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関数空間の閉包の話です。

関数空間の閉包の問題です。 記号として,Rは実数,Cは複素数として C(R)={f:R→C;連続} C_b(R)={fはC(R)の元;fは有界} C_c(R)={fはC(R)の元;fの台がコンパクト} のようにします。 このとき,C_c(R)の(C_b(R),d)における閉包はどのような関数の族であるか? 具体的にもとめよ。 という問題です。 dはsupノルムで(C_b(R),d)が完備な距離空間であることは示せました。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • muturajcp
  • ベストアンサー率77% (510/657)
回答No.2

R=(全実数) C=(全複素数) C(R)={f:R→C;連続} C_b(R)={f∈C(R);fは有界} C_c(R)={f∈C(R);fの台がコンパクト} BをC_c(R)のC_b(R)における閉包とする A={f∈C(R);lim_{|x|→∞}f(x)=0} とする f∈A とする 自然数nに対して関数 g_n:R→C を x≦-n-1..→g_n(x)=0 -n-1<x<-n→g_n(x)=(1+n+x)f(-n) -n≦x≦n.→g_n(x)=f(x) n<x<n+1..→g_n(x)=(1+n-x)f(n) x≧n+1...→g_n(x)=0 と定義すると lim_{x→-n-1}(1+n+x)f(-n)=0 lim_{x→-n}(1+n+x)f(-n)=f(-n) lim_{x→n}(1+n-x)f(n)=f(n) lim_{x→n+1}(1+n-x)f(n)=0 だから g_nは連続で x<-n-1又はx>n+1のときg_n(x)=0だから g_nの台は[-n-1,n+1]で [-n-1,n+1]はコンパクトだから g_n∈C_c(R) f∈Aだから lim_{|x|→∞}f(x)=0 だから 任意のε>0に対して あるK>1が存在して |x|>Kとなる任意のxに対して |f(x)|<ε/2 だから n>Kとなる自然数nが存在する x≦-n-1のとき|x|≧n+1>n>Kだから |g_n(x)-f(x)|=|f(x)|<ε/2<ε -n-1<x<-nのとき|x|>|-n|=n>Kだから |g_n(x)-f(x)|=|(1+n+x)f(-n)-f(x)|≦|f(-n)|+|f(x)|<ε/2+ε/2=ε -n≦x≦nのとき |g_n(x)-f(x)|=0<ε n<x<n+1のとき|x|>n>Kだから |g_n(x)-f(x)|=|(1+n-x)f(n)-f(x)|≦|f(n)|+|f(x)|<ε/2+ε/2=ε x≧n+1のとき |g_n(x)-f(x)|=|f(x)|<ε/2<ε 任意の実数xに対して |g_n(x)-f(x)|<ε だから |g_n-f|<ε ↓ f∈B ∴ A⊂B…(1) 逆に f∈B とすると 任意のε>0に対して |h-f|<ε となるh∈C_c(R)が存在する hの台はコンパクトだから |x|>K→h(x)=0 となるようなK>1が存在する |x|>Kとなる任意の実数xに対して |f(x)|=|h(x)-f(x)|<ε だから lim_{|x|→∞}f(x)=0 ↓ f∈A ↓ B⊂A ↓これと(1)から B=A ={f∈C(R);lim_{|x|→∞}f(x)=0}

  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.1

(C_b(R),d) の説明がありませんが、「C_b(R) に sup ノルムによる距離を入れて構成された距離空間」との理解でいいでしょうか? 以下、その前提です。 f(x) = 1 (恒等的に 1 )としたときに、この f は、 C_c(R) の閉包に含まれますか?( C_c(R) に属する関数の列で f に収束するものがありますか?) f(x) = exp(x^(-2)) ならどうですか? いくつか具体的な関数をいじると、「|x|→∞ のとき |f(x)| → 0 」かどうかが鍵だと見えてくるのではないかと思います。

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