• 締切済み

連続系一次遅れの離散系バージョン?

ある波形のノイズを一次遅れのローパスフィルタ (1/(Ts+1))で除去しようと思っています。 このとき、連続系の波形なら上記のフィルタをかければ いいと思うのですが、波形がサンプリングされているデータです。 そこでフィルタも離散系?と思ってるのですが、上のローパスフィルタを離散系にした場合の形がわかりません・・・。 ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • LCR707
  • ベストアンサー率70% (95/135)
回答No.2

双線形変換を用いて離散化する場合の説明です。 ローパスフィルタの伝達関数を  H(s) = 1/(1 + s・Ta) = 1/(1 + s/ωa) … (1) とし、サンプリング周期を T とします。周波数軸のゆがみを補正するため、カットオフ角周波数ωaを変換して、  ωb = (2/T)tan(ωa・T/2) … (2) としたローパスフィルタの伝達関数  H(s) = 1/(1 + s/ωb) … (3) を用います。ただし、ωa ≪ 2/T の場合は、ωb≒ωa としてかまいません。 双線形変換を行うため、(3)式の右辺に  s = (2/T)(1 - z^-1)/(1 + z^-1) … (4) を代入し、これをH(z)として H(z) = (b0 + b1×z^-1) / (1 - a1×z^-1) … (5) の形に整形し、係数 a1,b0,b1 を求めます。たとえば係数 a1 は  a1 = (2-ωb・T)/(2+ωb・T) です。b0,b1は腕試しに計算してみて下さい。 このようにして求めた係数 a1,b0,b1 を用いて、フローグラフを作ります。 その構成方法はいろいろありますが、直接型(2)という方式の場合、その計算手順は、Z0,Z1を変数として  Z0 = InData(i) + a1×Z1;  OutData(i) = b0×Z0 + b1×Z1;  Z1 = Z0; の繰り返しになります。 2次や3次のアナログフィルタから、IIRデジタルフィルタを作る場合も、同様の手順で行うことができます。

  • yaksa
  • ベストアンサー率42% (84/197)
回答No.1

離散信号なら、Z変換を考えればいいのかな Z変換の、1次遅れフィルタは、 z/(z-exp(aT)) の形です。Tはサンプリング周期です。 aはローパスのパラメタですが、 連続系での 1/(s-a) の形のフィルタのaに相当します

関連するQ&A

  • 連続時間正弦波信号と離散時間信号

    デジタル信号処理のレポートでこんな問題が出されたんですが解き方が解らなくて苦戦してます!!!。どなたか教えて頂けませんか? 問題: 周波数11[Hz]の連続時間正弦波信号をサンプリング周波数 8[Hz] でサンプリングした。 サンプリングによってこの離散時間信号と全く同じ波形となる連続時間正弦波信号の うち、最も低い正の周波数をもつ正弦波の周波数は何[Hz]か?

  • ローパスフィルタ

    デジタルフィルタでローパスフィルタを作っています。1.1Hzのノイズを取り出そうとして、サンプリング周波数100Hzで遮断周波数が1.1Hzとしたときフィルタをつくり、サンプリング周波数200Hzで遮断周波数が2.2Hzのフィルタを作ったとき、この二つのフィルタでそれぞれ1.1Hzのノイズを取り出そうとしたのですが、サンプリングが100Hzのときはほとんど取り出せたのですが、200Hzのときは、半分くらいしか取り出せませんでした。2.2Hzまで取り出せるはずなのに、わかる人いますか?

  • フィルタの遅れ時間について

    ノイズが載っているときフィルタをかけることをしますが、フィルタをかけると遅れが生じると思います。その遅れ時間はどうやって計算するのでしょうか? 例えば、1Hz以上をカットしたい場合と10Hz以上をカットしたい場合どれだけ遅れに差が生じるのか知りたいです。

  • ある時間関数を離散フーリエ変換して得られるフーリエスペクトルの振幅値に

    ある時間関数を離散フーリエ変換して得られるフーリエスペクトルの振幅値について教えて下さい。 今想定している離散フーリエ変換の式は一般的なもので Σ(k=0~N-1) f(k)exp(-2πkni/N) を考えています。 また、離散フーリエ変換して得られるスペクトルは √(Re^2+Im^2) で計算します。 離散フーリエ変換を適用する関数を、 振幅1の直流、及び振幅1で周波数5[Hz]の正弦波とします。 (この2つの信号は別々の信号で合成されていません。) サンプリング周波数を20[Hz]とした場合、サンプリングして得られるデータ列はそれぞれ、 直流: 「1, 1, 1, 1」 正弦波: 「0, 1, 0, -1」 となると想定されます。 (正弦波をサンプリングする場合は位相が関わってきますが、今回は気にしないで下さい。) このデータ列に対して上記の離散フーリエ変換を適用した場合、 得られるフーリエスペクトルの振幅値はそれぞれ、 直流: 「4」(直流のフーリエスペクトルの振幅値値) 正弦波: 「2」(5[Hz]のフーリエスペクトルの振幅値) となります。 (データ点数は上の通り4点) ここで質問なのですが、 離散フーリエ変換して得られるスペクトルの振幅値から元の関数の振幅値を求める場合、 フーリエスペクトルをサンプリングの総データ点数で割ることは数学的に納得できます。 しかしこの例の場合、フーリエスペクトルを総データ点数で割ると、 直流: 「4 -> 1」 正弦波: 「2 -> 0.5」 となってしまい、直流は正しいのですが、正弦波の元の振幅値を正確に求めることは出来ません。 この例の場合、フーリエスペクトルの振幅値から正弦波の振幅値を正しく求めるには、 「フーリエスペクトルの振幅値*2/データ点数」 としてやらなければいけません。 上記のことに関して、なぜこのようになるのかを(2をかける理由を)教えて頂けないでしょうか。 当方、数学についてはあまり詳しくないため、簡単に説明して頂けると幸いです。

  • 2次のバターワースフィルタについて

    2次のバターワースフィルタを利用して,ある実測データのノイズを除去することを考える場合に疑問点があります。 2次フィルタの場合、二つステップ(観測ステップ/時間)過去までのフィルタ処理を行っていないデータおよびフィルタ処理を行ったデータを用いて,現在の測定データにフィルタ処理を施すことになると思います。 このとき、データの測定開始直後では、その過去のフィルタ処理後のデータに信用性がない(ノイズがまだきちんと除去できていない?)ため,きちんとローパスフィルタが機能するのは,何ステップか時間が経った後からになると思います. そこで二つ質問があります. (1)上の解釈はそもそも正しいでしょうか? (2)正しいとすると,設定した遮断周波数等から,フィルタがうまく機能するようになるまで,はじめに何ステップ程度必要かを計算,あるいは判断することはできるのでしょうか? 詳しい方がいらっしゃいましたら,ご教授いただければと思います. よろしくお願いします.

  • スイッチングノイズに関する勘違い?

    スイッチングノイズについて教えて下さい。 例えば100kHzのスイッチング周波数をもったスイッチング電源は200、400、600、800・・・kHzにスイッチングノイズをもつわけですが、 例えばノッチングフィルタを使って、200kHzのノイズを完全に消した場合、400kHz以降のノイズも消えるのでしょうか? 逆にローパスフィルタを使って400kHz以降のノイズを完全に消した場合 200kHzのノイズはどうなるのでしょうか?そもそも200kHzにスイッチングノイズがある限り高調波のみを除去することは原理的に不可能なのでしょうか? 何か勘違いしているかも知れませんが、上記の質問お願い致します。

  • 離散と連続での確率の和および積分の考え方

    普通、確率は例えば全部足したら1になるというような場合、Σpi=1というように表記します。一方で連続的なものは∫pdx=1となります。この場合、piは確率であり無次元で、その和をとっても無次元ということは理解できます。連続型の場合、pdxを確率とみなすという考え方になるのでしょうか。またpは確率密度関数ということになると思います。その定義はどのようなものなのでしょうか。pの次元はdxの逆数の次元となるということになりますが、pの定義を問うとしたら∫pdx=1としてそういうものという陰的な定義となるものでしょうか。そして例えばlim(dx→0)(dx区間の存在確率/dx)とかでしょうか。これだとデータがあっても計算できないわけですが。 実際に計測された大量のデータから確率密度関数を求めるという操作を行う場合、どのような手順になるのでしょうか。よろしくお願いします。離散量と連続量での確率の取り扱いということになるのかもしれませんが。

  • ローパスフィルタの遮断周波数を求めたいのですが

    あるサンプリング数のデータをエクセルでグラフにしたものがあるのですが、このグラフ(波形)にローパスフィルタをかけたいのですが、カットオフ周波数をいくらにしたらいいのか判らないので、ご存知の方おられたらお願いします。 サンプリング周波数は1msで行います。データの最大値(ピーク値(y軸))は約8μmです。 おそらくほかにも情報がいると思うのですが、なにがあればよいのかわからないのでそれを含めて教えていただけると非常に助かります。

  • デジタルフィルターの遅延について

    高周波のノイズを除去して、低周波の信号を通過させるローパスフィルターとしてバターワースフィルターを使っていますが、信号の遅延に困っています。取得したデータを後からフィルター処理するのではなく、リアルタイムに処理して、なおかつ遅延が少なく、波形の歪みも少ないフィルター処理をするにはどのような方法があるか教えてください。

  • 離散フーリエ変換によるパワースペクトルについて

    研究で、閉ループ内の自然循環について調べています。 各箇所での温度変動の特徴を調べるために、ある一定時間の温度のデータをパソコンのフリーソフトで周波数解析(=DFT(離散フーリエ変換)計算)を行いパワースペクトルを得ました。 その評価の仕方は一応わかっているのですが、離散フーリエ変換についてまったく知識がないので、どのような計算でパワースペクトルが得られるのかわかりません…。 たとえば、計算は、サンプリング周期2sで1000sの温度変動のデータ(データ点500個)を用いて行い、横軸に周波数[Hz]、縦軸にパワースペクトル[℃の2乗/Hz]でグラフを出したって感じです。ちなみに作動流体は水です。 ウィキペディアなどで調べても、あれらがこの解析にどう利用されているのかがわかりません…上記の場合なら式はどうなるのかや、このような解析が行える理由等をわかりやすく示していただけないでしょうか? お願いします!