副総理と官房長官なら副総理のほうが立場が上ですか？

質問

副総理と官房長官なら副総理のほうが立場が上ですか？

回答No.3

jess8255 · ベストアンサー

既に回答がありますが、副総理という官職名は法律上存在しません。つまり副総理だけでは何の権力もない、ただの名誉職のようなものです。

しかし歴代の内閣にはしばしば副総理という名称が登場します。現内閣では麻生太郎、過去の民主党政権では岡田克也がそれぞれ副総理ですが、その名称以外に正式な官職である大臣に就任しています。麻生は財務大臣、岡田は4つの内閣府特命担当大臣です。

最近の慣例では内閣の閣僚の中で総理不在時（事故や重病などの入院で政務を取れない場合）実力者数人を内閣総理大臣臨時代理として前もって指名しておくのが手続きであり、これまでは内閣官房長官がこの筆頭者に当たりました。この場合であっても官房長官は副総理とは呼ばれず、次の順位の閣僚が副総理となのです。現安倍内閣では政権奪取後に麻生太郎を筆頭としており、菅官房長官は順位が第2位なので、麻生が名実ともに副総理と呼ばれます。

官房長官は必ず総理の腹心ですが、官房長官ではない副総理は論功行賞として総理実現に貢献した盟友（第三次中曽根内閣の金丸信国務大臣）である時もあれば、反対派閥の領袖（田中角栄内閣の三木武夫環境大臣など）を「これでご勘弁を」と懐柔のために据えることもあります。

ご質問は副総理と官房長官はどちらが上位か？ですね。副総理は総理大臣臨時代理の筆頭ですが、あくまでも総理が事故や重病などで職務を執行できない場合のみ総理の権限を執行できるに過ぎないので、常設の権限で言えば現内閣では官房長官が内閣ではNo.2です。しかし麻生太郎は代理順位筆頭、しかも現職の財務大臣、また過去に総理を務めたことがあるので内閣では実質的にも名目的にもNo.2です。副総理だから官房長官より上位だ、という訳ではありません。

お礼

ありがとうございました。

回答No.4

ithi

pekoqyxalz さん、こんばんは。

副総理と官房長官なら、副総理の方が上です。ただし、内閣内の権限は官房長官の方が実力があります。

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

teppou

「副総理」と言う言葉は、時に誤解を招く表現です。
　下記の Wikipedia を読んでください。
　副総理
　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%AF%E7%B7%8F%E7%90%86
　内閣総理大臣臨時代理
　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E8%87%A8%E6%99%82%E4%BB%A3%E7%90%86
　「副総理」と言う言葉が、「内閣総理大臣臨時代理」の意味で使われている場合は、「副総理」のほうが「内閣官房長官」より上です。現在は、麻生太郎財務大臣が、「内閣総理大臣臨時代理」ですので、その意味での「副総理」であり、菅官房長官より上の立場です。
　しかし、内閣官房長官が、「内閣総理大臣臨時代理」に指定されていることも多く、その場合、「副総理」と呼ばれることがある大臣は、内閣ナンバー２の立場にある人ですから、総理が健在である場合には、「副総理」の方が立場が上、総理に何か事が起こった時には、官房長官の方が立場が上と言うことになると思います。

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

jkpawapuro

副総理とは建前上の立場としてNO２をさすものです。
ですから建前上立場は副総理が上です。
ですが副総理には法的根拠も特別な職務権限もありません。
一方高級官僚の任免に大臣だけでなく官房長官の同意が必要とされていますので、官房長官は全省庁に影響力が発生し大臣を圧倒的に上回る力を持ってるのが現状です。ですから現実にはNO2は官房長官になります。

お礼

ありがとうございました。