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幕府の特権としての将軍の力と幕府の介入
- 幕府の命令不遵守は大名を窮地に追い込む
- 将軍の権限で藩の内政に介入可能
- 幕府の介入は大名格継承や百姓一揆の勃発によるもの
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以下のとおりお答えします。いやあ、すばらしい訳文ですね! というわけで、申しあげたいことは、ごく小さいことが2つだけです。 >As already pointed out, failure to comply with the bakufu’s injunction or requests could speedily land a daimyo in trouble as a disloyal vassal. Finally, the shogun’s prerogatives as feudal overlord allowed him to intervene at will in the domestic affairs of a han. >すでに指摘した通り、幕府からの強制命令や要求の不遵守は、裏切った家臣としてあっという間に大名を窮地に追い込めた。最後に、武家の統領としての将軍の特権として、彼は思いのままに藩の内政に介入できた。 (Finallyを「最後に」と訳すと、一瞬、序数の最後のように誤解されるかも知れませんね。「最終的に」とするのがいいと思います。) ⇒でに指摘した通り、幕府からの強制命令や要求の不履行は、裏切った家臣としてあっという間に大名を窮地に落し入れた。最終的には、武家の統領としての将軍の特権によって彼は思いのままに藩の内政に介入できた。 >Although cases of intervention were quite common, the bakufu cannot be said to have abused this right. It was usually driven to act either by a dispute within the han over succession to the position of daimyo or by outbreaks of serious peasant unrest which the local authorities could neither settle nor control. >介入というケースはざらだったが、幕府はこの権利を乱用したとは言えない。それは通常、大名格継承をめぐる藩内のいざこざか、地元の領主たちが解決も制御もできない百姓一揆の勃発によりそうせざるを得なかったからだ。 (大したことではありませんが、serious「深刻な」が抜けていますね。) ⇒介入というケースはざらだったが、幕府はこの権利を乱用したとは言えない。それは通常、大名格継承をめぐる藩内のいざこざか、地元の領主たちが解決も制御もできない深刻な百姓一揆の勃発によりそうせざるを得なかったからだ。
お礼
回答有難うございました。