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マクローリンの定理を使った近似値計算で質問です。

文系の大学1年生です。 添付させていただいた資料で、sinの計算とcosの計算で質問がございます。 (すみません、sinについて添付できませんでした。。) まずsinの計算なのですが、 これはn=1の場合ですが、(赤で囲んだ部分)f3(0.5)=0.5-(0.5)3乗/3! となっております。 これのどこがわからないかというと、「なぜ0.5-(0.5)3乗/3!」となるのかが わかりません。例えばn=2だったなら、3だったならどうなるのか。。。 教えていただきたく思います。 cosも同じ部分が疑問なのですが、n=2のとき、 f4n(0.2)=1-(0.2)2乗/2+(0.2)4乗/4!となっています。 これも「なぜ1-(0.2)2乗/2+(0.2)4乗/4!」なのか、 例えばn=3,4の時はどうなるのか。。。を教えていただければ幸いです。

みんなの回答

  • info222_
  • ベストアンサー率61% (1053/1707)
回答No.3

f(x)=sin(x)のマクローリン展開は f(x)=x-x^3/3!+x^5/5!-x^7/7!+・・・ なので x<1のとき x<<x^3<<x^5<<x^7 なので 3次の項で打ち切ったf(x)の近似式f3(x)は f3(x)=x-x^3/3!= x-(1/6)x^3 となります。 f(0.5)=sin(0.5) =0.5-(1/6)0.5^3+(1/120)0.5^5-(1/504)0.5^7+・・・ =0.5-0.0208333...+0.0002604...-0.00000155...+・・・ =0.479425538604... f3(0.5)=0.5-(1/6)0.5^3=0.5-0.0208333...=0.479166... となってf(0.5)と比べると、小数以下4桁目以下が一致せず、この差が近似誤差となります。 なので小数以下3桁目までの計算であれば f(0.5)のマクローリン展開の第3項以下は無視できて、 f(0.5)=sin(0.5)はf3(0.5)で計算すれば十分 であるといえますね。 f1(0.5)=0.5 (n=1) では小数第一位の桁からf(0.5)と一致しませんのでf(0.5)の近似値としてf1(0.5)は(誤差が0.020...もある)使えません。 やはり、n=3の場合のf3(0.5)でないとだめですね。 ということでsin(0.5)≒0.5-0.5^3/3! の近似計算式が使われるのです。 次に cos(x)のマクローリン展開は f(x)=cos(x)=1-x^2/2!+x^4/4!-x^6/6!+x^8/8!-・・・ です。 x<1のとき x^2<<x^4<<x^6<<x^8<・・・なので f(x)のxの6乗乗以降を除いた近似式4f(x) f4(x)は f4(x)=cos(x)=1-x^2/2!+x^4/4! となります。 f(0.2)=cos(0.2) =1-0.2^2/2+0.2^4/4!-0.2^6/6!+0.2^8/8!-・・・ =1-0.02+0.000066666...-0.00000008888...+0.00000000006349...-・・・ =0.9800665778412... 一方、近似計算の場合 f2(0.2)=1-0.02=0.998 で小数以下第2桁目以降がf(0.2)=cos(0.2)と一致せず誤差がお置き大き過ぎます。 f4(0.2)=1-0.02+0.000066666...=0.980066666...で小数以下第7桁目以下が真値f(0.2)=cos(0.2)と一致しません。 以上小数以下第6桁目まで正しく計算するには f4(0.2)の近似計算式 f4(0.2)=1-0.2^2/2+0.2^4/4! を使わないと正しい計算結果が得られません。 なので小数点以下、第3桁目まで正しく計算したいのであればf4(0.2)の近似計算式を使わないといけませんね。 お分かりになりましたでしょうか?

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.2

これは大変に簡単な話です。 1項目1項目を別の意味があると考えようとするから混乱するのです。 マクローリン展開はもともと、テイラー展開からきていますよね。 テイラー展開というのは、何かの関数を級数で表してしまおうという発想です。 これを、実際に数字をいれてやってしまおうというのがマクローリン展開です。 sin(x)を、係数0 + 係数1×x + 係数2×x2乗 + 係数3×x3乗というように足し算すると考えるのがテイラー展開です。 マクローリンで数字を求めてしまいましょう。 この係数は簡単にわかります。 xが0だったら右辺は係数0だけになります。 sin(0)は0ですから係数0は0です。 両辺微分しましょう。 左辺はcos(x)になります。 右辺は、係数1 + 係数2×2x + 係数3×3x2場... xを0にしたら、左辺は1です。 右辺は係数1だけですから、係数1は1です。 また微分しましょう。 左辺は-sin(x)になります。 右辺は、係数2×2 + 係数3×3×2×x +... xを0にしたら、左辺は0です。 右辺は係数2だけだから係数2は0です。 おなじことを繰り返すとすれば、sinがきたときの係数はすべて0です。 だから、係数0、2、4、6、8というものは0に決まってます。 cosになったときだけ意味を持ちます。 さっきのところを微分しますと、左辺が-cos(x)となり、x=0のときー1です。右辺は係数3×3×2だけがのこりますから、 係数3=1/(3×2) ということになります。つまり階乗の記号を使えば 1/3!ということになります。 これを繰り返したら sin(x)=x-1/3!×x3乗+1/5!×x5乗+・・・ とういうことになるだけです。 ちなみに級数が収束する条件はx<1です。

  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.1

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