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2糖などにおけるα体やD体 存在する?
単糖、例えばグルコースやフルクトースなどでは α体、β体 D体、L体が存在するため α-D-グルコースなどのような名前になりますよね 一方、2糖や多糖なのですが マルトース、スクロース、ラクトースなどには 名前にα、β、D、Lがつきませんよね? これはなぜですか? これらの糖にはα体、β体、D体、L体が存在しないのでしょうか?
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ちょろっと 2-Carb を見てみましたが, マルトースには α/β を付けることができます. 例えば, 2-Carb では β-maltose = α-D-Glucopyranosyl-(1→4)-β-D-glucopyranose = α-D-Glcp-(1→4)-β-D-Glcp という例があります. もちろん α-maltose はどちらのグルコースも α になってます (ご丁寧に「β-D-maltose ではない」とも書いてある). 一方スクロースでは sucrose = β-D-Fructofuranosyl α-D-glucopyranoside = β-D-Fruf-(2⇔1)-α-D-Glcp (本当は「2⇔1」の矢印の横棒は 1本) となります. スクロースでは Glc, Fru とも還元性の部分で結合するので, この部分の α/β は自動で決まってしまいます. なので, ・慣用名に D-/L- は付けない ・α/β はフリーな還元端に応じて (必要なら) 付ける という認識でいいんじゃないでしょうか.
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- ORUKA1951
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>α-D-グルコースなどのような名前になりますよね α/βは何処で切れているかと言うことで、互いに入れ替わりますから関係ないです。 D/Lは、文字通り鏡像異性体で生活性は異なります。L-は甘みは多少あるけど基本的に利用されない 多糖類は、単糖が自由に回転しうるグリコシド結合で結びついた物ですから、それ自体にはD/Lは無関係ですが、構成要素であるグルコースは基本Dのみですから、ことさらそれを言う必要がないのです。まあ、すべてD-グルコースなり、D-フルクトースが結びついている ⇒グルコース - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9 )
お礼
回答ありがとうございます! ん~なるほどよく分かりました それと、参考にあげてくださったURLは便利ですね! こういうのがあるのまったく知りませんでした