★救世主は現れないのか？・・・

質問

世界の指導者はトランプをはじめととして、プーチン・習近平・金正恩・安倍晋三・・・と馬鹿とアホばかりですが、なぜですか？・・・・・・・・・・・・・
まともな指導者はなぜ、出現しないのですか？・・・・・・・・・・・・・・

回答No.2

nekosuke16

46億年という気の遠くなるような地球の歴史の中で人間の歴史は原人を含めても、せいぜい200万年程度であり、産業革命から300年にも満たない、地球の歴史からみても、ほんの一瞬の間に、人間は地球環境を破壊し始めている。

第一次大戦、第二次世界大戦を経て、近代から現代へと突入する間には、自由主義や共産主義などの国家体制が整い、東西冷戦下で、新たに大国という概念が登場し、そこにアメリカとソビエトが君臨する。

共産党一党独裁の中国は、独自の路線を歩みながらも臨海部を中心に資本主義を融合させた取り組みを見せながら、驚異的な経済成長を果たし、もはや、アメリカとも対峙できる程にまで巨大化して、大国としての存在感を持つに至る状況にある。

人類は、かの大戦で多くのものを失うと同時に、多くのことを学んだ筈だったが、自由主義思想の中にある根本原理としての弱肉強食の思想は、戦後70年を経た現在、世界の資産をあまりにも片寄る状況に追い込んでしまっている。

アメリカ・トランプ、ロシア・プーチン、中国・習近平という3大大国のトップ達も、こうした思想の歪みの中から登場してきた経緯があるが、それとは別な勢力が今や世界に台頭し始めている。

大国や大企業をはじめとする成功者達の陰で、紛争や貧困に追いやられる集団は、中東、ヨーロッパ、東南アジアを含めた世界の至るところに勢力を拡大させ、ある者はイスラム国(ISIL)に参加し、ある者は難民という境遇の中からアメリカに一矢を報いようと志し、またある者は、彼らを支援し極右として政治の舞台に登り、具体的に現状に抗議する。

金正恩は、単なるバカですから、除外するとしても、現在、世界は再びそれぞれが、それぞれの主張を持ち始め、混沌としてきている。

その背景にあるのは、大戦後に誓った筈の平人類の和への願いではなく、閉鎖的な世界観のみ。

この先に訪れるのは、まともな指導者の登場ではなく、再び世界を破滅に追い込む戦争以外は考えられないですね。

地球温暖化を含めて、人類は滅亡の道を歩いているのだと思いますよ。

そして、その理由はただ一つ。

人間の欲望ですね。