連邦制国家の国籍について質問です。
同じ連邦制国家でもアメリカなどは州で分けられていますが、旧ソビエト連邦は15のソビエト社会主義共和国から構成されていました。
ソ連は国連安保理常任理事国でしたが、ソ連のみならずその構成国の白ロシアやウクライナまでもが国連に入っていました。
これは国連創立時にソ連がごねて、入ってやるからソ連邦と構成国それぞれに1票寄越せと言い張ったので仕方なくソ連に3票(ソ連+白ロシア+ウクライナ)与えた訳ですが、ソ連邦の国民はソ連国籍というだけではなく、日本における本籍の様にある者はソ連国籍かつ白ロシア国籍であり、またある者はソ連国籍かつラトビア国籍のようにどのソ連構成国に属するかも決まっていたのでしょうか?
国内がアメリカみたいに○○州で分けられている連邦国家の場合だと、ジョージ・ブッシュ(息子の方)はかつてテキサス州知事をしており、その弟のジェブ・ブッシュがフロリダ州知事だと言っても別に違和感はありません。
でも旧ソ連はロシア・ウクライナ・カザフなどの共和国に分かれており、当然この区分けはそこに主として居住している民族に基づいた物であるはずです。
もちろん最多数派のロシア人はあっちこっちにいたでしょうけど、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国はウクライナ人の国でエストニア・ソビエト社会主義共和国はエストニア人の国ということでしょうから、例えばリトアニア人がアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国の最高会議議長とか考えられないように思えます。
でもロシア人のブレジネフやコルビンがカザフ共産党中央委員会第一書記を務めたりしていたんですよね?
このあたりどうなっていたんでしょうか?
お礼
貴重な情報を早々に頂きまして、ありがとうございました。大変恐縮します。