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法人にする方がいいのかどうか?

法人にする方がいいのかどうか? 小さな事業を始めました。 アルバイト数名です。 事業に当たっての一年間の総収入は500万以外だとおもいます。 税対策として、法人にしておいた方がいいのでしょうか、それとも個人の方がいいのでしょうか? 素人なのでその辺全く詳しくないです。 また、それを決めるのには、どう言った点で判断すればいいのでしょうか? 丁寧な回答、お待ちしています。

専門家の回答 ( 2 )

回答No.4

法人か個人で悩まれた場合、判断基準の1つになるのが、 「(1)お金に関わること」と「(2)取引に関すること」です。 (1)お金に関わること 個人事業主と法人格では、主に納める税金の項目が異なります。 当然、税金の種類が異なれば、税金の金額も異なってきます。 個人事業主が納める主な税金は所得税です。 この所得税は、収入が増えると、税率も比例して上がります。 税率は5~45%です。 一方、法人格が納める法人税等は、 収入が増えても税率は一律で、その税率はおよそ30%になります。 個人事業主で一定以上の収入を得るようになると、 法人格の方が税率が低くなります。 また、法人格は所有するだけで、 様々な費用や手続きが発生してきます。 例えば、設立費用や税理士報酬、 源泉所得税の納付など、負担は大きくなります。 そういったことを考慮し、 「所得(≒利益)」ではなく「収入」の合計が500万円だった場合、 お金に関しては個人の方が良いかもしれません。 「所得(≒利益)」が500万円の場合、 判断が難しいラインになります。 (2)取引に関すること 今後、ビジネスが拡大していくにつれて、 取引上、法人格の方が有利になるケースが多いです。 というのも、取引する上で、 個人事業主とは取引をしない企業が多くあるからです。 このケースの場合は、取引先から「法人を作ってください」 といった要求をされます。 そういった、取引上の問題が考えられる場合、 法人格を前向きに検討された方がいいかと思います。 ただ、現状そういった可能性が低く、 近い将来も可能性がなければ、 会社設立の要求を受けた際に検討しても遅くはありません。 最後に、 (1)と(2)を考慮すると、 やはり法人格を作るよりも個人事業主として 事業を行った方が有利になるかもしれません。 ただし、これは限られた情報からご状況を推測して お答えししています。 ご状況に適した経営をされるためにも、 税理士等の、会社経営の専門家に相談されることをお勧めいたします。

jukuchie
質問者

お礼

ありがとうございます。 丁寧で分かりやすかったです。 参考にさせていただきます。

jukuchie
質問者

補足

今、専門家の方からの回答ですと、ベストアンサー送れないんですかね。 貴方さまにベストアンサー送るつもりでしたが、送れないみたいなので、締め切ります。

アックス経営支援事業部 会社設立コーディネーター(@ACCSQ-TAX) プロフィール

日本に税理士は約7万人。事務所数では約3万事務所あるといわれております。私たちはそのうち約2万事務所との取引実績を持つ株式会社アックスコンサルティングです。 創業以来30年、信頼と実績のネットワーク...

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回答No.3

具体的にどのような事業なのか?取引・サービスの提供が法人なのか個人なのか?などが不明なので何ともいえませんが、アルバイトを数名使っていて1年間の総収入が500万円(以下?)ということであれば現状で法人化の必要はないと考えます。 法人にした場合、毎年の決算申告などは自分で行うには大変です。 法人にするポイントは、実際に事業を行っていて会社等の法人との取引が多くなり必然的に取引先から法人にしてほしいといわれる。 社会保険の加入を求められる。 事業を拡大していくために個人では限界を感じ法人にする場合などです。(他の方の回答にもあるように良い人材を雇用するために社会保険を完備することも含みます。) 税金の面でも700~800万円位の売上があってから考えてもいいかと思います。(こちらは、税理士の先生が専門なので私の個人的な見解です。) ただし、事業が許認可を必要とする場合には個人で取得した許可は法人を設立したときに引き継げないのが原則なので、その点を考慮した場合には最初から会社を設立して許認可を取得するという考え方もあります。 以上、ご参考にしてください。

jukuchie
質問者

お礼

ありがとうございます。 大変勉強になりました。

田中 利英(@tanaka_gyosei) プロフィール

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