アスペな私に教えて下さい！～命は何より大切なのか～

質問

少し挑発的な質問となりますがご容赦願えれば幸いです。もし不快になると感じる方がいれば、この場で読むのを止めてください。

私はアスペルガー症候群の診断を受け、手帳の三級を持っています。たぶん、人の表裏を読んだり、隠された文意を読み解くのが苦手です。ですので、回答者の方には、本音と建前を使い分ける際には、その旨教えていただけると、理解がしやすく助かります。

長崎の事件で、命の大切さの教育の重要性と、その効果がクローズアップされているように感じます。私の世代では「命は地球より重い」と言われ、当時はその言葉に随分と反発してのを記憶しています。
まず、大前提として私は自分が殺されたくないし、できれば人を殺したくもありません。また、お互い傷付けあうことなく、適当な距離感で生きていければいいな。ともおもっています。これは本音です。
その上で、「命が何よりも大事」や「奪ってはならないもの」という風潮に疑問を感じるのです。

例えば自分の命と他人の命を天秤にかける時、私は自分の命を優先します。見ず知らずの天才に自分の心臓を移植して欲しいと頼まれると、断ると思うのです。逆なら、是視して欲しいと思うのしょうが。
例えば津波から逃れようと急いでいるとき、助けを求める声が聞こえても、助けないと思います。自分が死にたくないからです。でも、助けられる立場に立てば、たぶん恨むと思います。「自分の」命が一番大事だからです。
例えば家族が殺されようとしていれば、私は殺そうとしている相手を殺すために襲い掛かるでしょう。逆の視点で見れば、私が殺人者とも考えられます。

このように、命の大切さは相対的で、絶対普遍の価値を持ってはいないと思うのです。
ただ、社会の風潮として、「命は何よりも大切。何があってもうばってはダメ」という声が、大きくなって来ているように思います。
そこで質問なのですが
１　私の考えは、異端なのでしょうか（対外的には、私も命は大事といいますが、本音として考えることもおかしいか？という意味でお願いします）

２「命は何よりも大切。何があってもうばってはダメ」という人たち（死刑反対論者のかたなど）は本気でこの考えを信じているのでしょうか？建前としてではなく、本音としてです。

３回答者の皆さんは、本音の部分で「命の重さ」について、どうお考えですか？また、建前との乖離はどれほどあるのか？教えていただける範囲で教えていただけないでしょうか？

仰っていただければ、遅くはなると思いますが、補足も書き込みます。結構真面目に疑問に思うことなので、お答えいただければ幸いです。

回答よろしくお願いいたします。

回答No.15

mstk2 · ベストアンサー

＞「命は何より大切」という建前と「命の大切さは相対的なもの」という本音の違いは何故おこり、社会の中ではこの二つの違いにどのような整合性をつけているのだろう

要点がしぼれてきましたね。
結局、殺人うんぬんは各論であって、その根底にあるのは 「本音と建前が併存する二面性への違和感・嫌悪感」 ではないでしょうか。
これを理解することはアスペルガー症候群の根幹にも関わる。なぜならアスペとは、物事に白黒つけずにはおかない、世の中にはどっちつかずの二面性（ファジーさ）があることを理解できない症状だからです。
たとえば別の例におきかえて考えてみてはどうですか。

・口では「差別はいけない」と言いながら、世間にはこれほど貧富の差がある。もし本気で差別はいけないと思うなら、金持ちは全ての財産を喜捨して貧乏になるべきだし、学校や会社は撤廃して全員平等になるべきだ。

・口では 「命を大切に」 と言いながら、平気で牛肉や豚肉を食べている。もしこの文言が本当なら、人類は即肉食を止めるべきではないか。逆に牛豚がよいなら、なぜ人肉はいけないのか。死者の肉はもったいないから皆で食べるか、アフリカへ送るべきではないか。さらに家畜を殺すことを止めるなら蠅や蚊も同じく殺してはならないのではないか。さらに生ゴミ中には多くの微生物が発生しているのだから、安易に焼却してはならないのではないか。病院でガーゼや注射針を煮沸消毒する行為は、みだりに細菌を殺す残虐行為なのではないか。ナチスのやったホロコーストとどう違うのか。

・口では 「法令順守」といいながら、一般道を車が８０キロでびゅんびゅん走っている。なぜ警察はスピード違反で捕まえないのか。法定速度を１キロでも超えたら違反ではないのか。

・口では 「原発反対」 と言いながら、クーラーかけてテレビをみている。少なくとも OKWave をパソコンで見ている連中に原発反対を唱える資格はないのではないか。

・口では 「地球環境を大切に」 と言いながら、地球に一番負荷をかけているのは我々自身だ。本当にそう思うなら人類は地球上から消えてなくなるのが最善だが、なぜ誰もそうしないのか。

・口では 「男女平等」 と言いながら、なぜ女性専用車輛というものが存在するのか。女性スイマーをパンいちで泳がせないのか。男性用のブラやスカートを発売しないのか。トイレを男女一緒にしないのか。男子高校生にひざ丈のニーソックスを校則で義務化しないのか。ＡＫＢのうち半数２４人を男子学生に入れ替えないのか。

いかがでしょうか。しっくり来るもの、来ないものはあるでしょうか。

お礼

回答ありがとうございます。

ご指摘のこと、正に正鵠を射ていると思います。皆さんの仰ることは、分かるしたぶんそれが正しい、明確な境界など無いのだろうとも思います。が、そこに納得できないのです。もやもやがあり座り心地が悪いのです。自分でも難儀なことだと思います。これがアスペルガーたる事なのでしょうね。

挙げていただいた各論は大雑把には区別と需要・自己保身などで、自分に納得させることは出来ます。あまり一般的な理解の仕方ではないかもしれませんが、理論武装は出来ると思います。

一度質問を締めて、より相応しい質問文で、もう一度もやもやを晴らすことが出来ないかチャレンジしてみたいと思います。また見かけたらお知恵をお貸しください。

回答ありがとうございました。

回答No.6

Maria-Ludwig

簡単な事だ。自分がされて嫌な事は他のヒトにもするな。

お礼

回答ありがとうございます。

簡潔にして要を得たお答えかと思います。ただ、できれば私の例題の中で、その様に振舞うにはどうすればよいかもご教授願えると、大変あり難く存じます。

回答ありがとうございました。

回答No.5

sutorama

例えが偏っています

なので、まじめに答えるとしたら、前提も変わってきます

(1) 私の考えは、異端なのでしょうか

家族（相手を殺すため）のためにと書かれていますが、心臓の提供者も津波の件も他人を前提としていますので、比べようがないモノだと思います

普通は、大切な人のために心臓を提供できるのか？大切な人のためなら自分の命を顧みず津波から助けるのか？という、同じ一線場でものごとを考えるべきなので、思考に至る経緯は異端だと思います

(2) 死刑制度反対論者の中には、自分の欲（名誉欲、名声欲など）を満たしたいだけの人が多いので、本音と建前は違うかと思います

また、(1)と同じで、自分がそのような（大切な人の命が亡くなるとき）立場に立ったことがない人たちが多いと思いますので、そうであるのなら、全て建前だと思います

(3) 大切な人のために死ねないし、大切な人のためなら死ねる

これは同じことのようでもあり、違うことのようでもありますが、前提としてまったくの他人と友人のような知りあいと大切な人たちの命のあり方を、同じ土俵で語ることは避けた方が良いかと思います

お礼

回答ありがとうございます。

ご指摘は理解できます。「命の価値は相対的で、優劣もある大切なものとそうでないものは、同じ価値ではないから、同じように語ることは出来ない」ということですよね。ただ「命は等しく平等」という言葉もあります。建前として他者に受け入れられやすいのは、「平等」のほうだと思うのです。だとすれば、私の例えは皆等価の価値を持つことになりませんでしょうか。無論、この論法が無理のあることだとは承知しているのですが、素直に建前どおり考えると、こうなってしまいます。ご容赦のほどを。

(３)のお答え、凄いなと思います。私は、自分の妻にも子どもにも、そこまでの覚悟では接していないと思うので、本当に凄いと思います。

回答ありがとうございました。

回答No.3

ROKABAURA

１　異端なのでしょうか

これが絶対に正しいなどという概念なぞない。
ただし多くの人の前で堂々と「もし他人が危ない目に遭っていても自分が危なかったら助けません」
と実際に言ったら異端。
「俺はあいつらを殺したい」と口に出す者と同様に
自分の信じる信条や生き方を無理矢理他人に押しつけるやり方で迷惑。

２　命は何よりも大切と本気でこの考えを信じているのでしょうか

戻せないという意味で時と同じく真理ではある。
ただし「何よりも」の部分が人によって違う。
死刑反対論者の多くはこれを「人を罰するため」「被害者や被害者家族の気持ちのため」
「社会の安定やモラル維持のため」よりもと考えているのだろう。
極めて理論的であるが逆に感情や心には反し
現実の人間社会には「憎悪」や「悪意」の存在が必要な事を忘れている。
ある意味甘ちゃんだと思う。

３　「命の重さ」について、どうお考えですか

人が歩けば足の下では何万という微生物が死ぬ。
１日生きる為には豚肉や牛肉や米その他　多くの命を喰らう。
戦争では自国のために多くの同じ人間を殺す。
どちらがどのくらい重いとは言えない。

だから大切なモノだけを守れば良い。
ただ生きるに従ってそれが多くなる。
時に自分自身の命よりも大切なものも。
そして自分の命くらいは自分の好きに使って良いと思う。
いつかはなくなるものなんだからそんなに執着するものでもない。
どうせなら大切なナニカのために使いたい。

お礼

回答ありがとうございます。

特に最後の段落がとても共感できました。私流にいうなら「命の使いどころ」だと思います。
対人で口に出しては、このようなことは言えません。相手に不快を感じさせてしまう恐れもありますから。

死刑の部分は、死と言う罰に対する価値観の問題と見ていいのでしょうか。命を大切にというよりも、相応しい償い方の問題でしょうか？

回答ありがとうございました。

回答No.2

hekiyu

１　私の考えは、異端なのでしょうか
　　　　　↑
極めて常識的というか、当たり前の考えだと
思います。
心臓移植にしても、そういう考え方は法律上も
極めて当たり前です。
津波の場合は緊急避難として、家族の場合は
正当防衛として法的にも認められています。
法的に認められている、ということは建前でも
認められる、ということです。

２「命は何よりも大切。何があってもうばってはダメ」という人たち
（死刑反対論者のかたなど）は本気でこの考えを信じているのでしょうか？
　建前としてではなく、本音としてです。
　　　　　↑
他人の心の問題ですから、推測になりますが、
正当防衛でも緊急避難でもダメと
本音で考えている人は圧倒的少数派だと思います。
死刑反対論者などは、その多くがイデオロギーに
基づいて、口だけでそう主張しているに過ぎません。
本音は質問者さんと同じだと思います。

３回答者の皆さんは、本音の部分で「命の重さ」について、どうお考えですか？
　また、建前との乖離はどれほどあるのか？
　　　　↑
私は、現在の生命至上主義にはうんざりしています。
生命が最重要だったら、生命の為にはどんな醜いことを
しても許されるはずです。
自分の命の為に、大切な仲間を裏切ることも許されます。
いや、許されるではないですね。
生命が一番大切なのですから、それは正しい行為だ、
ということになります。

こうなったら、動物と同じです。
人間の尊厳などどこにもありません。
動物だって我が子の為には生命を捨てる場合もあります。
人間は動物以下の存在になり果てます。

お礼

回答ありがとうございます。

私の考えは概ね普通の範囲内に収まっているという理解でよいでしょうか。
確かに仰るように「生命至上主義」のように命が大事を推し進めると、本当に地獄のような世界が広がってしまうようにも感じます。でも、世の多くの人は、建前ではそんな言葉を大切そうに語りますよね。どうしてなんでしょうか。

回答ありがとうございます。

回答No.1

yasuto07

貴方の年齢、学歴、家族背景ニヨルニデハ。

考え方として、、、貴方、私の個人としての考え方、、、報道、社会全体に発信するもの、、、内容は違うのです。

政治家の言葉、、、社会の悪、、、理力とフォース、、、スターウォーズを見れば出てくるでしょう。

全て同じではないんです。

見解の相違、、、という言葉を調べて、、、。世界は、違いに満ちているのです、笑い。

お礼

回答ありがとうございます。

仰ることは分かります。相違に満ちた世界ですが、それでも何らかの共通事項（と、私が思うもの）を物差に出来ればと、思います。少なくとも、定常発達の方は、建前と本音を見分ける物差をもっているようですから、それを少しでも見てみたいのです。
あと、理力とフォースて違うのですか？気になります！

回答ありがとうございました。