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「勉強になった」の意味的解釈

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.7

#6です。 一素人のため、系統立てて述べることができず、また、表現の仕方も上手いとは言えないため、結構わかりづらい文になっているようにも思います。 懲りずに真摯にご対応いただいておりますこと、まずは、お礼申し上げます。 賢い人であれば、達観しつつこの辺で矛を収める運びとなるのでしょうが、わたしは、単純な上にあきらめが悪いというか、良く言えば根気強い一面があり、ついつい長居してしまいます。 ご迷惑であれば、適当にうっちゃっていただいても全く気にしませんので、念のため、お伝えしておきたいと思います。 1. さて、今回は、わたしの表現下手により、また誤解を与えてしまったようですので、そのことから。 >つまりこの文における「仕事を通じて」とは「仕事を媒介として」であり、換言すると「仕事をすることによって」という意味だと思っています。この点もhakobuluさんと対立する原因のひとつのようですね。 : この点で対立してはおらず、わたしも、Mister0413さんと同意見です。 ただし、「仕事を媒介として」と「仕事をすることによって」では意味が異なるはずで、この点は同意できません。 たしかに、結果としては同じ事柄について述べていることにはなりますが、その意図が異なっているでしょう。 「クラブ活動を通じて仲間ができた」は、「クラブ活動を媒介にして仲間ができた」という意図であり、「クラブ活動をすることによって仲間ができた」とは若干、意図が異なると思います。 本来の意図は、媒介したものについて述べているはずですが、後者は、(仲間が出来た)方法について述べる意図になっています。 「なる(なった)」という動詞を適用できるか否か、というのが根本の問題ですので、このあたりは厳密に検証していく必要があるでしょう。 私が参考にしたのは、大辞林で、 【二-(5)(ア)あるものを経由する。また,仲介の手段とする。 「秘書を-・じて面会を乞う」】という語釈です。 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E9%80%9A%E3%81%9A%E3%82%8B&match=exact&itemid=DJR_tuuzuru_-010 「経由する≒仲介の手段とする」と解釈したわけです。 また、#6で述べた下記の文章を確認していただいても、わかっていただけるかと思います。 『「今度の仕事を通じて、エクセルのいい勉強になりました」のような例に差し替えてみると、わかりやすくなるかもしれません。 たしかに、「今度の仕事をずっとやってきて」という意味であれば自然な文ですが、しかし、「今度の仕事を介在にして」という意味であれば不可でしょう。』 この最後のフレーズを正確に表現すると、 『しかし、「通じて」の本来の用法である「介在する」を適用した、「今度の仕事を介在にして」という意味であれば不可でしょう。』 です。 整理して書き直すと、要旨は、以下のようになります。 「今度の仕事を通じて、エクセルのいい勉強になりました」という文の場合、「通じて」を、 【二-(5)-(イ)物事が全体に行きわたる。 「四季を-・じて暖かい」 「生涯を-・じて守りぬいた信念」】という用法と捉えるなら、「今度の仕事の全体にわたって、エクセルのいい勉強になりました」という意味になるので自然な表現と言える。しかし、 【二-(5)(ア)あるものを経由する。また,仲介の手段とする。 「秘書を-・じて面会を乞う」】という用法を適用する場合には、 「今度の仕事を媒介として、エクセルのいい勉強になりました」という意味になり、文としての整合性が失われてしまうため誤用になる。 という内容。 今回お示しいただいたように、 「今度の仕事をすることによって、エクセルのいい勉強になりました」と言い換えても、上で述べましたように、本来の文意とはずれてしまう、という点で誤用になると思います。 「今度の仕事を通じて、エクセルのいい勉強をしました」であれば、「今度の仕事を媒介として、エクセルのいい勉強をしました」という意味になり、問題のない文です。 因みに、この表現の場合、「今度の仕事の全体にわたって、エクセルのいい勉強をしました」という、もうひとつの解釈も可能になります。 2. >「なる」に「変わる」という意味を含んでいるとは限らず、ここでは私が主張している意味だと思う以上、 「今度の仕事を通じて、エクセルのいい勉強になりました」は「今度の仕事をすることによって、エクセルのいい勉強をしたという効果がありました」となり、不自然さはないと考えています。 : 根拠は上で述べましたので繰り返しませんが、「不自然ではないが、意図が異なってしまう」と申し上げておきます。少し視点を変えてみますと、 「今度の仕事をすることによって、エクセルのいい勉強をしたという効果がありました」は、「今度の仕事は、エクセルのいい勉強になりました」という文の言い換えになっています。 つまり、「今度の仕事は、エクセルのいい勉強、という効果がありました」という意味になるので自然な文になるわけです。(「なる=プラスの効果がある」には変化の要素がありますが、現時点では、特に、それに拘る必要はありません。) 「今度の仕事を媒介として、エクセルのいい勉強、という効果がありました」という構文には整合性がない、という点に気づいていただきたいのですけどね。 そもそも、「いい勉強をしたという効果がある」という表現も意味が通らないように思います。これは、「いい勉強、という効果がある」とすべきです。 「今度の仕事をすることによって、エクセルのいい勉強、という効果がありました」とすれば、不自然であることがわかりやすくなるでしょう。 「エクセルのいい勉強、という効果があった=エクセルのいい勉強になった」という構図なのですから、「なった」を使う以上、あくまで「今度の仕事は」とする必要があります。 「今度の仕事を通じて」は誤用ですし、「今度の仕事をすることによって」は別の意図になってしまう、ということです。               

Mister0413
質問者

お礼

> 「仕事を通じて」とは「仕事を媒介として」であり、換言すると「仕事をすることによって」という意味だと思っています これについては、表現がまずかったかもしれないと思っています。「○○を通じて」の表現において、○○は自分に作用するもの、または自分が働きかける・利用するものであるはずです。その点が明確になるように表現したつもりだったのですけれどもね。 そこで「『仕事を通じて』とは『仕事によって』という意味である」と言い換えたらどうでしょうか。 つまり「今度の仕事を通じて、エクセルのいい勉強になりました」は「今度の仕事によって、エクセルのいい勉強をしたという効果がありました」と書き換えることができる、というのが私の解釈です。 もし「同じことだ」と思われるのでしたら、「クラブ活動をすることによって仲間ができた」を裏返すと「クラブ活動をしなければ同じメンバーの仲間ができなかった」という意味であり、クラブ活動の媒介について述べていると理解することもできるのだ、と言わせていただきます。 また「クラブ活動を媒介にして仲間ができた」は「仲間ができたのはクラブ活動をしたからである」という意味であって仲間ができた方法について述べている、と理解することもできます。 少し無理な理屈をこねて、どんどん泥沼に入り込んでいると思われますでしょうか。ここで#9さんのご回答も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

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