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「溶存塩類濃度」という言葉の中の「塩類」の意味
- 海水の酸素濃度と溶存酸素量の関係について調べました。
- 海水の溶存塩類濃度が高いため、飽和溶存酸素量が低下します。
- 「塩類」は化学的には陽イオンと陰イオンから成る物質の総称です。
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海水に塩類が溶けているといいますが、ほとんどの塩類は不飽和で溶けているので、溶けてしまえばそれらはイオンに解離して存在します。したがって、溶けているイオン種はわかりますが、化学種としての塩類がどれほど溶けているのかはよくわからないという面があります。ただ、海水を濃縮して析出してくる塩類を分析してその化学種を同定して、何がどれほどあるかを示すわけですが、析出のさせ方(たとえば温度など)によっては違う化学種が出てくる可能性もあり、理論的な推定なども加わるので、資料・文献によって、その構成は違ってきます。どれが本当なのか私にはわかりません。ただ、「塩類」ということであれば、下記の表1の第1列目に挙げられている化学種が海水に溶けている(可能性のある)「塩類」でしょう。 http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-07-02.html また、表2にイオン種が示されています。 同様に下記URLの表にもイオン種や塩類が示されています。 http://www.cm.nitech.ac.jp/cho/earth_science/Lesson-11.pdf http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/ES_SK_K1.html https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B0%B4 また、共存する塩類濃度による溶存酸素濃度の低下は、http://kikakurui.com/k0/K0102-2013-01.html (JISK0102の97ページ) にありますが、Web上では見にくいので、 下記URLを参照してください。 http://www.horiba.com/jp/application/material-property-characterization/water-analysis/water-quality-electrochemistry-instrumentation/the-story-of-ph-and-water-quality/the-story-of-do/what-is-do/#c215935 ここでは、塩化物イオンの濃度によって低下する溶存酸素量が示されています。
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- hg3
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塩(えん)とは、酸由来の陰イオンと塩基由来の陽イオンとがイオン結合した化合物のことです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9_(%E5%8C%96%E5%AD%A6) 分かりやすい代表例が、塩化ナトリウム(NaCl)です。
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詳細なご回答ありがとうございました!