• ベストアンサー

ハイドロキノン

ハイドロキノンとは p-ベンゼンジオール p-ジヒドロキシベンゼン とあるように、パラ位にOH基がついている物質です。 しかし、「キノン」は基本的に芳香族環にケトン基を持った物質のことを指すと認識しております。 ではなぜハイドロキノンはケトン基を持たないのに「ケトン」を名乗っているのでしょうか。 p-ベンゾキノンの誘導体だから、という回答なのでしょうか。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • phosphole
  • ベストアンサー率55% (467/834)
回答No.1

紛らわしいですよね。 歴史的な理由で、キノンを還元した(水素化)ものだから、キノンの水素化誘導体ということで、こういう名前が慣用名で残っているのだと思います。因果なもので、ジヒドロキシベンゼンと言われるより、ヒドロキノンの方がピンときます。慣れは怖い。 なお、キノンは芳香環にケトンを 持った化合物、という記述は間違っていますよ。構造式には、ベンゼン環はなく、芳香族化合物ではありません。

hjin3110
質問者

お礼

さっそくの回答ありがとうございます。 キノンが先ということが関係しているんですね。 化学物質は名前がややこしいのが多いですよね。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう