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ボーダンの主権論について

教科書にボーダンは「法とは主権者の命令である」と述べて古い法の支配を攻撃した、とあったのですが、よく意味が分かりませんでした。 古い法の支配とは新しい法の違いとどう違って、ボーダンは古い法の支配のどのような点を批判したのでしょうか? ご教授いただければ嬉しいです。m(_ _)m

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  • ベストアンサー
  • hekiyu
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回答No.1

”古い法の支配とは新しい法の違いとどう違って”     ↑ 昔は、同一国家内に、主権がいくつも あちこちにあったのです。 つまり、王様だけでなく、地域の諸侯や、 教会などがそれぞれ主権を持っていました。 その主権は法に基づいて実行されました。 これが古い法の支配です。 江戸時代に300諸侯が存在し、それぞれ ある程度独立して統治をしていたのと 似ています。 ボーダンは、主権は一つで、それは国家が 持つのだ、という新しい主権概念を提唱 したのです。 これも明治維新になって、主権は一つで 日本という国家にあるのだ、としたのと 類似です。 このようにして中央集権体制が敷かれるように なったのです。 ”ボーダンは古い法の支配のどのような点を批判したのでしょうか?”     ↑ 主権があちこちにあるから内戦が絶えないのだ。 主権が一つの中央集権国家の方が強力だ、 ということです。

sunrisecedar
質問者

補足

詳しい御回答本当にありがとうございます!!(o^^o) 古い方の支配と新しい法の支配の違いがよく分かりました! もうちょっとだけお聞きしたいのですが、古い法の支配において、主権者たちは共通の法に支配されていたんでしょうか?? それと、「法とは主権者の命令である」という言葉は何を意味するんでしょうか? 質問を増やしてごめんなさい。お願いしますm(_ _)m

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