• ベストアンサー

運動エネルギーと位置エネルギー

ばね振動において運動エネルギーと位置エネルギーのやり取りを次の瞬間ごとに説明お願いします 1.ばねを引っ張って伸ばした(振動開始時) 2.ばねが自然長になった 3.おもりが行き過ぎて停止した(折り返し) 4.おもりが戻ってきてばねが自然長 5.最初のところに戻った

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.2

 ばねを引っ張って伸ばした(あるいは押して縮めた)ときのポテンシャルエネルギーは、ばね定数をk、伸ばした(あるいは縮めた)変位をxとして、    U=(1/2)・ k・x^2  従って変位Aのときのポテンシャルエネルギーは。    U=(1/2)・ k・A^2   (1) これが「1」の状態です。  ばねに関する「フックの法則」を参照ください。     ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87  このばねに質量mの物体を付けて、変位をAのところから手を離して、自由振動させたときの変位は、    x=A・cos(ωt)  ただし ω=√(k/m)  速度は、これを微分して    v=dx/dt=-A・ω・sin(ωt)  「2」の状態、つまり変位がゼロ(=自然長)になるのは、ωt=π/2 のときで、そのときの速度は    v=-A・ω・sin(π/2)=-A・ω=-A・√(k/m)  従ってそのときの運動エネルギーは。    E=(1/2)・m・v^2    =(1/2)・m・A^2・(k/m)    =(1/2)・k・A^2       (2)  このときx=0なので、ポテンシャルエネルギーはゼロです。  「3」の状態、つまり調和振動が手を離した反対側(引っ張って離したときは、最も縮んだ時)のときには、ωt=π なので    x=A・cos(π)=-A  従ってポテンシャルエネルギーは    U=(1/2)・ k・A^2   (3)  速度は   v=-A・ω・sin(π)=0 なので運動エネルギーはゼロです。  「4」については、、ωt=3π/2 のときで、そのときのポテンシャルエネルギーはゼロ、速度は    v=-A・ω・sin(3π/2)=A・ω=A・√(k/m) なので、そのときの運動エネルギーは。    E=(1/2)・m・v^2    =(1/2)・m・A^2・(k/m)    =(1/2)・k・A^2       (4)  「5」の最初のところでは、(1)になります。 (摩擦や空気の抵抗など、ロスがない理想的な状態の場合)  以上が、「1」~「5」に対する答です。  つまり、ポテンシャルエネルギーと運動エネルギーが置換されて、「エネルギー保存の法則」が成立している状態です。  「1」~「5」の途中の状態では、ポテンシャルエネルギーと運動エネルギーがどちらもゼロではなく、合計値が (1/2)・k・A^2 になっているということです。

kamehada
質問者

お礼

ありがとうございます 助かりました(^_^)

その他の回答 (1)

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.1

> ・・・やり取りを次の瞬間ごとに・・・ 瞬間にはやり取りはありませんが。。。 たとえば、1から2までの間のやり取りなら、 # 位置エネルギーが減っていき、その分、運動エネルギーが増えていく という説明ができます。

kamehada
質問者

お礼

ありがとうございました

関連するQ&A

専門家に質問してみよう