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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:買収)

買収の仕組みと影響について

このQ&Aのポイント
  • 大企業が中小企業を買収する場合、その影響はどのようなものでしょうか?
  • 買収後、中小企業の残る部分はどのような状況になるのでしょうか?
  • また、買収における株式所有と純資産の関係について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • AR159
  • ベストアンサー率31% (375/1206)
回答No.1

質問者さんは、買収・合併・統合などの言葉がごっちゃになっているようです。 「買収」とは、ある会社(この場合中小企業B社)の発行済み株式の過半を買い取ることです。 会社(この場合株式会社のこと)というのは、株主総会で取締役を選任し、その取締役が経営にあたります。つまり発行済み株式の半分以上を持っていれば、自分の都合の良い役員を選任できて、結果的にその会社を自由にできるということです。 ではその株式を誰から買うかですが、B社は非上場会社なので株式の大部分はおそらくオーナー一族が持っていると思います。その株式をお互いがそれぞれ思惑があって売り買いする訳です。つまりB社のオーナーは自分の会社をA社に売り飛ばすことになります。 A社は高いお金を払ってB社を買ったのだから、その投資に見合うリターンを期待しますから、どんな形でB社からA社に利益を移転させるか考えます。この場合の利益とは、「お金」という場合もあるし、「技術」かも知れないし、「顧客や市場」かも知れません。 良い部分だけ取って後が残り物になるかどうかは、経営のやり方次第で変わります。B社を存続させてA社との連結経営の中でシナジー効果を出すか、B社から搾り取れるだけ搾り取っていずれ合併吸収するか、経営者の考え方にもよります。 B社の社員の処遇については、買収効果を出すために変更される可能性はありますが、あまり極端な不利益変更は出来ません。そんな場合は労働争議に発展する恐れがあるからです。しかし長い目で見た時には、A社社長の思う方向に進んでいくでしょう。 買収価格(=株式買取価格)は、非上場会社なので株式に市場価格がないため、定められた計算方法を使って算定しますが、時価純資産方式もそのうちの一つです。 1株あたりの時価額を算定し、その株式を過半数手に入れれば経営権を握ることになります。含み損益などを考慮しなければならないので、必ずしも純資産の半分にはなりませんが、概ねそれに近い金額になる可能性はあります。 ただし、どちらにしてもB社の株式を半分以上「売りたいと思う人」がいなければこの話は成立しないので、結局現在のB社の株主(おそらく経営者)の意向が全てです。

rei_rky
質問者

お礼

わかりやすいご説明ありがとうございました。

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