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2014総選挙結果分析

hayasittiの回答

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  • hayasitti
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回答No.8

・与党は勝ったのか。 賛否両論ありそうだが、個人的には勝ったと判断する。 まず、もともと2012年の圧勝状態を維持できた、というのが一つある。 現状維持だから勝っていない、というが、優勝したチームが次の年に優勝すれば、強いとみられるのは当然だろう。 選挙後半こそ議席300越えの予想が主流だったものの、選挙前、解散当時では260~280議席の予測が主流だった。 解散時の情勢を考えれば、与党側の身勝手な解散だ、という評論が主だったのだから、現状維持よりも減らすと予測するのは妥当だと思う。 それを覆しての維持なのだから、与党側としてはうれしい誤算だったはずである。 さらにいえば、今回は定数が5減っているのだから(480→475になった)、その中で絶対数で変わらないならば、実質勢力は微増ということになる。 ・野党が負けた理由 一つ目は、与党側の奇襲解散により、野党側に準備ができなかったことにある。 今回の選挙で、民主党は小選挙区、比例区ともに議席を伸ばしはしたが、 民主党幹部の敗退・辛勝(例:東京都1区、党首海江田の敗退、埼玉5区の枝野氏)を見ると、民主にプラスともなっていないように見える。 さらに、全小選挙区で候補を立てられなかったのも、票を逃がす結果になったと思う。 (この点で、民主党は選挙準備で共産党に劣っていることになる。「大義がうんぬん」という言葉が解散時に聞こえたが、ようは解散しないだろうとタカをくくって準備を怠っていたわけで、解散後に具体的な政策論争も展開できないとなっては言い訳にしかならない。) 次に、第三局の体たらく、といえばいいのだろうか。 まず、元祖第三局である、みんなの党(18議席分)が、内輪もめで選挙前に解党したこと。 比例議席数で14席分の票が宙を浮くのはかなり大きい影響だと思う。 かつ、日本維新の会(54議席分)が分裂したこと。 (日本維新の会は、「維新の党」と「次世代の党」に分裂した。) 維新旋風という「第三局への期待感」がもともと薄くなりつつあった現状でさらに分裂となっては、支持を失い、票が宙を浮くのは目に見えている。 自民党の議席の獲得内容を見ると、小選挙区で減らした分を比例区でカバーした、ということだから、 以前の反民主風、自民党押しの風は思ったほどなかったと思う。 だが、前述した理由から、野党支持者側からみても野党間で迷いが生じたのではないか。 ・共産党が躍進した理由 野党が負けた理由が、そのまま当てはまる気がする。 つまり、今回の選挙は、「与党 vs (野党:(民主党 vs 第三局) vs 共産党)」だったわけで、 野党第一党の民主党が奇襲解散で準備不足、第三局が内輪もめでガタガタ、で、与党から逃げる票がどこにいくか。 共産党しかない、ということになったのではないか。 良くも悪くも、共産党はぶれない、また、全小選挙区で候補を出しているから、(支持率は別にして)知名度は抜群であろう。 「与党いやだ、民主ダメ、第三局なさけない、となったら逃げる票は共産党しかない」 ということなんじゃなかろうか。 以上、私見ながら記載しました。 今後、比例票の党合計などが出てくるでしょうから、マスコミ側でも分析が進むでしょう。 以上、参考まで。

titelist1
質問者

お礼

なるほど、なるほど。安倍さんは3連勝。4連勝したら憲法改正が視野に入る。ありがとうございました。

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