日本語助詞の付け方

このQ&Aのポイント
  • 「も」の付け方や「もが」、「をも」の使い方について、母語話者に質問があります。
  • 「AとBとを」という表現の意味や最後の「と」の省略について疑問があります。
  • 最後の「と」の省略や助詞の省略によるニュアンスの違いについて教えてください。
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日本語助詞の付け方

日本語を勉強している外国人です。(何か不自然な言い回しがあったら、訂正をお願いします。) 質問は三つあります。ちょっと長いですけど...(自分の考えも付けましたからです。) 助詞の「も」と「と」。いろいろ考えたけど、やはり母語話者の皆に聞いたほうがいいと... (1)【「も」の付け方】 最初から、もし取り立て助詞「も」を使うとしたら、文の「を」「が」は「も」に替えなければならない、と勉強しているんです。 例えば: 野菜を食べる。 (もをつけると)→野菜も食べる。 でも最近本で見ました。 「もが」「をも」といった教科書と違う助詞の使い方が現れてきました。 googleで「もが」「をも」検索すると、いろいろな表現もあります。 「~もが」: →だれもがクジラを愛してる →「また、必ず会おう」と誰もが言った。 →誰もが憧れる人気ネイリストになるためには何をすべき... 「~をも」: →誰をも安心させる →誰をも魅了するお姫様 (ほとんど「誰」の後に付くようです。ほかの付け方はありますか。) 上の「~もが」「~をも」という表現は単なる取り立て助詞「~も」を使う場合と比べて、 何かニュアンスがありませんか。 「も」だけで意味も通じると見えますけど、何だかそう使わなければならない場合もあると思うんです。 やはり母語話者方に聞いたほうがいいと... ------------------------------------------------------------------------- (2)【「~と~とを」という表現】 このサイトを見ました。 http://okwave.jp/qa/q321533.html 「AとBとを」 文脈を読めば、A、B両方でも主語にとっての比較基準だと思います。 (何を比べる?比較される分は言っていません?) 最後の「と」を省略すると、「『AとB』を」になって元の文とほぼ同じ意味だと見えますが、 「Aと、Bを」は主語がAと比べて、比較されるものはBだ。 という意味に間違えませんか。 両方も意味している。でも人間の頭自身はどちらが通じると判断できる。 と思います。 そうでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------- (3)【「~と~と」、最後の「と」を省くかどうか。】 特に、ほかの助詞につくとき。 例えば「の」、「が」、「を」など。 最後の「と」を省略したら、どこか不自然なところがありますか。 e.g. 金と銀との鞍置いて、二つ並んでゆきました。(加藤雅を「月の砂漠」) →金と銀の鞍置いて、二つ並んでゆきました。 e.g. 貴様と俺とは同期の桜。(西條八十「同期の桜」) →貴様と俺とは同期の桜。 それに対して、助詞を省いたら、不自然になりますか。((2)の質問です) e.g. 「で」格の場合は、特に人間関係と事物とを別扱いする必要はなく、両者は歩調をそろえている。 → 「で」格の場合は、特に人間関係と事物と別扱いする必要はなく、両者は歩調をそろえている。 → 「で」格の場合は、特に人間関係と事物を別扱いする必要はなく、両者は歩調をそろえている。 何かニュアンスがありますか。 よろしくお願いいたします! くどくて長い質問をしてすみません......

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回答No.4

>質問(1)(2)には、「が」または「を」を欠落させてはいけない、 欠落させれば違う意味になる用例がありましたら、 そのニュアンスもいくつかご教示願いませんか。 「どの人もが愛する」の「が」を取ってしまうと、二つの意味に取れます。  「どの人も愛する」の「どの人」は主語にも取れるが、目的語にも取れます。したがって「が」は主格(主語)を表すためには必用なのです.  前回、上記のように申し上げました。  「をも」の場合は、後の言い方によっては欠落させてはいけない場合もあります。  例文 誰をも見る  → 誰も見る  「を」を外すと、「誰が見る」と「誰を見る」の両方あるように受け取れます。  実は元来、「を」が外れることは多かったのです。 例 月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 (よみ人知らず)  上の和歌の中で「月見る」は二度出てきますが、これは「月を見る」の「を」が省略されています。 幸い「月が見る」と言うことは考えにくいので、これで意味が変わることはありませんが、 「誰を見る」と「誰が見る」は両方考えられるため、「を」が欠落するのは問題です。  他に考えられるのは、「人をも知らず」の場合、「を」が欠落すると「人もしらず」となり、「人がしらない」のか、「人を知らない」のか、分からなくなるでしょう。

CCHiroshi
質問者

お礼

ありがとうございました 大変勉強になりました

CCHiroshi
質問者

補足

なるほど、勉強になりました。 「も」だけの表現もたくさんあります。 「も」だけで、「を」または「が」を意味しているのがわかる という場合は文脈で判断できるんではないでしょうか。 文が短すぎて「を」か「が」かどちらか意味しているかわからないので、 「を」か「が」が付かなければならないんですか。

その他の回答 (3)

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.3

「も」並立助詞。 野菜も食べる、・・も、・・も、注 野菜は主語でない。 誰もが・・・、誰、どれ、は不特定数(複数)故に「も」、「が」は主格、並立の複数が主語。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.2

(1)【「も」の付け方】 「も」と言うのは取り立ての助詞(一般に言う係助詞)ですが、「取り立て」の助詞でよく話題になる「は」は一つのものを特に取り立てる働きがあります。たとえば「これは」と言うと多くある中での「これ」という一つを取り立てるのに対して、「も」は「あれもこれも」のようにいくつかのものを並べて(並列)取り立てます。「野菜も食べる」というと、外のもの、例えば「ご飯」も食べるけど、「野菜も食べる」というわけです。 >「もが」「をも」といった教科書と違う助詞の使い方が現れてきました。 この「が」や「を」は格助詞の「が・を」です。それは当然別の働きがあります。「が」は主格などを表し、「を」は目的格などを表します。格助詞はすでに習っていますね。  「野菜を食べる+野菜も食べる」と二つ合わせた言い方になります。  「もが」も同様に「も」と「が」の働きが合わさった意味です。 「どの人もが愛する」といえば、一人ではなく、複数の人が愛する、と言う意味になります。 「野菜も食べる」と「野菜をも食べる」とは意味に大きな差はありません。 しかし、「どの人もが愛する」の「が」を取ってしまうと、二つの意味に取れます。  「どの人も愛する」の「どの人」は主語にも取れるが、目的語にも取れます。したがって「が」は主格(主語)を表すためには必用なのです。「もが」と「をも」の順序が逆になっているのもそのためでしょう。 (2)【「~と~とを」という表現】  二つの「と」を言うのが原則でした。(三つあれば三つ)しかし、言葉というものは出来るだけ簡潔にしたがる傾向があります。後の「と」を取っても意味が通じればいいというわけで、省略されることが多くなりました。いまでは「ゲームとかして遊びました」という言い方がありますが、ゲームの外にも何かしたのか、例えば「ピンポン」とかもしたのか、よく分かりません。 >「Aと、Bを」は主語がAと比べて、比較されるものはBだ。 という意味に間違えませんか。 Aが基本的だと考えてBをその基本と比較するのなら、言い回しを考えなければなりません。例えば、「Aに比較するとBはどうでしょうか」のように。 (3)【「~と~と」、最後の「と」を省くかどうか。】 後の「と」は省かれることもあり得ると言いました。 金と銀との鞍置いて、二つ並んでゆきました。 貴様と俺とは同期の桜。  二つとも七五調の歌詞なのですが、前者は「金と銀との」で七字になるので問題はありません。後者は「貴様と俺とは」で字余りになるのに、敢えて後の「と」をつけています。そこに「貴様」と「俺」とが対等の関係であり、同期生なのだという気持ちを表すため、敢えて字余りにした。と説明すると「かっこいい」のですが、実は「西条八十」が作詞したのは「君と僕とは同期の桜」だったのが、誰が曲をつけたのか分からぬまま、「海軍兵学校」「航空隊」「潜校(潜水艦学校)」といくつもの所で、歌詞はアレンジされ、しかし、曲はそのまま歌われていたという、曰く付きの歌詞です。(多分どこかのホーム・ページに出ているでしょう)   最後の「で格」はなんのことか分かりませんが、二つの「と」が続く場合、後の「と」を省いたからと言って特に意味に変わりはありません。  

CCHiroshi
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 なるほど、勉強になりました。あと 「で格」とは格助詞「で」というものです。(国語についての本を読んでいますので) 質問(1)(2)には、「が」または「を」を欠落させてはいけない、 欠落させれば違う意味になる用例がありましたら、 そのニュアンスもいくつかご教示願いませんか。

回答No.1

1、「~もが」を追加の助詞「も」のみの表現にして、「が」を欠落させれば、「主格」の存在が失われる。「~をも」は、目的格「を」に追加助詞「も」を加えたもの。意味不明になる「~も」だけの表現は間違い。「取り立て助詞」というのも全く本質を逸脱した命名で、これでは、教わる側が気の毒。 2、3、比較ではない。比較表現とは全く関係なく、単に「並列表記」の表現。比較なら、「~か、それとも(あるいは)~か」となる。二度、「と」を遣わなくても通じるが、「~と~と」とすることで、リズムが生じて読み易くなるということもあり、文章を書き慣れている人は、こういう表記を好む。「とを」「と」「を」の遣い方は、全て許容の範囲だが、「を」が一番自然。「と」でも良いが、やや不自然な感じがする。しかし、こういう表現は、何か含みがある時、遣うことが有り得る。

CCHiroshi
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 質問(2)について、間違いました!「並列表記」です。 そうですか⋯日本の国語教授の作品を拝見しましたけど@@ 質問(1)(2)には、「が」または「を」を欠落させてはいけない、 欠落させれば異なる意味になる用例がありましたら、 そのニュアンスもご教示願いませんか。

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