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江戸びとの洒落?
- 江戸時代の洒落文化について紹介します。
- 寅さんを彷彿させる江戸びとの洒落の言葉や歌の一部をご紹介します。
- 伊勢の神楽師の叔父が酔って舞った歌にも洒落があります。
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>これらは地口っていうのでしょうか? 殆どが地口ですが、慣用句や諺も混入しています。 >「狸から上前」 地口ではなく慣用句。 > 「水母も骨に会う」 これは諺。 地口とは「元の言葉に、語呂合わせなどで、意味の無い言葉をうしろに繋げたもの」「有名な文句をもじったもの」「韻を踏んでリズムを付けた無意味な言葉」などです。 > 「蟻が十なら芋虫ゃ二十」 > 「蟻が十(とお)なら眼は二十(にじゅう)」 > 「蟻が十なら、芋虫ゃ二十歳、ムカデ三十で嫁に行く」 これらは地口。「ありがとう」の語呂合わせ。 > 「間夫は深川八幡宮」 地口。昔、深川には遊郭があり、間夫(まぶ)は遊郭にいた遊女の情夫の事。 > 「酔うて九段の坂の下」 地口。酔ってクダを巻くの「クダ」と「九段」の語呂合わせ。 > 「嘘を築地の御門跡」 地口。「うそをつき」「つきじ」の語呂合わせ。 > 「なんだ神田のお玉ヶ池」 地口。「なんだかんだ」の語呂合わせ。 これ以外にも 「おそれ入谷の鬼子母神」 「びっくり下谷の広徳寺」 「情け有馬の水天宮」 「その手は桑名の焼き蛤」(これは江戸じゃないけど) 「あたりき車力のこんこんちき」 などがあります。 >以下の台詞は寅さんがくちにしそうなものもありますが 寅さんの啖呵売で有名なのは「結構毛だらけ猫灰だらけ○のまわりは○だらけ」(下品なので一部伏せ字)という口上ですが、これも地口です。
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- chie65536(@chie65535)
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追記。 > 「間夫は深川八幡宮」 >昔、深川には遊郭があり、間夫(まぶ)は遊郭にいた遊女の情夫の事。 江戸言葉で「まぶ」は「真実の」とか「本当の」とか「美しい」とかの意味の言葉です。 例えば「マブい女」は「綺麗な女」という意味ですし、現代語の「マブダチ」は「親友(本当の友達)」を意味します。 で「本当の」とか「真実の」という意味で「まぶ」と言う単語を使った際に、「間夫は深川八幡宮」と地口で返して「遊郭という俗なものと、八幡宮という神聖なものが同居する深川にこそ、真実や本当の物があるよ」というニュアンスの事を言い表していたのです。 「江戸の粋」が解らないと理解できない地口の典型例でしょう。
お礼
ほんとうですね。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 もう少しお店を開いておきます。
補足
ありがとうございました。 穴の周りは毛だらけというのもありますね。