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ハードボイルド

なぜ固ゆでという意味の言葉が、かっこいいおじさん?みたいなのを差す言葉になってるんですか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

もともと「ハードボイルド・エッグ(固ゆで卵)」に由来します。 固ゆでした玉子はかき混ぜることができません。 そして、かき混ぜることをビートすると言います。 その場合のビート(beat)は「英語で打つ、叩く、鼓動、拍子などを意味する語」です。 ですからビートできないといえば、叩けない、打ちのめせない、倒せない意味になります。 ここから、決して倒されることのない不撓不屈の「タフガイ」のことを「ハードボイルドな奴」と呼び、そのようなクールで非情な人物の活躍する推理小説をハードボイルド・スタイル(the hard-boiled style)と称します。

wasted
質問者

お礼

もうこじつけレベルでハードボイルドっていうことになったんですね。 よくわかりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

語源的な意味については、#1の回答でお分かりになると思います。 質問者様の疑問に対する私の回答としては、ミステリ小説の一つのジャンルである「ハードボイルド(私立探偵小説)」の影響が大だと考えています。 ミステリ小説は、当初、名探偵が登場し謎を解明していく、いわゆる本格物から出発しました。 しかしこのタイプのミステリは、どうしても作り話的な印象が拭い切れなかったため、もっと人間性を描写したものはできないかとの発想から、ハードボイルド・ミステリが生まれたのです。 主人公である私立探偵に、簡潔で客観的な行動描写を加えることで、新たな読者を開拓しました。 その主人公たちの行動スタイルの表現が、ハードボイルドだったのです。 従って、中年で人生の酸いも甘いも体験している私立探偵が、苦み走った男を想起させることになったのだと思います。 ハードボイルド作家にもよりますが、ミステリジャンルでありながら、文学的にも高く評価されている作品も多くあります。 レイモンド・チャンドラーが描く、「フィリップ・マーロウ」シリーズや、ロス・マクドナルドの「リュー・アーチャー」シリーズは、その典型だと思います。 どちらも以前から翻訳出版されていましたが、近年になって作家・村上春樹氏による、「フィリップ・マーロウ」シリーズの新訳も発行され、売り上げも好調のようです。 一度お読みになったらいかがですか。

wasted
質問者

お礼

別にそういう小説に興味が会って質問したんじゃないので。 村上春樹嫌いです。 ありがとうございました。

  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.1

ハードボイルド (hardboiled) とは、元来は「堅ゆで卵」(白身、黄身の両方ともしっかり凝固するまで茹でた鶏卵)のこと。転じて、感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情な、(精神的・肉体的に)強靭な、妥協しない、などの人間の性格を表す言葉となる。文芸用語としては、反道徳的・暴力的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいい、アーネスト・ヘミングウェイの作風などを指す。また、ミステリの分野のうち、従来の思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312917743

wasted
質問者

お礼

ありがとうございました。

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