朝鮮戦争は60年以上続き、なぜ終わらないのか？

質問

朝鮮戦争の勃発は1950年6月25日。1953年7月27日休戦。その後、講和条約が結ばれないまま60年以上も戦争状態が続いています。

国境付近で歩兵同士の小銃の撃ち合いなどのごくごく小規模な局地戦闘はしばしば発生します。しかし、戦車・戦闘機・爆撃機・ミサイル・イージス艦等を使った大規模な戦闘を伴う戦争は、両国ともにする気はないように思えます。

にもかかわらず、戦争状態を続けるのはなぜなのでしょうか？

講和を結ばない事にメリットがあるのでしょうか？
講和を結ぶ事にデメリットがあるのでしょうか？
戦争状態を続けたい理由があるのでしょうか？

これについて教えてください。
よろしくお願いします。

回答No.7

kawasemi60 · ベストアンサー

国際法にかなう条約とは国家と国家で結ばれる約束です。
講和条約も国と国で結ばれる条約。そもそも朝鮮戦争という
呼び方が適切では無い。朝鮮半島内乱と呼ぶが適切。

内乱において講和条約は有り得ない。
通常は停戦そして武装解除へと進めて統一政府を構成する。
半島においては武装解除の合意が出来ていない。

したがって停戦が続いている状態。国連でも内乱の戦闘行為
は禁止されていないので戦闘を警告無しで始めても違法で無い。
停戦を続けて自分たちの支配領域を堅固にしたい思惑で続けた。

お礼

なるほど。朝鮮戦争と呼んだりみなしたりしているのは外側の人たちで、中の当事者たちにとっては戦争ではないのですね。明快なご回答でした。

でもそうなると、解決の道ははるか遠そうですね。60年この状態が続いているのですから今後もそうなのかもしれませんが。

参考になりました。ありがとうございました。

補足

日本の首相は韓国とは別に北朝鮮に訪問するし、地図に国境も書いてあるし、「6カ国協議」などと完全に韓国と北朝鮮を独立した国家として数えているしで、他にも色々あると思いますが、とにかく両者ともに独立国家だと思っていました。

でも両者はお互いに相手を国家だと認めていないし、新たに独立を認めることもないということなのですね。

非常に参考になりました。ありがとうございました

回答No.11

PENPENMAKKY

講和を結ばない事にメリットがあるのでしょうか？
講和を結ぶ事にデメリットがあるのでしょうか？
戦争状態を続けたい理由があるのでしょうか？

両国共、内戦と認識しています
朝鮮人民共和国・大韓民国の何れもが自分こそが正当政府であって、もう片方は叛乱政府という扱いなんです

何故戦闘を再開しないのか？
実は兵力バランスが良すぎるんです
韓国の兵器体系はそもそも北に攻め込められるものではありません
一方北朝鮮は南を圧倒しうるだけの軍事力が無いんです
現状の睨めっこが精一杯

ただ、ここ最近そのバランスが崩れ始めています
韓国が日本敵視し過ぎて、日本の持ってる兵器が欲しいと対北には不要な兵器(対艦ミサイル装備の軍艦や運用に手間と時間がかかるF15など)を購入しまくっています。韓国は貧乏ですので兵器を買ったは良いが修理メンテナンス部品を買うお金がありません。その為１年もすると半分の兵器は動かなくなってしまうのです。戦力はガタ落ちです。そのバランスがそろそろ崩れてきてますが、北が南に侵攻したら世界中から非難され滅ぶ事になります。南が自壊してくれたら保護理由に軍事侵攻するでしょうね

お礼

ありがとうございました

補足

戦闘継続できない理由ではなくて
戦争継続する理由なんですが。

回答No.10

Mokuzo100nenn

＞朝鮮戦争は60年以上続き、なぜ終わらないのか？

戦争を終わらすには、自らの要求・欲望も抑えるなど、総合的な理性が必要だから。

お礼

ありがとうございました

回答No.9

princelilac

戦闘を継続できないのは、お金がないからに尽きると思います。朝鮮戦争は東西冷戦の代理戦争でしたので、それが終結したら継続は不可能です。北は金体制の維持のため、南は難民流入による経済破綻を避けるため、停戦はしても、統一はできません。民衆レベルでは統一をスローガンにする人もいますが、政治や経済のトップは今のまま分裂している方が都合がいいのです。

お礼

ありがとうございました

補足

戦闘継続できない理由ではなくて
戦争継続する理由なんですが。

回答No.8

hideka0404

>>え？「この前休戦協定が撤回されたから、60年以上戦争状態が続いている」とお考えなのですか？

■北朝鮮「休戦協定白紙」を宣言
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1100K_R10C13A3EB1000/
■朝鮮における軍事休戦に関する一方国際連合軍司令部総司令官と他方朝鮮人民軍最高司令官および中国人民志願軍司令員との間の協定
http://www.ourdocuments.gov/doc.php?flash=true&doc=85&page=transcript

シリアの内戦や、二つの中国と同じで「内戦の戦争」です。
その一方の当事者が、戦争再開を公言したので、まだ戦争中なんです。
これは、時間が経てば勝手に終わるものでもありません。

あおもあおも平和とは、一時期の安全だった期間を指すので、日本でも戦争していない期間は、まだ百年もありません。
江戸時代が三百年ちょっと平和だったのが最長です。

終わらないではなく、いつ再開するんですか？が正しい認識です。

お礼

ありがとうございました

補足

>戦争再開を公言したので、まだ戦争中なんです。

質問はなぜ60年以上戦争状態なのかです。休戦協定云々は戦争を継続するが一時的に休むという話ですよ。休戦協定撤回前も戦争中ですので、休戦撤回と戦争状態が60年続いていることは関係ありません。

>日本でも戦争していない期間は、まだ百年もありません。

戦争のない期間は関係ありません。ひとつの戦争の長さの話です。済みませんが質問をよく読みご回答するようお願いします。

回答No.6

Lupinus2

北朝鮮はアジアのお荷物とも言うべき貧困国です。
そんな国と一緒になれば、韓国経済は壊滅的ダメージを受けます。
ドイツも東西統一の後、東への支援のために経済は大混乱し、経済大国から赤字国家に転落しました。今でも地域格差があります。
ドイツですらそうなのですから、朝鮮半島の統一なんてできません。

北朝鮮も自国の政治体制が崩壊することは独裁政権からすれば望まないことでしょうし、
韓国経済がこれだけ発展していることを自国民が知れば、その時どうなるか想像もできません。
オリンピックなどで海外に行った選手が国外の様子を話すと、強制収容所に送られてしまうような国ですので。
北朝鮮経済が韓国と肩を並べるくらいに発展すれば統一への問題も少なくなりますが、
発展すればどちらの政治体制になるか、北に南が吸収されるか、南に北が吸収されるかという問題にもなり、
当然、どちらも譲らないでしょうから統一などありえません。

戦争を始めてどちらかが占領すれば統一できますが、
先に書いたように超絶的貧困国と合併すれば韓国は立ち直れませんから、やりたがりません。砲撃事件があっても開戦に至らないくらいですから。
北朝鮮はアメリカの後ろ盾がある韓国には勝てないでしょうから、北朝鮮が韓国を占領することも無理でしょう。
結局、どうにも出来ないということです。

お礼

私は講和をしたとしても統一などする必要はないと思うのですがね。

講和をしたら必ず統一しなければならないと考える人もいらっしゃるということですかね。

ありがとうございました

回答No.5

Ssddfree

簡単な話です。

最近の韓国、北朝鮮双方の状勢をご覧になれば明白ではないですか。

「民度の低さ」

これにつきます。馬鹿は馬鹿同士でけんかするし、際限がないってことです。

お礼

なるほど。
ありがとうございました

回答No.4

hideka0404

この前休戦協定が白紙撤回されたから。

お礼

え？「この前休戦協定が撤回されたから、60年以上戦争状態が続いている」とお考えなのですか？

…そうですか。
ありがとうございました

回答No.3

あずき なな（@azuki-7）

戦闘が終結すると米　露　中が困る

韓国に支援している米
北の味方　中　露

半島を統一したい北
北の属国にはなりたくない韓国
これが理由

お礼

ありがとうございました

補足

>戦闘が終結すると米　露　中が困る

戦闘は終わっていますよ。それはいいとしてなぜ困るのでしょうか？
理由を教えていただきたいです。

また、講和と統一の関係がわかりません。講和したら必ず統一しなければならないという前提ですか？

よろしくお願いします。

回答No.2

norikhaki

韓国、北朝鮮とも朝鮮半島は一つの国家であるという点では一致しています。

がそれぞれが自分たちが朝鮮半島の正当な政府であると主張しているので

休戦条約が精一杯なのです。

お礼

>韓国、北朝鮮とも朝鮮半島は一つの国家であるという点では一致しています。

え？そうなんですか？戦争は国と国の戦いですから、そもそも戦争ですらないということなのでしょうか。ただの内紛・内戦ということですか…。

ただ、それでも終わらせない理由になっているのかどうかわかりませんが。

ありがとうございました

回答No.1

Saturn5

朝鮮戦争はどちらかの圧勝であった訳ではなく、一進一退の攻防がありました。
たまたま、講話締結時の前線が３８度だったので暫定の国境とされただけです。

このような状況でよくあることですが、自国の国民は自分達の優勢を信じて
疑いません。ですから、講話に関しては有利な条件を望み、講話自体が
非常に難しいものとなります。

日露戦争の際にも、緒戦で勝った日本でしたが、戦争を維持する国力はありません
でした。しかし、国民は先勝を信じて疑わず、ポーツマス条約でほぼ五分の講話を
した小村寿太郎が犯罪者扱いされました。
小村寿太郎の正当な評価は猫ひろしの登場まで待たねばなりませんでした。

現在、軍隊規模を見れば、先軍手技をとる北朝鮮は韓国を圧倒しています。
しかし、基金や国家体制の不備で士気は下がっています。なにより、韓国には
アメリカという後ろ盾が健在なのに対し、北朝鮮はロシアという後ろ盾が無くなり、
中国のみが友好国となっています。
また、北朝鮮は軍隊あっての国家ですから、紛争相手がなくなると国家としての
存在基盤が無くなってしまうのです。
ですから、講話による停戦はできても終戦はできないのです。

お礼

すみません。理由を質問していたのですが、その回答にあたる部分がどこかわかりませんでした。講和の条件で合意できない状態が長く続いているということなのでしょうかね。

ありがとうございました