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内閣官房長官はなぜ内閣官房大臣ではないのですか?
あるいは、副総理大臣という呼称も良いと思います。 原則、官房長官が臨時首相代理順位が1位ですから。
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それは、内閣官房長官はあくまでも”内閣官房”という組織の長だからです。内閣官房は、内閣総理大臣の補佐を行う機関でたとえるならば秘書たちです。内閣官房は、内閣管轄の全ての府省庁のトップに位置し官僚組織の最上位の機関です。省庁でないので、~省大臣とか~庁長官を使わず内閣官房の長官として"内閣官房長官"という称号になっているのではないでしょうか。 ちなみに、臨時総理はあくまでも副総理です。官房長官は、副総理の補佐をたんたんと行います。 内閣法の第9条は、「内閣総理大臣に事故のあるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が、臨時に、内閣総理大臣の職務を行う」と定めています。ここでいう予め指定する国務大臣こそが副総理なのです。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 国務大臣だからといって、全員○○大臣と呼ばなければならなくてもいい訳ですね。 国家公安委員長だって、特命担当大臣を必ずしも兼務しなくてもいいわけですものね。