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昔のパソコンが高い理由
90年代のパソコンは、ミドルレンジでも24万ぐらいします。 今は10万でもミドルレンジ~ハイエンドのパソコンが買えます。 なぜ同じポジションのパソコンでも、価格が半分~3分の2ほどに低下したのでしょうか? 円の価値が変化したからでしょうか?
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だいたい既回答者諸氏のとおりなんだろうけど・・・そのほかに・・・ ”'90年代”の所謂「メーカー製パソコン」は「付属ソフト(バンドルソフト)てんこ盛り」の時代。 バンドルソフトは、市販ソフトより安く提供されているとは言え、コスト負担があるコトに変わりは無い。 また、イマドキのパソコンは、”メーカー製”と言えども、オリジナルは筐体(ケース)やマザーボードくらいで、ロット単位で構成部品が違う(機能を満たせば、ロット生産時に入手できたモノを組み込む)”汎用パーツの集大成”のようになっているけど、'90年代はパーツレベルの型番指定で供給を受ける”オーダーメイド”が主流だったから、その分、コストアップに繋がった。 因みに、'90年代のパソコンでも、汎用パーツで構成され、最低限のソフトしかバンドルされないショップブランドだったら、10万円程度でミドルレンジが買えた(つーか、実際に買った)。 もう1つ考えられるのは、'90年代のパソコン需要は、まだまだ、一部のマニア(好事家、物好き)の世界の”趣味のモノ”か”必要に迫られて”といった需要が主要な時代。「メーカー製の信頼」分のコストに負担感を持たない人も少なくなかった。 「国民皆パソコン」とも言えるイマドキ、「価格第一」という需要が一番なんだろうなぁ。
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- name_fdjaifdsja
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基本的なことは他の方々が書いておられるので、一つ付け加えとして「誰でも使えるシステム設計になった」というのがあります。 それにより企業への大量導入、中小企業への導入、一般家庭への導入が進み、パーソナルコンピュータの大量生産大量消費の前提が出来上がることになりました。 昔はパソコンを使用すること =プログラミングを行うことであり、それらを前提とした基本システムになっていました。それがグラフィカルユーザインタフェースを前提にしたOS普及と共にコンピュータの使用の敷居が大きく下がったことで、より多くの人がコンピュータを使用して様々なことに使用することができるようになり、大量生産大量消費の商品として世界中へと広まって行きました。
- SPROCKETER
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90年代に比べると現在の円為替はドルに対して2~3倍安くなっていますから、海外生産と逆輸入で為替差益が還元されるので、昔と比べると割安になっています。 価格引き下げの影響が大きかったのはメモリーで、当時はパソコン本体と同額だったメモリー基盤が、現在は10分の1ぐらいまで値下がりしています。海外生産のメモリーとの価格競争が激しくなったのが理由です。 ハードディスクも90年代は1台が5万円前後でしたから、現在の1万円以下まで値下がりした影響は大きいでしょうね。 部品の生産国も、中国、台湾、タイ、マレーシア、韓国などに変わり、国内生産が壊滅状態になった結果、格安パソコンが普及するようになって、国際競争力が落ちるほどパソコンが割安になる結果になっています。 もっとも、パソコンの中枢部を占めるLSIが、どこの国でも生産出来る設計に変更された結果、技術レベルが低い国でも大量生産出来るようになったので、価格破壊が進行したとも言えます。 昔のパソコンが高かったのは、メモリーの価格カルテルの取り締まりが不十分で、値下げが難しく、海外生産のメモリーを大量輸入するようになってから価格カルテルが崩壊し、値下げ出来るようになった為とも言えます。 メーカーブランド品と比べて海外メーカー製品が半額で売られている御時世なので、価格を下げなければ売れないわけで、それが大きな理由だと思います。
- potatorooms
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買う人が違うから。 昔や、趣味の領域にパソコンがありました。なので、買いたい人が買っていました。 いまは、ノートや鉛筆のように、必需品になりました。 あと、PC-98 シリーズって、シェア98%(99.8という調査も)ありました。 多種多様なメーカーが存在はしましたが、シェア上は日本電気の一社独占だったんです。 いまは、コモディティ化して、誰でも組み立てできればパソコンを売り出せます。 この違いは大きいですよ。98%以上という独占状態をぶち壊した日本IBMに感謝ですね。 パソコンの価格破壊が起きたのは、DOS/Vがきっかけでした。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4825/17830)
1.売れる数が違う 数が出れば利益が少なくてもトータルで利益が出来ます 2.中国などから安い部品が入る 昔と違い今はメモリなど日本の企業が潰れるぐらい安い値段で作っています。 3.部品の数が減った 昔は色々な部品を実装する必要がありましたが今はチップセットなどに集約され部品が減りました。 90年代のwindows PCだとUSB、LAN、サウンドは別に取り付ける必要がありましたが今では小さな部品がマザーボードに乗っかってるだけです。 4.製造技術の向上で製造コストが下がった CPUでも機能は年々向上しています、中~低性能なCPUは能力が向上しつつ手ごろな価格になっています。 USBなどもUSB3.0はチップセットに内蔵されることで余分な部品の追加が無くなり製造コストの低減につながっています。 5.中国など人件費の安いところで作っている これにより実際にPCを組み立てる費用が安くなりました。 90年代始めだとHDDは20MBや40MBで10万ぐらいしていました。 PCも30万や40万していました。 性能は今のスマホよりも劣ります。 それでもそれぐらいしていました。
- dragon-man
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製造原価が激減したからです。テレビと同じです。50インチの液晶テレビが10年前は50万円しました。今は5万円で買えます。それでシャープは潰れました。同じ理由でNECや富士通など、日本のパソコンメーカーも全部潰れました。台湾、韓国、中国で安く作れるからです。もう日本にはパソコンメーカーはありません。同じことはアメリカにも言えます。
- 92128bwsd
- ベストアンサー率58% (2275/3919)
大量に出回り、メーカー間の競争が激化してコモディティー化したからでしょう。 でも、市場も伸び悩みメーカーの淘汰も進んでここのところ価格下げがとまって高い方の商品も再び出始めていますね。 90年代と比較すると、90年代はWindows95とインターネットが登場して、それまではゲーマーかビジネス用途が主だったPCが普通の人にも普及した時代。部品の標準化が進み設計・開発・生産が日本から台湾にうつった時代。80年代のPCに対してここでも大幅に値段が下がっています。ちなみに80年代初期の一般ユーザー向けのPCってやすかったんですよ。海外のシンクレアやコモドール、日本のNEC PC-6000シリーズとか5-6万円台だったし、その後のMSXなんか一万円台からありました。それらが廃れてビジネス用途中心になって高性能なPCが40-50万円と言うのが80年代後半。90年代になって、また一般向けが復興してガクッと値段が下がったのが20万円台。 で2000年に入ると、生産は台湾から中国に移ります。人件費が安いのはもちろんなのですが、実は中国に移ったことで、PCの周辺の部品(ケースとか、抵抗、コンデンサ、基盤... )が中国から安く調達できるようになったのが大きいです。 そして、各メーカー生産数量が上がったことで低価格競争でシェアを取ろうとしました。しかも標準化が進んで、設計・開発が誰でもできるだけじゃなくて、Windowsと互換性を保つためには独自のこともできず、差別化が難しくなり、価格勝負の生き残りの時代になりました。 更に最近では、用途がWebブラウズ、インターネットになり、昔のように性能が毎年上る必要も薄れました。そういったことが積み重なって値段が下がっています。 ただ今は、薄型軽量、長時間バッテリー、タッチパネル化などで、これまでと違う付加価値が必要になって高い商品も増えています。
- GENESIS
- ベストアンサー率42% (1201/2809)
そうですね、すでに皆さんから回答は出ていますが、電子部品の価格(性能の割には高い)、製造コスト等決して安くは無かったからです。初期のPCなんてまだまだ高嶺の花でした。 初期のPC(当時はNECが主流)はハードディスクはおろかフロッピー装置も付いていませんでした。確か内蔵ROMに入っているBASICが立ち上がるだけでした。その後外付けのフロッピー装置(8インチ)が発売されましたが、ハードディスク内蔵はかなりあとでした。外付けのハードディスクも当時は1MB/1万円のレベルだったと…(GBの間違いではない)欲しくても手が出なかった記憶があります。そのころにはフロッピー装置は標準になっていたと思います。CDーROM装置が付いたときには感動と驚きでした。当時の価格を考えると、今のハイスペック/ハイエンド機器が購入できます。
当時は、僕のようなクズでさえも 借金せずにパソコンを変えました。 それは、どうでもいいとして デルの戦略。 マイケル・デルがまだ学生のころ パソコンばっかやってて、父ちゃんに怒られます。 父:パソコンなんていじってないで、勉強しなさい マイケル:IBMと張り合いたいのだ!! それから時が流れて デルは、ダイレクト販売(BTO)を開始。 在庫は2時間しか置かない、など。 すると、売れた。 売れれば、製造コストも下がる。 デルは、アップルとは違う道を進みます。 一番安く売れる価格帯 → 安く売れば、大量に売れる この回転。 自分では、最新のものを作りません。 そして、徐々にデルが普通になってゆく。 他メーカーは、デルを倒すために 低価格路線に変更してゆく。 僕たちは、デルのサポートすら必要ないくらい 知らないうちに、パソコンの経験を積んでゆきました。 デルのサポートでも十分に満足できます。 価格1/3、サポート2/3・・・それでも 価格を選択できるようなスキルを持っているのは IBMのおかげ、かもしれません。
デフレで必需品ではないものは売れないからです。タブレットやスマホだけで良いというオルタナティブデバイスが出てきた事も原因。 昔は日本のメーカーが利益山盛りにしてぼったくっていましたが、それでも売れました。
一言で言えば、パソコンのパーツの値段が下がった為 何故下がったのかは色々と理由はあると思いますが 需要が増えた事による供給の増大で生産コストが下がった事が 要因の一つだと思います 参考までに、写真のパソコンは私が23年前に購入した シャープのX68000XVIと言うパソコンで、現在も稼働していますが (電源ユニットが死亡したので、ATX電源化に改造してあります) 購入価格はディスプレイTVと合わせて25万円 増設したメモリが2MBで4万円、外付けHDDが256MBで2万5千円しました GBじゃなくてMBでこの値段です この値段設定を考えれば、価格が下がったのも頷けるのではないでしょうか? それを考えれは今の時代、本当に安くなったと思います(特にメモリ関係)
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