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大学物理の勉強法について

i_am_a_godの回答

回答No.6

※ファインマン物理学はファインマン自身が書いたものではありませんけどね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6 基礎物理を元に自分なりに進めればいいと思います。 例えば、結局は量子力学なんて講義を受けても本当に理解できる人はいません。 教鞭をとっている教授すら完全に理解できていない分野です。 量子力学の導入ではシュレディンガー方程式を扱うことになりますが、実はシュレディンガー自身は式を立てた以上のことが説明できることからノーベル賞をもらうことになりました。しかし、なぜその式が成り立つのか?という根源的な理由がないことから、本質的に理解している人は「いない」はずである。 シュレディンガー方程式の正しさは全てが実験を説明できるということが論拠であって、量子力学についての議論は歴史的に数多くなされています。 同じようなものに解析力学が挙げられます。解析力学は実際の応用に関連した(演習などの)事項が少なく、概念の話がメインになります。 ということで、自分がどれに向いているかを考えるといいでしょう。 生命科学は実用性の塊の学問です。抽象論は少ないものであるので、私のような物理好きの変人になりたければ抽象的な物理学に入って行ってもいいでしょうが、多くは自己満足の領域です。それと、相応の数学力が求められます。(相対性理論なんかではテンソルなど、量子力学では超越関数や複素関数論、熱力学では電磁気学も基礎的事項として必要になり、電磁気学では波動方程式、グリーン関数などが出てきたりする。さらに深く考察すると非線形微分方程式やカオスなどに触れる。ちなみに相対性理論は本来電磁気学の問題から派生した学問である。) 実用性を考えるならば、力学、熱力学、統計力学、物理化学辺りを勉強するのがいいかと。

perrine_c
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、量子力学や相対性理論を学ぶことはロマンではありますが、それなりの覚悟が必要ということですね。 自分としても、全ての分野を習得するのは(現実的に)難しいと思っていますので、やはり実用性のある分野から先に勉強しようと思います。 物理学もそう簡単ではないという意見は、とても参考になりました。ありがとうございました!

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