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なんでWW2で活躍した戦闘機って軽戦が多いの?

eroero4649の回答

  • eroero4649
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回答No.4

双発機ってのはどう頑張ったってどうしても旋回性能などの軽快さにおいて単発機には勝てません。それはもう仕方がないことです。 んで、対戦初期には単発機に搭載されているエンジンは千馬力くらいだったので双発機はパワーにおいて優位性が(まだ)ありました。ところが大戦中盤くらいから二千馬力級のエンジンがどんどん単発機に搭載されるようになり、パワーにおける双発機の優位性が失われていったんですね。 そうなると、旋回性能や低速度域の性能が単発機に劣る双発機の欠点が目立つようになったのです。まあ要するに双発機と単発機が空中戦をしたらなんだかんだで単発機が勝ってしまうのですよね。双発機が勝てるとしたら主導権を先に取って一撃離脱の先制攻撃ができるときですが、そう毎度毎度こちらが先制できるとは限りません。もしこっちが初動において劣勢に立たされたら、そこから挽回するのが難しいわけです。パワーで逃げようとしても、単発機もパワーがあって逃げきれないからです。 ですから他の回答者さんも指摘していますが、大戦中盤から先は単発機も実質的に重戦闘機になった時代なんですよ。F6FやP-47なんてのはもう重戦闘機ですね。スピットファイアは最初は軽戦闘機として始まりましたが、マーリンエンジンが改良されてどんどん馬力を増やしたので、中期以降は軽戦闘機ではなくなりましたね(かといって重戦闘機という程ではないですが)。 また日本軍においても陸軍の三式戦闘機(飛燕)以降は軽戦闘機指向ではないです。元々陸軍機は一式戦闘機(隼)が軽戦闘機で二式戦闘機(鍾馗)が重戦闘機の二枚看板スタイルでしたが、三式以降は重戦闘機寄りに統合するような形でした。飛燕がパッとしなかったのはエンジンの失敗によるものです。 日本海軍は結局大戦をほぼ通じて典型的軽戦闘機であるゼロ戦に頼ることになりましたが、これは海軍が軽戦闘機に執着したというより、後継機種の開発に失敗したからといったほうがいいと思います。尤も、カタパルトがない日本空母では重戦闘機を運用することはできませんから自ずと軽戦闘機指向にはなりますけどね。

noname#232759
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 2000馬力を2個積んだら4000馬力ですよ、圧倒的ぶっちぎり。 後方に回られても旋回銃があるから大丈夫。 複座万歳 鍾馗って重戦なんです?あれ。 屠龍は?

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