コンデンサーの極板間に入れた金属板に働くクーロン力
電池にコンデンサーをつなぎ、十分長い時間が経過したあと、その間に金属板をいれたとき、金属板に働くクーロン力のy軸に平行な成分の大きさはいくらか。という問題です。
解説には、金属板の上下表面に同じ大きさで逆符号の電荷が静電誘導によって生じ、両極版からのy軸方向の力が釣り合うため、静電気力のy軸に平行な成分は0になる。とありました。
クーロン定数をk, コンデンサーに蓄えられている電荷をQ(>0), 静電誘導により金属板に生じた電荷をq(>0), 金属板の上面(図のy軸の正方向を上とする)からコンデンサーの上側の極板までの距離をr, 金属板の下面からコンデンサーの下側の極板までの距離をRとおくと、金属板に働くクーロン力のy成分は kQq(1/r^2-1/R^2)となり、r=Rのとき(金属板がコンデンサーのちょうど真ん中にあるとき)にしか力が釣り合わなくなると思います。
どうして、「金属板の上下表面に同じ大きさで逆符号の電荷が静電誘導によって生じ、両極版からのy軸方向の力が釣り合う」と言えるのでしょうか。
ご教授お願いします。