- ベストアンサー
助詞「に」と「~に~を塗る」と「~を~で塗る」とヲ
- 助詞「に」に関連した例文を挙げ、AとBの「に」の共通性と異質性について考察する。
- 「~に~を塗る」と「~を~で塗る」の違いについて、例文と意味の違いを説明する。
- 「ヲ格」の意味と用法の違いを、例文を使って簡単に説明する。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大体OKです。 1 A父に手紙を書いた。恋人にセーターを編んだ。 B父にお土産を渡した。恋人にプレゼントを贈った。 Aの「二」格もBの「二」格はも、移動先を表すことは共通している。 しかし、Bは単純にモノが「Xに」移動することを表しており、「二」格は単なる着点を表す。 それに対して、Aでは、「手紙を書いて、それが「Xに」移動する」ことや、「セーターを編んで、それが「Xに」移動する」ことを表している。「二」格は単なる着点ではなく、受益者でもある。 2 (1)汗をふく(動作の対象) OK (2)体を拭く(通過する場所) ちょっと違う (2)は動作や作用の及ぶ場所を表している。 同じようなペアに、次のようなものがある。 (1’)(庭の)落ち葉を掃く / 黒板の字を消す (2’)庭を掃く / 黒板を消す 「部屋を探す」と言うとき、「これから住む部屋を探す」という意味と、「なくなった財布を探して、部屋の中をあちこち探す」という二つの意味があります。 (3)水を沸かす(動作の対象) OK (4)湯を沸かす (4)は「結果の目的語」という。動作の結果生じるモノを目的語にとります。 詳しくは本を読むなり、辞書を引くなり、検索するなりしてください。 同じようなペアに、次のようなものがあります。 (3’)折り紙を折る / 地面を掘る / 毛糸を編む (4’)鶴を折る / 穴を掘る / セーターを編む
その他の回答 (1)
- Piedpiping
- ベストアンサー率74% (513/687)
前に質問もそうですが、言語学・日本語学・国語学的に見て、まっとうな問題です。 もしこれに手も足も出ないのであれば、たとえ入学できたとしても、苦しむだけです。 そうならないように、こういう問題を出して、解答できける人だけを合格させるわけですが。 ヒントを出しておきますから、ご自分で調べて、解答を作ってみてください。 その採点ならいたしますよ。 1.受益者と着点(ベネファクティブとゴール)の違いです。 2.被影響性の問題です。「を」格は直接目的語で、全体に影響が及びます。 「に」格は場所、「で」格は道具。 壁塗り交替、壁塗り代換、壁塗り構文で検索してね。 3.「を」格の用法のひとつ。 結果の目的語などの用語をチェック!
補足
アドバイス、ありがとうございました。 二つの解答を作りました。見てくれませんか? 1 (1)子供にケーキを作る。 友達に指輪を買う。 (2)Aは受益者を表していて、「ために」の意味を含めている。 Bは受け取り手を表している。 共通性はともに動作の方向、相手を表している。 (共通性は不確信でした。あと、両者は区別すべきか否かという質問は、どういう基準で論じたらいいのか、教えていただけませんか?) 2 (1)a汗をふく(動作の対象) a,体を拭く(通過する場所) (2)b水を沸かす(動作の対象) b,湯を沸かす(?) ( 「b,湯を沸かす」のヲ格はどう考えても、わからないです。)
お礼
第二問の理由の部分ですが、 「壁をペンキで塗る」と全面塗装だが、「壁にペンキを塗る」のは部分的。 壁塗構文に使用できる動詞は 、「変化」と「結果状態」の両方が表現可能であるため といっていいですか?