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大腸ポリープが初期のガンでI期
母親(70歳に近い)が大腸ポリープを見つけられ、 珍しい「陥凹」しているタイプで1cmくらいと小さく、I期とのことでした。 次回は約8か月後の検査ということになりました。 そのほかに悪いところが見つからなかったので、このようになったのですが、 現時点でなにか気を付けられることなどありますでしょうか。 進行が速いといったことはネット情報にありました。 本人も家族も不安は隠しきれませんが、こちらも学んでおこうと 思いました。 たぶん今の時点ではほかに何も治療などする必要もないと いうことで、再検査の日取りだけ決めて帰ってきたようです。 詳しいかた、アドバイスいただけたら幸いです。 それから家族などはどのように接するというか、私も少し動揺していまして、 そちらもアドバイスいただけたら嬉しいです。
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- jing0708
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消化器専門ですので一応お答えします。お信じにならなくても結構です まず疑問点は確実にガンだということがわかったのかどうかです。細胞診断(生検)をして、その結果悪性でありステージ1と判断されたということなのだと思いますが、その場合は進行度により ・内視鏡的治療 ・開腹手術 のいずれかが選択になります。1cmならば、内視鏡で十分だと思いますが、それを行った上で >次回は約8か月後の検査ということになりました。< ということでしょうか。もし、そうでないのであれば医療側が不適切な対応の可能性がありますのでセカンドオピニオンをオススメします。悪性だと確定しているのに切除せず8ヶ月放置は基本的にありえないと思います。これは大腸がん研究会による大腸がん治療ガイドラインにも明記されています。 つぎに現在行うべきことですが、学ばれるのであれば大腸がんの患者の会などが作成しているホームページや患者の会が出している冊子や書籍をオススメします。基本的にネットは信用できません(私の回答も含め) また、個人的には医療批判本を信じることもお止めになるべきだと思います。私自身臨床でそういう患者さんを相手にしますが、面白いことに医学書に乗っていることは否定しても一老医者が何の責任もなく書いた本は信じるというのは心理学的に非常に面白い行動だと思う反面、治療のためにはこちらも必死に説得しなくてはならなくなりますし2割程度の人は翻意することなく治療を止めたりドクターショッピングを始めるので辟易しています。 予め申し上げておきますが、ガンと戦わないというのは悪い選択肢ではありません。私自身延命効果については常に学術論文で掲載された図をパワーポイントに移し(著作権などは問題ないように)患者さんに効果を説明します。当然3ヶ月~6ヶ月程度の延命しか望めない治療についてはお辞めになる人も多いです。しかし、現在は3年~5年の延命が認められる治療も場合によってはありますので、そういう場合は患者さんがどういう生活を望むのかをしっかり聞いた上で選択できるよう私だけではなく周囲と連携し説明をします。 ここで重要なのは、本は【売れるためにセンセーショナルなことを書く】ということです。それに対して専門書は【論文などで認められた事実のみを書く】という違いがあります。一部の医師やジャーナリストが書いている医療批判本の大半が古い文献に基づいて書かれており、非常に不適切です。彼らは卑怯で、学会や論文で声を大にして言えばいいことをそこからは逃げてあくまでも一般書籍で印税を稼ぐという選択に出ています。医療従事者が稼ぐべきではないなどとは言いませんが、個人的には最悪の手法だと思っています。 話はそれて申し訳ありませんが、このことを念頭に ・規則正しい生活 ・食物繊維や発酵食品、栄養などをバランスよく取れる食事 ・適度な運動(負荷の大きい運動は避けてください) が闘病には良いと報告されています。そのほかにも報告があるのは ・グリーンセラピー(特に土いじりが良いとされます。個人的にもこれは賛成です。ただし、他の既往で免疫が抑制される医薬品を用いている場合は避けてください) ・日光浴 ・ストレスを解消する趣味 です。こう見ると当たり前のことのように思われると思いますが、論文でしっかりと治療効果・延命効果などが報告されているのは1990年代末以降です。たまにいらっしゃるのが過度に食塩を減らしたり、好きでもない食べ物を無理やり食べる患者さんやご家族がいますが、現在それらの方法はあまり効果的でないという報告もあります(むしろストレスである)。お母様が負担にならないように、かつ楽しめるように闘病生活を営まれることを私は推奨したいと思います。具体的な治療については確定診断がついておらず経過観察で十分なら経過観察を、悪性で確定診断がついているならば切除を、確定診断が付いているにも関わらず(悪性)切除しないならば一度セカンドオピニオンを年間症例数が多い腹部外科か消化器科のある病院(地域の拠点病院か大学病院が良い)で行うことをオススメします。 お腹立ちになることもあると思いますが、ご一考ください
- merrybluecard
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また横道に逸れた回答になり恐縮ですが、近藤医師の主張を否定する立場からの本を読むと、どちらが正しいのか正直わからなくなってきました。近藤医師の「がん専門医よ、真実を語れ」に、<抗がん剤専門の医師が日本にはほとんどいない。いたとしても急性白血病、悪性リンパ腫以外のがんに対して一生懸命取り組んでくれる医師はほとんどいない>の記述がありますが、その抗がん剤専門医(腫瘍内科医)が書いた 「医療否定本の嘘」 勝俣範之 もよければご一読ください。
お礼
いろいろな情報ありがとうございます。そうですね、多面的に見ることも大事だと思っていますので、みてみます。私の考えなんですが、どれが正しいか、というよりは、いろんな情報を元に、「自分が何を選ぶか」だと思っていまして、そのために自分でよく学んでから「決断する」としたいと思っています。今回の母の件からは離れてしまいますが~
- dragon-man
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初期のポリープでしたらまだ転移はしていないでしょうから切除できたらそのポリープ自体はそれで完治です。しかし初期とは言え癌性のポリープがあったわけですから、体質的に別の悪性ポリープが出来る可能性はあります。(1センチ以内のほとんどのポリープは良性)だから8ヶ月ごとに検査するのでしょう。(8ヶ月以内に進行した悪性ポリープは出来ない)病院の言うとおり、それ以上の処置の必要はないでしょう。もし普段から便秘の質でしたら、それを改善することぐらいでしょうか。その際下剤などは使わず、食事(野菜とビフィズス菌)と適度な運動で。30分~1時間ぐらいのウォーキングがいいです。デキストリンという水溶性食物繊維を適度に摂ると(1日10gぐらい)効果的です。ドラッグストアで売られています。
お礼
ありがとうございます。やはり、現時点ではそれ以上の処置が必要ないということですね。過ごし方の件、大変参考になります。回答ありがとうございます。
- merrybluecard
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初期のガンだったのですね。ピント外れの回答をしてしまいました。申し訳ありません。
お礼
は~い、大丈夫ですよ、とんでもないです。近藤先生の本の情報、ありがたかったです。私もガンと戦うな、の考えですので、さっそく本を読んでみたいと思っています。
- merrybluecard
- ベストアンサー率11% (29/246)
大腸ポリープといっても悪性と良性があります。 悪性の大腸ポリープが見つかったということですか? 私もポリープが見つかり、場所的に、内視鏡の手術では取り残しの危険性があるということで、開腹手術をしてポリープを除去、検査の結果、良性のポリープと判明。 医師は、放置してると悪性になるから、と手術の正当性を匂わせていましたが、 「ガンと闘うな」の近藤医師は「良性はいつまでも良性のまま」と言ってます。
お礼
そうですよね~良性であればいいのですが、悪性だとこまめに経過観察をしていくことになりますよね。開腹手術されたのですね。。良性でなによりです!近藤医師の情報もありがとうございます。さっそく読んでみようと思います☆彡
- kanstar
- ベストアンサー率34% (518/1497)
まず、お母様がご高齢という点から考えると、初期ガンはお母様が、60才以下なら、新陳代謝はそれなりに活発なので、ガン細胞の増殖速度が速くなります。 但し、既にお母様はお年がご高齢なので、定期的な観察を行えば、大丈夫だと思います。 逆に抗がん剤の投与や外科手術を行うとお母様の場合にはお年がご高齢なので、生活の質が大幅に低下すると思われます。
お礼
なるほど、ほぼ70歳ですので、高齢になりますね。早期発見ができてなによりでした。抗がん剤や外科手術に関しては、そうですね、理解できます。回答ありがとうございました。
検査は必ず受けて下さいね。 身内もポリープ切除しました、強引に病院に連れて行き即入院でした。 10年以上になりますが今でも元気です。 結局、二回切除しました、今は自分から検査予約してますね。 食事も繊維質の野菜が若干増えたぐらいでしょうか、普通に接し普通に暮らしています。 あまり神経質にならない事が治療かと思いますね。 お大事になさって下さい。
お礼
そうですね、神経質にならないほうがいいですよね。回答ありがとうございます!
お礼
専門家の方からの真摯な回答、大変感謝しています。 はい、まず、血液検査で何かひっかっかり、大腸と胃、あとたしか食道の内視鏡検査をしまして、そこで、大腸にポリープがあることがわかりました。が、そこでは検査のみで、取る処置は行えない、ところでしたので、もっと設備の整った大きな病院へ紹介状をいただき予約後、内視鏡からのポリープ切除、そこから病理検査に回され、結果がでるころにまた診察予約をし、その診察時に結果がわかりました。I期という報告でした。 ですので、ちゃんと通常通りのプロセスなのではないかと思います。 そして、すでにポリープをとってしまい、ほかには見受けられないようですので、「経過観察」になっているのだと思います。 大腸がん患者の会のホームページや、冊子など、学べる環境の情報、ありがとうございます。とても助かります。 私個人としては、医療を否定か受け入れるか、の前に、医師のいうことを丸のみすることよりも、(専門なのは重々わかっていますが)自分がわからないことについては医師にはもっと患者にわかるように説明をしてほしいと思うのと、あとは患者や家族も外でいろいろ学ぶほうがいいとも思っています。 そうですね、本を出す、ということは出版社は「売れる」「利益」が必要ですから、当然そのような戦略でもって本を書かせようとすることが多いですよね。それを十分に理解したうえで、本やインターネットの情報を見る、というようにはしているつもりです~なんといっても情報過多の時代ですから。 生活の仕方などについてのアドバイス、とても参考になります。ありがとうございます。 それから、「お腹立ちに。。」と最後の一文にありましたが、私はjing0708さんのコメントを読んで、まったく腹が立つとかありません。そう書かれていることが不思議です。むしろ、真剣に書いてくださっていることが伝わってきて、大変うれしいです。ありがとうございました。