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中国による尖閣諸島への侵入について

最近中国が尖閣周辺に領海や領空に侵入していますが、日本の領海・領空に侵入した時点で撃ち落とすことはできないのでしょうか?  自衛の範囲なら攻撃することはできないのでしょうか?なぜなら領海、領空に侵入することは他国の主権を侵すことであり、武力攻撃は許されると思うのですがいかがでしょうか? (もちろん、侵入したらすぐ攻撃するのではなく、何度か注意して、何回注意しても聞かない場合に武力攻撃することは許されるという意味です)  相手が武力で攻撃しない限りは、たとえ侵入されても何もできないのですか?立派な主権侵害だと思うのですが。

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回答No.7

おっしゃるとおりですね。 しかも向こうは、自衛隊の警戒機に照準を合わせるところまでやってますからね。もうこれは、ガチで「やろうや」と言ってきている状態です。 撃ち落としても、国際的な非難はさほどないでしょう。 ただね。 やっぱり「最初の一撃」は相手に打たせたほうが開戦後、そしてそれが終結した時の事後処理に都合がいいのですよ。 日中戦争にせよ朝鮮戦争にせよ、いまだに「最初の一撃がどっちからだったか」が語られますよね。 喩えて言いましょう。 ボクシング系の格闘技を見たことがありますか? 試合前に、レフェリーからのルールの最終確認があります。 その時は両選手がリング中央で向かい合うのが普通です。 が、ボクサー達はレフェリーの注意なんて聞いちゃいません。ガンの飛ばし合いです。 まれにあることですが、ボクサーが相手にキスをすることがあります。これは「きみ、かわいいね」すなわち「お前なんか男とは思っちゃいないぜ」という挑発行為です。 これにむかっ腹を立てて相手を殴ったら、開始ゴング前の加撃という反則を取られるのは殴った方のボクサーです。 今の日本は、いわば中国軍にキスされた状態です。 開始ゴングを待つべきなのです。 では、開始ゴングはいつ鳴らすか。 少なくとも、今ではありません。 日本の安全保障の生命線であるアメリカが、いま伝統的に親中派である民主党政権。 そしてここへ来て、ウクライナ情勢でアメリカはしばらくロシアとのにらみ合いに入るでしょう。日米安保条約が盛大に履行されるとは考えづらい状態です。 ウクライナは現在、国際世論の同情を集めています。 また、ユリア・ティモシェンコに代表されるカリスマ性ある強硬派政治家が結構います。 予測されるほど、この問題は長期化しないというのが私の考えです。 そして、来年、韓国の戦時統帥権がアメリカから韓国に返還される予定です。朝鮮戦争の休戦協定を結んだのは、北朝鮮とアメリカです。戦時統帥権が韓国に戻れば、南北間に休戦協定はありませんから、その瞬間から北が南に侵攻しても、少なくとも国際法上の落ち度はありません。 ご存知のとおり北朝鮮とは共産主義国家であり(とはいえ、本当に共産主義を知る人なら全力で否定しそうな国家体制ですが)、伝統的に共産主義の大国にバックアップされてきました。国境を接するソ連と中国です。そしてソ連はもうない。ロシアがその立場を引き継いだ事にはなっていますが、冷徹な現実主義者のプーチンが北朝鮮をバックアップするはずがありません。メリットは何もありませんから。すると残りは中国です。北朝鮮は、中国の協力の密約を取りしだい、南侵を始めるでしょう。 アメリカは、韓国政府の軍事的後ろ盾ではありますが、「ユーラシア大陸の盲腸」で自国の若者を死なせるのはもう懲り懲りだと思っています。日本に集団的自衛権の行使を認めるよう強く迫っているのは、実は「隣国だろ何とかしろ」というアメリカから日本に対するメッセージです。私は、集団的自衛権の行使を可能としてもいいと思います。実際に朝鮮戦争再開されたとして、日本に韓国防衛のための軍事力行使の要請があったとしても、日本は「現在進行形で日本を侵略している国を守る気はない」の一言で拒めます。言うまでもなく竹島問題のことです。李承晩という稀代の愚か者が、終身大統領という絶対君主、いわば南の金日成になりたくて功を焦って始めた竹島侵略に、その後の大統領は次々乗っかりました。そして李明博という「パンチョッパリ大統領」が受けを狙ってこの問題にとどめを刺しました。愚かです。本当に愚かです。 結局、第二次朝鮮戦争は、中国のバックアップをうけた北朝鮮と、アメリカのバックアップをうけた韓国との戦いになるでしょう。余談ですが、「人道的見地から」物資の支援のみ行う、という立場に日本が立てば、恩を売れる上に特需が期待できますね。 さて、長くなりましたが、この戦いが行われていて、かつアメリカが共和党政権であれば、ゴングを鳴らすのはその時です。アメリカは全力で中国共産党軍を潰しにかかれる。一方の中国共産党軍は北朝鮮という栄養不良児の介護をしながらの戦いです。ここだけの話、アメリカは朝鮮半島がどうなろうと大きな問題では無いと考えています。今まで韓国を支えてきたのは、ひとつには朝鮮戦争の行きがかり上、もうひとつは、かつて太平洋の覇権を争った日本に対する嫌がらせです。アメリカにおける韓国人コミュニティのあり方を巡って、アメリカ国民の韓国人に対する印象は決していいものではありません。草の根レベルで、本気で韓国を守らなきゃという意識は薄いです。 アメリカにとって、大きな意味をもつのは巨大共産主義国家中国がなくなることです。北朝鮮を通じて韓国に手を出し、さらに日本にまで手を出すということになれば、アメリカとしても全力出す理由に十分なります。実は韓国はどうでもいいんですが。それに対して、中国から見たら半島は太平洋への橋頭堡となるという理由で、アメリカにとって韓国がどうでもいいほどには中国にとって北朝鮮はどうでもよくありません。 ゴングさえ鳴ってしまえば、日本に勝算はありすぎるくらいあるんです。下手なゴング前加撃で減点取られる上にジャッジの印象を悪くするなんて、もったいないんです。第二次大戦の時、日本に決定的に欠けていたのはそういうクレバーさ、いい意味でのずる賢さです。ここは機が熟すのを待ちましょう。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます 本当に本当に勉強になりました☆国際関係は複雑な事情が絡み合って行動にでないといけないということがよくわかりました!!!

その他の回答 (8)

  • gouzig
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回答No.9

momon39812さんが書いていることはその通りです。 それは国家の基本的な考えとして当然ですね。 まあ、日本の場合は第二次世界大戦で大切な人命を失い、相当な被害も受けたので戦争はもうこりごりという国民感情があります。 そこに日米安保条約で米軍が守ってくれるという社会認識が広まりました。 そういう現状では、国防という行為も否定する風潮がありますね。 しかし、自国を外国に守ってもらうというのはおかしいです。 私も戦争はない方がいいと思います。 しかし、理不尽に外国からの武力侵略を受けたら、自ら武力反撃することは当然のことです。 そのために、十分な武力を備えることも必要ですね。 国民を守るための軍隊と警察、全て必要なことです。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます 勉強になりました!

  • hideka0404
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回答No.8

んとね。 中国軍と言っても、中国は180度l朝鮮半島以外は敵です。 しかも今はインドやパキスタンと交戦中ですし、海軍はベトナムと相対してます。 海軍が日本に全面攻撃は不可能です。 しかも空母はあっても1隻で、機動力も中古の船でありません。 まして航空機は訓練不足で着艦も不安がある状態です。 そんな状態で、日本の海自相手に総力戦? 無いですね。 まったくナンセンスです。 中国内の河北辺りの軍閥か、重慶あたりの軍閥がクーデター起しますよ? 近代戦闘は数じゃないですよ? 陸戦ならまだしも。中国軍は日本のF-2 対艦番長に歯が立ちません。 これに対抗しうる空軍機がなくも無いですが、空母1隻に積載戦闘機が現状1機ですからね。 空軍は本土から飛んで来れませんし・・・ 空自はF-15で十分F-2を守れます。 http://www.youtube.com/watch?v=TfE3yXkkP2I 空自は空中給油可能なので、北海道の千歳から三沢・百里・小松・新田原と全力出撃可能です。 訓練基地の松島からもF-2で出撃可能です。 ですので中国軍が陸からJ-10を300機飛ばそうが、空自が本気になれば410機ほど投入可能です。 そうできないから、今度の沖縄県知事選挙のように、沖縄独立!なんて逝ってるキチガイが立候補してるんです。 クリミアのように出来たら楽ですからね。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます 勉強になりました☆

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.6

主権侵害行為ですから、撃ち落としても文句を 言われる筋合いはありません。 しかし、国際関係に正義はありません。 あるのは力関係だけです。 だから米国が石油の為にイラクを侵略し10万を 殺害しても、なんのペナルテーも課せられません。 イランの核武装はダメだが、米国やイスラエルの核武装は 当然だ、という理不尽がまかり通るのが 国際関係です。 そんで、中国機や中国艦船を攻撃して、中国が 反撃してきたらどうします。 中国は常任理事国ですよ。 国連は何もできません。 軍事費は日本の三倍もある、核保有国です。 そんな国を相手に戦争するつもりでしょうか。 領土が侵略されて悔しいのなら、軍事力をつける しかありません。 ベトナムは中国軍の攻撃により、南沙諸島の一部を 既に強奪されています。 70名以上の死者も出していますが、中国には 何も出来ません。 繰り返します。 国際関係には正義など存在しないのです。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます つくづく自分の身は自分で守るしかないんだなと思いました。憲法改正が必要と思いました

  • Epsilon03
  • ベストアンサー率24% (868/3495)
回答No.5

撃ち落としたならばエライ事に為りますよ。 中国はそれでなくても日本側が何かしら武力を行使すれば『宣戦布告と見なす』と叫いて居ますから、 軍事侵攻の口実を与えてしまうだけです。 尖閣諸島を勝手に「古来から中国の領土だ」と国際法も無視して叫いて居ますから、武力侵攻を正当化させてしまう 言い訳作りに乗ってしまう事に為ってしまいます。 万が一にも撃ち落としたならば、「やったー!」と勇んで尖閣諸島侵略作戦を開始するでしょうね。 ってその前に自衛隊は独自判断で勝手に撃ち落とす事等法律上出来ませんが。(笑) 何が「古来より」ですかね、中国(中華人民共和国)の建国は1949年10月1日ですから、太平洋戦争後なのに。(笑)

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます。中国の挑発にのらないことが現状の日本には重要ということなんですね とても勉強になりました。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.4

仮に日本が武力攻撃を行うと中国とすればしめしめ挑発に乗ったぞ、こちらも日本の船を一隻沈めてやるか、みたいに事態は発展していきます。なにしろ中国は尖閣は中国領土だと考えているわけですから。大変な事態ですね。 お互いが本当に戦争をする気がない間はその一歩手前で小出しにジャブを繰り返します。中国から出て来る船にしても軍艦ではありませんし、日本が出て行くのも(海上保安庁の船であって)軍艦ではありません。お互いに「自国領」と主張し合うジェスチャー/ポーズだけなのですね。 その間に日米、中国とも戦争の準備を行っています。でも小島を取り合うのに戦争をする気は少なくとも日米にはありません。オバマ大統領は尖閣は日本が管理している(行政権がある)地域と言ってくれましたが、今後は少なくとも集団的自衛権が国会で認められないと日米の連係プレーが封じられますのでまともな戦争は出来ません。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます とても勉強になりました。攻撃した後のことを考えると、攻撃しない、できないという状況なんですね

  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.3

>>相手が武力で攻撃しない限りは、たとえ侵入されても何もできないのですか?立派な主権侵害だと思うのですが。 そうです。だから、ロシアや中国であれば、主権侵害だとして、当然のこととして、航空機なら撃墜、艦船なら撃沈するでしょう。 ただし、日本が、そういう中国の挑発、領海・領空侵犯にたいして武力で対応したとき、過去の戦争と同様に、「日本軍が我々を攻撃したから戦いになった」という嘘を中国は世界に対して宣伝するでしょう。 日本は、昔から、そういう宣伝が下手ですから、本当は、中国が悪人なのに、日本が悪人に仕立て上げられることになったんですね。 韓国の慰安婦や中国の南京大虐殺も、日本の宣伝下手のために、本当の悪人は、中国人や韓国人なのに、デッチアゲの嘘で、日本人が悪人として世界にばらまかれたりしています。 とはいえ、実際のところ、独裁政権のようにスピーディな意志決定ができない政権だと、戦いに勝利するのは難しいでしょう。 憲法9条の改正も、集団的自衛権も認められず、グズグズしているような政府が、現代の電光石火のような敵の攻撃に対して、スムーズな意志決定はできないでしょう。 だから、侵入があっても「何もしない」という選択しか政府はできないんだと思います。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます。確かに有事の際には迅速な対応が必要ですよね。憲法9条が改正必要と痛感しました。

回答No.2

アメリカなら、1回の警告で即攻撃でしょうが。 日本では、法整備が出来ていなく、攻撃できません。 それを良いことに、中国は頻繁に領海侵犯を繰り返して居るのです。 全く卑怯なやり方ですね。 そもそも、尖閣諸島なんて海底に石油資源が眠っていそうだと言う、 調査報告が出てから中国領土だと主張し始めたものです。 之を見ても、昔の大中国、世界の中心と自負した中華思想は 何処へ行ったのでしょうね?

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます!

  • yonesan
  • ベストアンサー率25% (347/1368)
回答No.1

中国は尖閣諸島を中国領と主張しています。 でも自衛隊機を撃墜しませんよね。 お互い様です。 領空を通過するだけなら自衛権発動の三要件を満たしているかは微妙ですね。 実際、領空侵犯したロシア機を撃墜したことは一度も無いですし。 尖閣以外では公海上を飛行する分だけ中国機はまだ良いかもしれません。

momon39812
質問者

お礼

ありがとうございます。「お互い様」ですか。なるほどと思いました。勉強になりました。

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