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なぜ日本人は「愛してる」を言わないのか
- なぜ日本人同士が「愛してる」を言わないのか疑問に思ったことはありませんか。恋人や夫婦同士でもあまり言わない理由は何なのでしょうか。
- 日本人同士は恋人や夫婦であってもあまり「愛してる」を言わないと言われています。代わりにどのような表現で愛の気持ちを伝えるのでしょうか。
- また、日本人同士は人前でキスや抱擁をあまりしないとも言われています。なぜそういった行動を控えるのでしょうか。
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>聞いた話ですが、日本人同士なら、恋人同士でも夫婦同士でもあまり「愛してる」をいわないとのことですが、ほんとうですか。 はい、本当です。 単にそういう習慣や文化がないのと、「愛してる」と言う以外に愛情表現の言葉や行動が多種多様に存在しているからだと思われます。 >それなら、相手に愛の気持ちを表す時、どうなさいますか。 日頃の行いで愛を表現したり、「好きだよ」と言ったり、家の中で寄り添っていったり、わざわざ愛情表現せずとも済んだり、色々です。 >ちなみに、日本人同士なら、人前でキスとか抱擁とかあまりしないそうですが、ほんとうですか。 本当です。 抱擁は、テンションが高かったり嬉しいことがあったりすると、勢いですることもありますが。 キスについては、まずしません。 やりたいなら家の中で二人きりでやればよろしいかなと思います。 こちらも、そういう文化がないから、ということが主な理由かなと思います。 キスについては、公共の(特に他人がいる)場ですると、はしたない行為だ、と捉えられます。 人前でキスしているのは、人前で衣服を脱ぎだしたり、下着を見せたり、そういう感じと同じに思います。(他の日本人も共通してそう思うかはわかりませんが、少なくとも私はそういうイメージです。) とりあえずキスは恥ずかしい行為となるのは確かです。
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- gooyskaao
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文化なんでしょうね。 愛してるなんて、まあ、ほぼ言わないですね。 逆に、すぐ愛してるなんていう人は、軽いって思われてしまいます。 愛しているっていうのは、ここぞ!って時です。 だから、お互いエネルギーがいります。 好きだよ。は比較的言うように変わってきたんじゃないでしょうか。 僕は妻に「かわいい」とか「ありがとう、感謝してる」とか毎日のように言います(愛情表現)。 「好きだよ」も毎日じゃないけど、思ったら、そんなに躊躇なく言います。 これは、世界はグローバル化して、それぞれの個人がいろんな文化に触れ、 考え方が多様化しているからだと思います。 ですから、日本人でも「好き」とか全く言わない人もまだ大勢いるでしょう。 そういう人はなにかの行動で示しているのだと思います。 何も言わず、さっと手を差し伸べる。寒い時上着をかけてやる。など。 高倉健の役のような、態度で示す愛情、っていうのもあるんです。 キスについては、外国のように気軽に挨拶でしたりしません。 付き合うとか結婚するとかすれば、家の中で挨拶のチューはすると思います(愛情表現)。 日本では、付き合ったカップルの性交渉度合いについて、 ABC(エー、ビー、シー)などと言ったりします。 Aはキス、Bは胸を触るなどセックスの手前、Cはセックスをしたことを意味します。 だから、日本でキスとは、いやらしい意味を多分に含んでいます。 日本の挨拶は、お辞儀をすること。 だから、シェイクハンドも基本しないので、ボディータッチも基本的になしです。 男性が女性に小指でも触れたら、セクシャルハラスメントで訴えて、勝てます。 ボディータッチでさえ、かなり心の打ち解け合えた仲間でなければ、やりません。 乱発すると失礼とか、軽い人とみられてしまいます。 ただ、東京とか人が多いところなら、キスしている人や抱擁している人いますよ。 非常にいやらしい感じで。 外国の方のようなフランクな、友達とか仲がいいとかそんな感じではやっていません。 見れば分かります。見てるとちょっと気持ち悪いです。 外国の方でもいますよね、ディープキスしている人、たぶんそんな感じです。
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ご熱心なご説明ありがとうございました。高倉健はわたくしの崇拝している日本人です。おかげさまで、関連文化がわかりました。
- rokometto
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日本人って言葉に出さなくても意思疎通することが美徳なんです。 「あうんの呼吸」とか「ツーカーの仲」とかいいますからね。 だから日本の男性って愛してるどころか好きも恋人にもワイフにもまずいいません。 日常生活の中の態度でそれを表現、体現していたいと思ってるんdネス。 でも最近コミュニケーション能力が総合的に落ちていて、態度に女性が気づかなくなったし、男性が分かりやすく表現することもできなくなってきました。 日本人にとってキスや抱擁はセックスの一歩手前のような扱いです。 人前で行うことはヌーディストでもないのに裸になるくらい恥ずかしいことだ、と思われています。 一方情熱的に抱擁する海外のカップルに対し「オープンだなあ」という憧れを持ってる人も多いです。 イタリア人みたいに片っ端から女性に声をかける積極性もうらやましいと思う男性、魅力的だと思う女性も増えてきました。 人間って国や文化に関係なく、自分に、自分たちに持ってないものを持ってる人たちをうらやましく感じるのではないでしょうか。 自分たちだけが持ってるものの価値に気付いている人は少ないです。
お礼
ご熱心なご説明ありがとうございました。この方面では日本人とまったく同じ考えをもっております。
- hirotan1879
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恋愛についてストイシズムが評価され、あからさまに自分の気持ちをOPENにするのを(不作法、下品)とする習慣が有るからです。 日本は儒教的伝統と封建社会の名残が長く生活を支配してきました。 祖父祖母の世代までの結婚は、両者の(家同士)の関係が、当事者の気持ちより優先されたため、恋愛の相手(好きな人)ではなく親の決めた相手と結婚して、 (好きな人と結ばれない気持ちを自制心で耐える) ことが美徳とされました。 時代は変わり 恋愛の末での結婚も増えましたが、少なくとも公の場では (未だお見合い結婚の人も沢山居るので)あからさまに自分の気持ちを交換するのは避ける習慣が続いています。
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ご熱心なご説明ありがとうございました。
- izumi044
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日本語には「含み」というものがあります。 俳句や短歌も全てを語っているのではないように、日本語は言葉で全てを表すのではなく、あえて言わない部分が存在するのです。 長年連れ添った夫が妻に 「天気がいいから、少し歩こうか」 と声をかけるだけで、十分に気持ちは伝わるのです。 「愛してる」という言葉はなくとも、愛されていると受け取れるのです。 相手の気持ちを汲む これが日本の文化だろうと思います。 手の動き一つ、目の動き一つからでも、相手の気持ちを汲みとろうとするのが日本人です。 相手をきちんと見つめているならば、そこに言葉はなくとも相手の気持ちはわかりますね。 (嬉しそう、楽しそう、イライラしている、機嫌が悪い、etc) これは、海外でも同じだろうと思います。 日本人は、それが日常にうまく溶け込んでいるので、愛を表す言葉が全てではないのです。 「愛してる」は言わずとも、それを受け取れるのが日本人です。
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ご熱心なご説明ありがとうございました。そういう日本人がすきです。
- kumagasukii
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育ってきた中で「愛してる」を使用しているのに慣れていないから、 「love」の気持ちを「愛してる」では表現しないということにあると思います。 日本では、好き(like)が大きく深くなっても、愛してる(love)という言葉を使うのではなく、 好きを強調して言ったり、別の言葉で補ったり言い換えて、表現します。 例えば、 (強調)大好き、 (補う)死ぬほど好き(あなたがいなくては生きて行けないくらい大好き)等。 映画や海外ドラマで、親が子どもに対して 「I love you」と言いますが、 日本では、親が子どもに対して「愛してる」より、 「大好き」「世界で一番大好き」等と、愛しているではなく、好きで表現します。 また、物なんかに対して「I love it!」と言いますが、 日本語に訳すと、「これを愛してる!」というより、 「これが大好き!」「これには目がない!!」等の方が日本人の感覚に合います。 だからか、私にとって恋愛での「愛してる」は、 どうもキザに感じたり、愛してるの言葉と気持ちになかなかぴったりきません。 愛しくたまらなかったり、ずっと一緒にいたいと結婚しても、 それが愛してるの段階に入ってると言われたらそうなのかとは思いますが、 好きで表現した方が、気持ちも入りますし、相手からも伝わってきます。 また、キスや抱擁については、その行為を人前でする文化ではなかったからです。 海外では、挨拶でもキスや抱擁をしたり人前でもその行為に慣れているのだと思いますが、 日本では、挨拶はお辞儀(離れてぺこぺこする)であり、 キスや抱擁は性行為の一環になり、人前では恥ずかしいのだと思います。 ただ、外国の文化が入ってきて久しいので、 人前でキスや抱擁を見かけることが多くなってきているので、 そのうちその行為が人前でも当たり前になるかもしれません。
お礼
ご熱心なご説明ありがとうございました。お気持ち大賛成です。
- gldfish
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なぜ「愛してる」と言う前提なのですか、逆に。そんな常識なんてありませんよ。日本人からしたら、それこそ不思議な質問です。 世界には様々な文化や習慣があるのと同じで、愛にも様々な表現があるのです。 それは必ずしも言葉とは限らないし、言葉で表現するにしても、白い雲を見て「雲が白いね」と言ってそれで完璧であるはずはない。気の利いた会話ってそういうものでしょう? >相手に愛の気持ちを表す時、どうなさいますか。 相手を労わったり、助けたり、楽しい時間・空間を共有したり、エッチしたり、ただただいつも側にいたり・・・愛し合う者同士でしか出来ないことにも色々あるとは思いますが、そういったことで愛は伝わらないのですか? 「愛してる」とさえ言えばそれで満足なんでしょうか。 いやいや、外国人だって違うでしょう。"I love you"と言ったって、浮気する人はしますし、別れる時は別れるでしょう? 愛は総合的に、相手の主義主張や性格も踏まえて、判断するもの。日本語の"I love you"に当たる「好きだよ」を言う日本人も中にはたくさんいるでしょうが、"I love you"なんてのは、単なるたくさんある手段の1つでしかありませんよ。そんな言葉だけでは何の判断材料にもならないです。
お礼
ご熱心なご説明ありがとうございました。
- jj225
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恥の文化だからじゃないでしょうか? 人前でキスとか抱擁はみっともない恥ずかしい行為とされています 狭い社会なのですぐに人の噂になります 恥を重ねると村八分といって村のコミュニティから締め出されてしまいます 昔は貧しかったので死活問題です 愛と言う言葉は難しいですね 性愛や自己愛なども愛ですし とても強い言葉なので口にする事がありません その代わり好きという言葉が好んで使われます 日本では愛よりも慈悲のほうが上とされているのではないでしょうか 個人的な愛よりも全体的な愛が上とされます これも個人では生きていけない貧しい国だったことと関係あるでしょう
お礼
ご熱心なご説明ありがとうございました。そうですね。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
>日本人同士なら、恋人同士でも夫婦同士でもあまり「愛してる」をいわないとのことですが、ほんとうですか。 はい、ほんとうです。なぜかというと、「愛してる」という言葉がもともと日本語にはない言葉だからです。 明治時代に開国となって、外国語を日本語に翻訳するという作業をしたのですが、そこで問題となった言葉のひとつが「LOVE」でした。日本語には「LOVE」にあたる言葉がありません。 そこで、仏教の言葉である「愛」という言葉と、古い日本語でmake loveを意味する「恋」という言葉をかけあわせて「恋愛」という言葉を作ったのです。 日本語を勉強していると分かると思いますが、日本語はとてもあいまいな言葉です。「I love you」は主語+動詞+目的語ですね。それがそろわないと意味が通じません。 でも、「愛してる」は目的語だけです。誰が誰を愛しているか、ちゃんと言葉にしていません。「となりの家の奥さんが、僕を愛している」かもしれませんよね? 恋愛の言葉は、自分の気持ちを表現することがとても大切です。でも日本語は自己主張に向かない言葉なので、恋愛のときも、日本人はあいまいな表現でコミュニケーションしています。 よく日本人は、「私の顔を見て、私がしゃべらなくても、私が何をかんがえているか察してください」と考えますよね?恋愛もそれと同じで、「僕が君のことが愛しているか、僕がしゃべらなくても、気づいてください」と考えるのです。 >日本人同士なら、人前でキスとか抱擁とかあまりしないそうですが、ほんとうですか ほんとうです。でも、アラブ人も人前ではキスや抱擁はしません。それと同じです。人前でキスや抱擁をするのは「はしたない」という価値観を日本人はもっています。 だから、若い人は人前でキスや抱擁をすることはあります。でも、老人はそれは「はしたない」と思っています。 外国人が、「おじぎ」をほとんどしないのと同じだと考えればよいと思います。
お礼
ご熱心なご説明ありがとうございました。まったく同感です。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
文化の違い。そんなことを普段言う習慣がないためです。日本人は相手を口説くときにしかそんなことは言いません。配偶者はすでに自分のものですから言う必要がないのです。
お礼
ご熱心なご説明ありがとうございました。
お礼
ご説明どうもありがとうございました。なっとくいたしました。個人的に日本人と同じ考えをもっております。いつか日本人になろうかなと思っております。 あらためて感謝しております。