焼夷弾の不発弾について

質問

姫路城は1945年7月3日に空襲を受けましたが、主天守の最上階で不発弾が見つかり、軍の当直が処理したとの証言が以前新聞報道にありましたが、よく分からないのは、通常爆弾であれば、少々の壁など貫通することは理解できますが、焼夷弾などのような薄い鉄板の中に樹脂が詰められ通常爆弾と比べ軽量の爆弾が床の上にそのまま転がっていることなど可能なことでしょうか。
城の記録としては残っていないみたいで、どうもよく理解できないので専門的な知識をお持ちの方にお尋ねいたします。

回答No.4

oska2

＞通常爆弾と比べ軽量の爆弾が床の上にそのまま転がっていることなど可能なことでしょうか。

可能ですね。
他にも回答がありますが「焼夷弾投下中に、起爆装置で着火」します。
何らかの原因で「着火不良」が生じると、可燃燃料に着火しないまま屋内にころがります。
私の両親の話では「Ｂ２９が見えたら、田圃に行って焼夷弾を拾っていた」との事です。
Ｂ２９が飛来する様になったのは、ちょうど「田植え後」です。
タケノコの様に、田圃に多くの焼夷弾が刺さっていたようです。
まぁ、この村から１キロ過ぎると爆撃目標の市内ですから大量の焼夷弾が村の田圃に落ちました。
警察・軍からは「焼夷弾は、触るな」との命令が届いていました。
が、「貴重な金属と燃料」が無償で入手できるので・・・。^^;
後日談として・・・。
市街地の爆撃が完了すると、Ｂ２９に代わってグラマン戦闘機が多く来週した様です。
田圃の草取りをしていた村人（非武装の一般市民）は、機銃で撃たれて多くの人命が失われました。
無差別銃撃ですから、現代だと大問題ですね。