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チアノーゼについて
座位時に末梢のチアノーゼが見られ冷感もありサチュレーションの測定もできない高齢者がいます。血圧も正常範囲内で自覚症状もありません。 臥床すると、すぐに改善していきます。それでもなかなかサチュレーションの測定は難しいです。 こういった症状は、どういう状態を表しているのでしょうか。心拍出力のもんだいなのでしょうか? 血液・心疾患の既往はなく、フロセミド20mgを服用中です。
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手指のチアノーゼが座位で出現し仰臥位で改善するという話なら、 手指の末梢の循環不全が原因と考えられます。すなわち、座位では手指に行った血液は、心臓に戻るのに手指から肩までの高さを乗り越えて心臓に戻る必要があります。しかし、高齢者では動脈硬化で手指あたりの動脈圧が低下しているので、戻りが悪くなり血流が停滞してしまいます。 酸素消費量は一定なので、より多くの酸素を血液から奪い取る必要があるので、静脈血の還元ヘモグロビン濃度が高くなります。よってチアノーゼが出現します。 が、仰臥位になると、流れがよくなり、酸素を組織に奪い取られる率が減るので、静脈血の還元ヘモグロビンが少なくなりチアノーゼが改善します。 イメージとしては、一分間に10個のパンを食べる子供がいます。 その子の前を、パンを乗せた皿(パン:酸素 皿:ヘモグロビン)が通っていきます。 一分間に20個の皿がその子の前を通るならば、その子がパンをとりあげて食べてしまう(組織が酸素消費をする)ので、その子の前を通った皿の半分はパンが乗っていない皿(還元ヘモグロビン)になってしまいます。 しかし、一分間に100個の皿がその子の前を通っていくならば、その子を通り過ぎた皿の1割だけがパンが乗っていない皿(還元ヘモグロビン)です。 チアノーゼは、還元ヘモグロビンの量が多い時におこる現象なので、前者ではチアノーゼが出現し、後者ではチアノーゼが消失します。 疑問をもつことはとてもいい事です。頑張ってください。
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- smi2270
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>心疾患の既往もなく。。 高齢者なので 今まで。。ではなく 今が 大切なんですよ ご自宅で 介護をされてるなら 病院を 受診されたほうがいいでしょうね ただし 施設等なら 看護師に相談するか 職員内で話し合い 受診してください
お礼
ありがとうございました
- over_the_galaxy
- ベストアンサー率25% (104/408)
あなたは誰?医者の卵ですか?老人ホームのヘルパーですか?いずれにせよ、人の命を預かる仕事の質問をここでするってのは、マズイと思いますよ。 私が「大丈夫問題ありません。加齢から来るものです」とか書いたらどうしますか?
お礼
ごめんなさい
補足
一理あると思います。 ですがここで質問をして得た意見を全て真に受けて実行に移す専門職はいないです。いてほしくはないです。 「大丈夫問題ありません。加齢から来るものです」とあれば、それだけではないと判断しますしそれが自分の必要としている答えではないのでスルーします。 確かに専門職が判断もできないのに質問をここでするならそれはあってはいけないことだと思います。 私は、この場はあくまでも「参考意見」と思って質問していますし、事前に文献などで調べた上で、尚この場で医学的・生理学的にどういう状態なのかを参考までに質問してみたという訳でした。 言葉足らずだったかもしれません。すみませんでした。 でも、ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 私は重力で血液が末梢まで送られヘモグロビンは運ばれるはずで、臥床するとその重力は分散されるはずだから、何故だろうと考えていました。 酸素が使用された後のこと、静脈血が戻って行きにくいというところまでは考えに及びませんでした。確かに還元ヘモグロビン量はチアノーゼと大きく関わっていますね。 大変わかりやすく、気づかされました。参考になりました。ありがとうございます。 他にも何かあるかもしれない可能性も考えて、チームで話し合って検討したい思います。