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介護職の賃金が低い理由
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貴方が考えているような構造経済学ではありません。 社会保障制度の枠組みの中での、顧客争いだからです。 市場経済は、需要と供給のバランスを崩しているから、当然供給不足のため、労働価値が上がるとお考えになっているのでしょう、しかし現実、社会福祉法人会計が平成23年度に導入されました。 これは、県や市町村役場から助成される交付金に一定の利用者負担を強いるものです。 例えば、市町村(自治体の歳出)が一定の割合で、その地域の交付金額の上限を定めます。 1000億の歳入のある自治体が、300億の社会保障を枠組みで、予算を通したとしましょう。 今、糖尿病患者が、腎臓病をわずらい人工透析すると、生涯に?いくらかかると思いますか? ひとり、1億円の維持看護料がかかります。 ということは、糖尿病性腎臓病の患者が300人居れば、財政破綻です。 65歳で発症し75歳でなくなると試算した額です。 つぎつぎに、老人が増え続け、膨大な社会保障費となって歳入を圧迫しています。 働く世代が減少し、年金受給者だけが、増え続ける。 1000億の地方税収がある自治体の人口比率に占める老人世帯の割合が40%を超える市町村では、どうでしょうか? 国の社会保障費は、本年度31兆円です。 ということは、糖尿病性腎臓病の人たちが、300,000人居れば、国は破綻するということになります。 あまり知られていないのですが、 お酒の飲みすぎで、糖尿病になる、そして腎臓病になって、週平均2回人工透析を受ける人たちが居れば 国は破綻してしまうということなのです。 勿論、腎臓透析を受けている人たちにも介護保険料の一部負担がありますが、月額35000円です。 実際には、一月で500,000円の負担になっています。 (しかしこの金額は、社会保障費で賄われます。患者負担はあくまで35000円です) 腎臓病ひとりの透析患者さんで、介護施設に入所した場合、介護施設入所料金150,0000円です。 要介護認定5です。 介護職員の低賃金不足を補うために、政府は、援助金を現在一人当たり15000円程度支給しています。 (これは介護職員ひとりに補填される給付金です)=現行制度=時限立法です 同一事業同一賃金を称して、政策を行った結果、介護の世界ではものすごい低賃金で働かされています。 かろうじて夜勤をして、自己の可処分所得をあげている実態があります。 社会保障制度の枠組みから、運営することとなる、社会福祉法人や介護施設、病院などは、一定の基準と要件を満たさなければ、本来請求できる額を逸してしまうのが、最大のネックとなっています。 しかし、あまりに、長期入院を許可してしまうと、患者の慢性化が発生して病院経営を圧迫します。 経済学を勉強して、需要と供給のバランスだけで、所得収支を判断するのでは無く、保証制度の枠組みで分散配分されている制度を理解しないと、回答者さんのような感覚に見舞われるでしょう。 予算を配布する政府と自治体の限界費用、この中で、人件費が捻出されているから、市場原理が働かないのです。 ひとりの介護老人について、複数の介護者が同一時間で勤務することに制限が設けられているからです。 介護の現場は、もうめちゃくちゃなくらい厳しい現実の世界です。 現行の介護制度では団塊の世代が要介護者になった場合、もう持ちこたえられません。 目に見えています。 政府の官僚は気が付いています。 しらないのは、強欲の政治家だけです。 きっとこういう時代がくるでしょう。 (元代議士) ”俺は元○○大臣経験者だぞ”もっとお金払っているんだから、手厚い介護をしろ!” (ヘルパー2級取得者) ふーんそうですか でもあたし安月給なのでこれで失礼しまぁ~す あ!それと介護福祉士は生活支援をするだけで、家政婦じゃありませ~~ん そのとき、代議士は思うでしょう。。俺が厚生大臣のときに、もっと予算を付けていればよかったと・ 介護の世界は、経験者だけしかその実態が見えていないのです。
その他の回答 (1)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/ltcstructure.pdf 介護保険で細かく金額が決まっているからです。
お礼
回答ありがとうございます。
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