走り幅跳びについて

質問

高1で陸上部の短距離です。専門種目は走り幅跳びです。自己ベストは4m50です。助走について質問なのですが27.1mから17歩でやっています。もっと長くした方がいいのですか？あと、着地のときに足を前に放り出した方がいいと思うのですがなかなかできません。どうすればいいですか？

回答No.1

ymzimss

走り幅跳びには、助走スピード・助走距離・飛び方が重要です。

より遠くへ跳ぶためには、スピードが必要です。しかし、闇雲に遠くから走っても疲れるだけです。スピードを作り出すためには、それに見合った助走距離が必要となります。一試合に何度も飛ぶのですから、走り始めて可能な限り短距離でトップスピード迄上げられるかを練習で築き上げるしかありません。自分がトップスピードに達するやや手前、一般的に「20m～30m」が適当なところだと思います。

そして、走り幅飛びは３次元で考えることです。即ち、目標とする所に飛ぶ為に、どの位の高さが必要かを考えるのです。これは、ある程度勢いよく水が出るように設定したホースをまっすぐ前へ向けるのと少し上に向けるのとを比べてみれば分かります。また、1991年の東京国際陸上でカールルイスと競ったマイクパウエル選手は、当時世界一を誇ったルイス選手のスピードに「高さ」を作り出す技術で対抗し、世界新記録を打ちたてました。パウエル選手の跳躍角は、人間の作り出す速くへ跳ぶための角度としては理想的な角度（20度を超えるもの）だったということが分かっています。この高さを作り出す為には、跳び箱で使う踏み切り板を使う練習が有効で、フワッと浮いて高く跳んだ感覚が掴めるようになります。

最後に、飛び方ですが、「はさみ飛び」の練習をお勧めします。走り幅跳びにおける「はさみ跳び」は、シザース、ヒッチキックともいわれます。踏み切りの際の リード脚の引き上げを強調し、空中では腕を回すのに合わせて1歩か2歩の走行に似た運動を行います。そう、空中を走行するように飛ぶのです。最後は前方に脚を揃えて、上体を屈めた姿勢で着地するようにします。この飛び方をマスターすれば、自然と足を前に出せるようになります。先ほどの踏み切り板を使い、高く飛び、空中を走行し、着地で足を前に出す、この一連の練習を繰り返すこと。そして、助走距離をどんどん短くしていく(速くトップスピードに達する)ようにしていけば、貴方もきっと強いジャンパーになれると思います。

お礼

ありがとうございます！！！参考になりましたm(_ _)m