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自治会予算の執行に関して疑問が残る
- 私の居住区域の自治会の運営において、今年度の自治会予算の執行に関して疑問があります。
- 総会資料には市主催行事参加者への支出が計上されていましたが、自治会長はこれを拒否しました。
- 役員会の決定事項が総会議決事項より優先されるのか疑義が生じており、意見を述べるための総会や臨時総会の提案を検討しています。
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質問者が選んだベストアンサー
take0524さん、はじめまして。 私は、地域の青年会活動において会計職をやったことがあります。 質問者さんの所属する自治会の規約や組織体制が分からないので、私の考える一般論としての回答となりますが・・・。 普通に考えて、最高決議機関である総会で決定した予算について、執行機関である役員会が、独自の判断でその執行を拒否するのは、おかしな話ですよね。 役員には、その予算を執行する (処理する) 権限がある訳ですが、当然に、総会で承認された内容については執行するべきですし、逆に、総会で承認されていない内容については、個別に裁量が認められているもの以外は執行できないものだと思います。 もちろん、会主催の行事であるかどうかは、この場合関係のない話です。 そういったことは、総会で決議する前に話し合われるべきもので、決まった後に持ち出すものではないはずですよね。 まあ、一般論で言えば、質問者さんがおっしゃる通りかと思いますが。 私は、こういった問題が起こったときは、良い悪いは別にして、これまでの実績というか、やはり前例を尊重するという事が必要なのでは、と思います。 自治会主催以外の行事について、予算が計上されているという事は、その行事は昨年度以前から実施され、その費用が自治会会計から支出されていたのではないのですか? 私の所属する青年会の例で言えば、毎年ある他地区の祭礼に、応援 (御輿の担ぎ手) を出しており、その予算が計上されています。 会として、誰が参加するか決めている訳でもなく、御輿の担ぎ手ということで、だいたいいつも参加するメンバーが固定されているのですが、参加者の慰労会費 (簡単に言うと “飲み代” ) が、会の予算から支出されています。 もちろん予算枠があって、いつもオーバーしてしまうので、足りない分は参加者の自己負担です。 参加自由の他地区の行事における飲み代について、会からお金を出すことに異論がない訳ではありませんが、総会の場で予算として認められているのですから、当然に処理がなされます。 これは、毎年の慣習として慰労会が行われており、その費用を会で補助する前例があって、これが毎年の総会で決算としても承認されているからできることなのだと思います。 例えば、例年が昼の弁当代として支出されていたのが、前例なく飲み代として請求されれば支出はできないでしょう。 一般に自治会のような組織で予算を作成するとき、“○○の行事にいくら” といった感じで決められて、細かい内訳までは明確になっていない場合が多いのではないでしょうか。 質問者さんの例で言えば、その市主催行事に参加するときに、参加者がそれぞれ負担する 「参加費(入場料など)」、「交通費」、「食事・弁当代」 などのうち、どの項目に対して支出が認められるかは、それまでの実績によって決まってくるものだと思うのです。 全体としてその行事に対する予算が計上されているのなら、特に新たな取り決めがない限り、前例に沿った運用がなされるのが常識なのでは、と思います。 逆に、その運用を改めるのであれば、事前の取り決めが必要になるのでは、というのが私の見解です。 自治会活動と言えば、地域住民の親睦の場でもある訳ですし、こういった問題って厄介ですよね。 問題を複雑にしないためにも、できるだけ公の大勢の方がいらっしゃる場ではっきりさせた方がいいように思います。 ひとつのルール作りですから、結論がどうなるかよりも、皆がひとつの方向性を共有できるかが大切ですよね。 頑張ってください。
お礼
御返事遅くなり申し訳ありませんでした。 大変参考になりました。来月の総会の時に発言しようと 思っておりましたが、心強いアドバイス有り難うございました。