• ベストアンサー

実印を象牙で作ろうと考えています。

実印として印鑑登録するハンコを象牙で作成しようと考えています。 しかしながら、ネットで印鑑通販サイトを見てみると、象牙を販売しているところと販売していないところがありました。 実印は象牙で作成するのが良いと思っていたのですが、全ての印鑑通販ショップが象牙印鑑を扱っているわけではなかったので、本当に良い素材なのかよくわからなくなりました。 本当に象牙の印鑑で実印を作成しても大丈夫でしょうか? 詳しい方がいらっしゃいましたらご回答お願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

象牙の印鑑が印鑑通販サイトであまり販売されていないのは、他の回答者様もおっしゃっているようにワシントン条約によって国際的に象牙の取引が原則禁止となっているためです。 ではなぜ、まだ象牙印鑑を販売している印鑑通販サイトがあるのかというと、これは日本国内に以前輸入した象牙が残っているからという理由です。 環境省によると安定して生息していて、かつ絶滅する恐れの少ない個体群とされている南部アフリカ諸国のアフリカゾウのうち、自然死した個体などから集められた象牙が、1999年と2009年にワシントン条約締結国会議での決定に基づいて日本に輸入され、登録されています。 環境省:象牙等はルールを守って取引しましょう! http://www.env.go.jp/nature/kisho/zougetorihiki.html それ以降は日本国外から象牙を輸入することは全面的に禁止されています。 つまり、現在販売されている象牙印鑑は上記で登録されたもののため、いまある象牙をすべて使い切ってしまったなら二度と象牙の印鑑は販売できないということになります。 印鑑通販サイトが象牙印鑑の販売を終了し始めているのは以上のような背景があります。 象牙印鑑を販売しているショップは、環境省・経済産業省により特定国際種事業者として認められており、店舗やHPに認定証を掲載していなければなりません。 象牙の印鑑が欲しいけど、違法な業者からは購入したくないという方は、この認定証で日本国内の象牙を正規販売しているかどうか確認すると良いでしょう。 象牙は実印の素材として以下のような非常に優れた特性を持っています。 ・耐久性が高いので一生使える ・朱肉と馴染みが良く、きれいな印影が残せる ・見た目がきれいで、誰もが知っている高級素材 象牙印鑑で実印を作成するのは問題ないでしょう。 象牙以外でいうと今実印として一番優れた印鑑はチタン製のはんこではないでしょうか? チタンは金属印鑑ですので耐久性は抜群であり、印影もきれいに残せます。そして、命と関連しないというところも魅力の印鑑です。 実印は一生モノですので、象牙以外の素材も検討してから決めてはいかがでしょうか? ※特定国際種事業者認定証を掲載している印鑑通販サイトを紹介しているページがありましたので貼っておきます。象牙以外の印鑑素材の情報についても他のページで紹介されていましたよ。 http://xn--wlr53q.net/zouge_shuryo.html

Dear_Deer3
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そういう背景があったのですね。 詳しく教えていただきありがとうございました。 チタンなど象牙以外の印鑑も調べて、やっぱり象牙がいいなと思ったら教えていただいた通販サイトで購入しようと思います。

その他の回答 (3)

回答No.3

象牙製品や象牙材料の国内での取引については、特定国際種事業者出ない場合は厳しく罰せられます(ワシントン条約)、象牙の取引は非常に少量なため、非常に高価な材料と言えます。 特定国際種事業者出ない業者は密輸業者となります、密輸品を購入すると言うのはおすすめできません、購入者とは言え、万が一の場合は警察の調査が来る場合もあります(購入者は犯罪者ではありませんが、購入者がいなければ密輸業者も居なくなるので、ある意味共犯)。 逆に言えば扱っていない業者は、リスクは無いです。 また、象牙の印鑑を扱っている業者は7社しか無いそうです、それ以外は密輸、もしくは人工象牙を象牙として売っている業者だと言われています。 http://innkan.com/material/ 本物なら1本数十万から200万くらいと言われています、象牙からみれは遥かに安いと言われている黒水牛で3000円から数万円ですからそれより安いわけは無いです。

Dear_Deer3
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やっぱり取り扱っている業者は減っているんですね。 ちゃんと認定された業者から購入しようと思います。

回答No.2

象牙はワシントン条約で国際的な取引が禁止されています。 日本に流通している象牙は、ワシントン条約前の在庫を使用しているとされています。 しかし、この条約にも抜け穴があるようで、殺した象の象牙はダメだけれど自然に死んだ象の象牙は取引が出来るということだそうです。一本100万円の値が付くそうなので、現地の人間にはとてつもない大金ということになります。 象を殺さなければ手に入らない素材なので、日本に売るために大量に殺されてきた経緯があります。日本では昔は実印と言ったら象牙で作るというのが一般的でした。三味線のばちや象牙彫刻でも使用されています。2015年のドキュメントでは、象牙の取引量は一位は中国、二位は日本だそうです。中国は印鑑文化の元祖ですし、象牙彫刻の人気がとても高まったそうです。 しかし昨年、世界的な動きとして例え在庫の象牙であっても、国内外を含めて商取引の禁止にしようということが議論されています。日本は象牙の市場があるので商取引の禁止には反対しています。 世界的な流れで今後象牙の判子は買えなくなる可能性があります。 もちろん買える時に買っておくという考えもあるでしょうが、象がどのように頭を撃ち抜かれて死んでいくのかをご自身で調べてから購入を検討するべきかと思われます。

Dear_Deer3
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 しっかり考えてから決めようと思います。

  • 3m2s6tlple
  • ベストアンサー率36% (412/1126)
回答No.1

昔は象牙は当たり前に印鑑の素材として使われていましたけど 今では取引があまりないはずです。 象を殺さなければ取れない素材が今の世の中で流通すると考えるほうがおかしいですよね。 それでも日本では国際的に非難を浴びるほど出回っていると書いてありました。 お金を求める一部の人が象牙のために何をするか判れば象牙を扱わない店があることが理解できるでしょう。 象牙は適度に吸湿性がありつつ固すぎず、柔らかすぎずで印鑑としては最高の素材だそうです。でも印鑑として他にも良い素材は沢山あります。 木・石・人口素材どれも良い点があるはずです。 動物の命を奪ってでも象牙を選ぶ、そんな人が減ればその分他の素材への目が向けられるはず。象牙でなくても機能は果たしますよ。実印だからと言って素材まで指定されているわけじゃないのですから。 私の実印は樹脂でした。とてもきれいでしたよ。もう登録抹消しちゃいましたけど。

Dear_Deer3
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 象牙以外も調べてから決めようと思います。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう