鳩山内閣外相となり、国連加盟式典代表として国連から勲一等を授与→A級戦犯の名誉回復 ~以上のことから、A~C級戦犯は既に「罷免」「赦免」され、国内的にも国際的にも存在してないのは明らか。 近代法では刑を犯した者が「刑期を終えれば」刑が消える。刑期を終えても末代まで呪われ続けるのは「前近代的な慣習」(=中国の慣習)。 更に言えば「極東軍事裁判」で敗戦国に「戦犯」を課したこと自体がおかしい。 当時の国際法・先進国のどの法律にも「敗戦国」に「戦犯」を課した記述はない。

noname#70326
質問者

お礼

法律及び国会決議に基づき、戦犯の名誉回復が行われた結果、戦犯と呼ばれる方たちが合祀されたということは私もある程度知っていました。 だからこそ、国際法・国内法双方とも法的には何ら問題がないことを、何故問題視されなければならないのかが、私がこの質問をした理由の一つでもあるわけです。 ご回答ありがとうございました。

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