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日本書紀、古事記ではなくもう一つの古代書物
日本書紀、古事記ではなく もう一つの真実が書かれた古代書物が あり隠蔽されたと聞きましたがなんという 書物だったか思い出せません。 それには日本の本当の成り立ちが書いて いると聞きましたが・・・
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- TANUHACHI
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No.3です。他の回答者様への追加的質問に関する内容です。 >なぜ古事記、日本書紀は真実味があると世の中では認識されているんでしょうか? これは『記紀』を過大評価しすぎともいえます。殊に『書紀』およびそれに続く『続紀』は藤原氏の正当性を補完するための材料ですから、その記述には注意する必要もあります。 具体的には別の史料との突き合わせに始まる「一つ一つの事象の出入り」そして「一方には記述のない理由」を更に別の史料に基づいてクリアしていく作業となります。ですから「古事記や日本書紀にはこう書いてあるから………」として鵜呑みにすることは決して許される行為とはいえません。 これは現在でも同じことで「当局にとっての不都合な真実」など書くはずもありません。では「竹内文書」などといった落書き程度のものをそのまま信じろというのは更にひどく、宗教と同じレベルです。 そも「日本の成り立ち」との話ですから、それは律令に基づく政治システムの移植実施を待つまでしかありません。それは奈良時代の文武・持統そして天武期となり、それ以前には国家システムは存在しません。法がないのですから明らかです。
- ultraCS
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#4です >なぜ古事記、日本書紀は真実味があると >世の中では認識されているんでしょうか? 天皇(倭の五王あたりから)の来歴などに関しては、傍証として同時期の中国の正史(宋書の文帝紀、夷蛮伝等)にある朝貢の記述とある程度整合していると考えられているからです。 中国の史書が周辺の蛮国である倭(日本)のことを書くのに飾る必要はありませんから、客観的な記述であると考えられています。 古史古伝では、神武以前、葺不合(ウガヤフキアエズ)朝などが書かれていますが、傍証がありません。
- hillomi
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はじめまして、 わたしは「うえつふみ」(上記、上つ記などと表記)だと思います。竹内文書は余りにも荒唐無稽です。「うえつふみ」は大変真面目な内容であり、かつ、古事記や日本書紀に比して情報量は膨大で、神代の百科全書などと言われたりしています。天文学、暦学、医学、農業・漁業・冶金等の産業技術、民話、民俗等多岐に渡っています。学会では偽書とされていますが、研究する価値はあると思います。 以下、ご参考に。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E8%A8%98 http://www.coara.or.jp/~fukura/uetufumidata/menu.php http://uetuhumi.web.fc2.com/
- ultraCS
- ベストアンサー率44% (3956/8947)
「先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)」かな、古事記、日本書紀と並び「三部の本書」とされています。 ただ、偽書説もあり、資料としては記紀よりはおちると考えられています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E4%BB%A3%E6%97%A7%E4%BA%8B%E6%9C%AC%E7%B4%80 なお、江戸時代に「先代旧事本紀大成経(せんだいくじほんぎたいせいきょう)」というのが登場していますが、こちらは明確に偽書とされています。 で、偽書については、「古史古伝」をキーワードにして検索されるのがよろしいかと
お礼
ありがとうございます。 さっそく調べてみます。 先に回答していただいた方の中で 竹内文書というのがきっと聞いたものだと 思います。 なぜ古事記、日本書紀は真実味があると 世の中では認識されているんでしょうか?
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
夜分に失礼します。お話しをうかがって幾つか具体的な書名が浮かびました。 『書紀』推古28年の是歳条および皇極4年6月条に聖徳太子なる人物と蘇我馬子による共同編纂事業として、『天皇記』『国記』の二書がそれぞれ編纂されそして乙已の変と共に焼失したとの記事が見えますが(但し、記述では『国記』は焼失寸前に持ち出されたとも記されています) 、それが実在した否かは確定していません。そしてあったとしても現状では散佚した状態です。 他に候補として挙げられるのは『帝紀』『旧辞』です。この両書は『記紀』のベースとなった天皇家および各豪族に伝わる伝承を記したものとされていますが、これらも散佚して現存してはいません。 他に考えられるのは鎌倉時代に成立したとされる偽書『未来記』です。これは平安末から鎌倉期にかけて登場する『伝暦』など幾つかの聖徳太子伝説をベースとした信仰とそれをを反映させたものとされています。
お礼
日本書紀、古事記すらまともに読んだことないのですが 竹内文書(←たぶんこれでした)の話を聞かされ真実なのか・・・・? 皆様詳しくて大変ありがたいです。 竹内文書からの視点だと日本書紀、古事記は偽書?というか 真実隠蔽の書物のようですがあってますか?
- m-jiro
- ベストアンサー率55% (92/167)
こんばんは 記紀以上に古いといわれる文書はいくつもあります。 有名なものでは、 九鬼文書(くかみもんじょ) 竹内文書 上記(うえつふみ) 秀真伝(ホツマツタエ) 東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし) などなど・・・・ netで検索してみてください。詳しい解説や原文があったりします。 ほとんどの歴史家は偽書として相手にしていません。 多くが神社に伝わったもので祝詞のような感じになっています。中にはアフリカの命(みこと)とか、オセアニアの命といった神様が登場するものがあり、少なくとも近代に加筆されたことは間違いないのですが、超古代のことも書いてあると主張する人もいます。
お礼
竹内文書だったと思います。 色々あるんですね・・・・・ 偽書扱いなんですね 確かに誰も真実は知らないですよね 大変参考になりますありがとうございました。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
「東日流外三郡誌」でしょうか。まともな研究者は偽書と認定してますが、信じてしまう人もいます。また中身が現代人好みなもんだから(現代人が作ったからね)、偽書と分かっていながら自分の作品に使う作家がいたりして。
お礼
ありがとうございます。 そいう名前ではなかった気がしますが 一応調べてみます。
お礼
竹内文書は余りにも荒唐無稽なんですね・・・ ネット検索だけで読んでないので詳しくはわかりませんが 教えてもらった知人がかなり信憑性があると言って 熱烈に語っていたもので・・・・・ うえつふみ 調べてみます ありがとうございます