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自分の才能の見つけ方を教えてください。
好きなことをひたすらやっていれば見つかりますか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 才能は単なる手段でしかありません。 例えていえば、目的地に行くのに自転車で行くのか自動車か飛行機かという程度のことであって、大切なのは、何を実現したいのか、どうしたいのか、なにがどうなればいいのかということが本質的な問題であって、本当のところ、才能のあるなしは、あなたの中でさえ、大した問題ではないはずです。 「才能」という言葉は、もともとの日本語にはない言葉で、英語のtalentに由来しています。 このtalentの意味は、類義語のabilityも含めると才能、手腕、人材、能力、技量、力量、できること、性的に魅力ある女性(たち)といったところです。 私にもあなたにも日本語の読み書きの能力があるわけですから、日本語の才能がある、ということは可能ですし、同様に人に日本語で意思を伝える技量も力量もあるわけですから、日本語の才能があるということは言えます。 才能のあるなしは、それほど大した意味はないと思います。 なまじっか野球の才能があるために麻薬で身を亡ぼす人もいますし、なまじっか容姿というタレント性があるばっかりにスキャンダルを起こす人もいます。 しかし、なぜ自分の才能のあるなしをことさらに問題にするかといえば、何か目的があるのだと思います。 自分の容姿などのタレント性を問題にするのであれば、有名になってお金持ちになってモテたいという目的があるのだと思います。 もう少し卑近な例でいうと、意中の異性を射止めたい、恋愛関係においてどちらかといえば自分が主導権を持ちたい、玉の輿に乗りたいという目的があるのだと思います。 これらの例においては、欲望が絡んでいるわけで、欲望と言えばあれですが、強い感情や生きる意志、大きくいうと基本的欲求のようなものが働いているわけです。 では基本的欲求とは何か。 マズローの欲求の5段開設によりますと以下の通り。 1.生理的欲求 (Physiological needs) 2.安全の欲求 (Safety needs) 3.社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging) 4.承認(尊重)の欲求 (Esteem) 5.自己実現の欲求 (Self-actualization) この基本的欲求を満たすため、もう少し詳しく言うと、最小の努力と最短の時間で欲求を満たすための手段として最も有効な能力とは何かという自らの才能が問題になるのだと思います。 例えば、平均的サラリーマンは一生のうちに2億円程度稼ぐといわれていますが、株取引の才能がある人は比較的短期間で2億円を得ることができるわけです。 株の才能があるほうが、単にお金を稼ぐという目的においては効率的で労力がかかりません。 しかし、たとえ少額であっても、お金の有効な使い方の才能がある人は基本的欲求を充分に満たすことができるでしょうし、この才能がなければ例え株の才能があってアッという間に2億円を稼いだとしても基本的欲求を満たすことができません。 だとすると、自分の才能のあるなしを問題にするよりも、基本的欲求に基づいて何がしたいか、何を得たいのかをまず明らかにし、このための手段として自分がすでに獲得している技術や能力としての才能のどれが有効で効率的であるかを見定めればよいということになります。 ちなみに書いていて気が付いたのですが、これはコーチングの考え方でした。 興味があれば、コーチングを受けてみてください。 もっと詳しく書きたいところですが、大筋をご納得いただければ私の目的は達成されたことになりますので、この辺で。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
どうもありがとうございました。